2015年下半期のよかったアルバムまとめ
2015年7月から12月のまとめです。
1月から6月までのまとめはこちら
総評:
- J-Pop(一般)部門
- 《金賞》【娑婆ラバ】パスピエ (第一印象点:4.6)
- 《銀賞》【The Flowers of Romance】Mouse on the Keys (第一印象点:4.2)
- 《銀賞》【Dynamic Nature】NETWORKS (第一印象点:4.2)
- 《銅賞》【Le Berceau】mille baisers (第一印象点:4.4)
- 《銅賞》【empty words】箱庭の室内楽 (第一印象点:4.2)
- 《銅賞》【Talky Organs】People In The Box (第一印象点:4.0)
- 《銅賞》【AQ】印象派 (第一印象点:4.0)
- 《銅賞》【Organism - EP】Qaijff (第一印象点:4.0)
- 《銅賞》【Stop Your Bitching】I love you orchestra (第一印象点:3.9)
- 《銅賞》【WORKSHOP】OGRE YOU ASSHOLE (第一印象点:3.9)
- J-Pop(アニソン・声優・アイドル)部門
- Jazz(日本勢)部門
- Jazz(海外勢)部門
- 《金賞》【Mockroot】Tigran Hamasyan (第一印象点:4.9)
- 《銀賞》【Imagined Frequencies】Vahagni (第一印象点:4.6)
- 《銀賞》【Bridges】Adam Baldych & Helge Lien Trio (第一印象点:4.7)
- 《銀賞》【Synovial Joints】Steve Coleman & The Council of Balance (第一印象点:4.6)
- 《銅賞》【Live at Funkhaus Berlin (feat. Rodi Kirk & Samuel Dubois)】Aron Ottignon (第一印象点:4.4)
- 《銅賞》【Tomeka Reid Quartet】Tomeka Reid (第一印象点:4.4)
- 《銅賞》【The True Discoveries of Witches and Demons】John Zorn (第一印象点:4.4)
- 《銅賞》【Red & Black Light】Ibrahim Maalouf (第一印象点:4.4)
- 《銅賞》【Cuba: The Conversation Continues】Arturo O'Farrill & The Afro Latin Jazz Orchestra (第一印象点:4.3)
- 《銅賞》【Jog】Omar Sosa & Joo Kraus (第一印象点:4.3)
- 《銅賞》【Nueva Era】Daymé Arocena (第一印象点:4.1)
J-Pop(一般)部門
《金賞》【娑婆ラバ】パスピエ (第一印象点:4.6)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/10/18/214942
下半期のチート作。
やった、カワイイ。パスピエの最新作だやった。ただ可愛いだけじゃない、全世界規模のかわいさある。(略)fhanaを匹敵し凌駕するほどの名作量産機能に磨きをかけての世界規模の以下略。チートであります。チートすぎてどの曲が白眉だとか申し上げられないくらい錯乱してしまいそう
《銀賞》【The Flowers of Romance】Mouse on the Keys (第一印象点:4.2)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/08/31/210741
「今年発表されたインスト系ミュージシャンの2nd以降」明暗がっつり別れましたが、明のベストがこちら。
もっとガンガン来いよ!と一瞬思うのですが、なんどか聞いていると静かながらも高い緊張感とバリエーションがなにげに豊かで、これが正解だと思えてきます。サービスシーンは最後まで出さずに抑制が効いたまま終わります。
《銀賞》【Dynamic Nature】NETWORKS (第一印象点:4.2)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/19/235926
「今年発表されたインスト系ミュージシャンのはじめまして」のベストがこちら。
1曲目『Yas-rahGi』のギターが多重録音もしくはルーパーによる演奏でフレーズを重ねてひとり二役(フリップ&ブリュー)する豊かな表情と、(3+3+3+3+2)&(2×7)でごりごり押す『Gyoq』は快演。惜しむらくは(3+3+3+3+2)&(2×8)とかでフレーズが回り込んでずれ込んでいくようなあと一工夫が欲しいところ。『Sizq』では((2×7)×2=28)&(3×8+4=28)というあ荒業が聞けて前言撤回。よいよい。
itun.es
https://itunes.apple.com/jp/album/dynamic-nature/id1042191666?uo=4&at=10lqt2
《銅賞》【Le Berceau】mille baisers (第一印象点:4.4)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/06/223547
「今年発表されたインスト系ミュージシャンのはじめまして」の次点がこちら。
《銅賞》【empty words】箱庭の室内楽 (第一印象点:4.2)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/10/18/214942
安定のクオリティ。プログレ厨御用達系J-Pop。
empty words by Hakoniwa no sitsunaigaku on Apple Music
[asin:B013KUTP84:image]
《銅賞》【Talky Organs】People In The Box (第一印象点:4.0)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/10/18/214942
安定のクオリティ。
プログレ的にはJizueや箱庭の室内楽に比べるとずいぶん大人しめだけど、nhhmbaseじみたクールさ、クールなアンサンブルに溶け込む落ち着いたボーカル、控えめかつ引き伸ばされたバンプにも似た躍動感もチラリ。Yesの【海洋地形学の物語】を現代日本のポストロック風にしたような佳作。
《銅賞》【AQ】印象派 (第一印象点:4.0)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/09/23/231049
《銅賞》【Organism - EP】Qaijff (第一印象点:4.0)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/20/220317
ワンダー。音楽に出会うよろこび。
ボカロ音楽が2順3順した2010年代に象徴的で、かつそれが私の好みにハマった形でうれしい。今だからこその過剰っぷりはただ過剰なだけではなく、クラムボンのような音楽たらしめる底力(のさらに底にはプログレが流れている!)を持っておる。すてき。
《銅賞》【Stop Your Bitching】I love you orchestra (第一印象点:3.9)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/08/31/210741
バカバカしいけどゼンゼンバカじゃない!
ツイン・ドラム、ツイン・ギター、キーボード、そしてベースという6人編成だそうで。全編バカバカしいほどの勢いがあり、リズムも時にテクニカルで飽きさせない。ZAZEN BOYSが(スタジオ・アルバム作品では)もうやらなくなってしまった路線、収斂進化的にKing Crimsonでルーツ的にmassacre的…は言い過ぎた。
《銅賞》【WORKSHOP】OGRE YOU ASSHOLE (第一印象点:3.9)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/28/183021
サイケ系は地道に流行っているのかしら。
一曲目『ROPE meditation ver.』はピコピコテクノサウンドにエレクトリックギターが絡みつくマニュエルゲッチング方式の名曲&名演。待ってましたこういうのまってましたマジまってました is まってました。(略)2曲目以降、テクノサウンドは鳴りを潜め、サイケデリック?ガレージ?風の楽曲が続く。ゲッチングはゲッチンッグでもAsh la tempelに遡ったように。これはこれでよいものになっている。
J-Pop(アニソン・声優・アイドル)部門
《金賞》【3776を聴かない理由があるとすれば】3776 (第一印象点:4.5)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/20/220317
上半期の怪作。
これは珍作です、これは珍作です。南極に逃れたヒトラーがかの地で散華し灰となって雲となって世界をさまよ2015年に風水的な何かで富士山あたりで凝結して湧き出してきた水を飲んで発狂して生まれたクラウトロックのようだ。
《銀賞》【YOU ARE THE WORLD】ゆるめるモ! (第一印象点:4.5)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/31/134638
怪作ではないけど圧倒的力作。
奇喜愛楽メチャでハイ(メチャハイではない)であってもよくなったのは。奇喜サイドのメチャでハイ(メチャハイではない)な展開に心躍らせ、愛楽サイドの流れるような展開に心震わせる。音楽的に何でもありな多様性をアイドル歌唱で縛り上げて爆縮して爆発した。メチャハイもがんばれ。
《銀賞》【SHADOW CORPS[e]】妖精帝國 (第一印象点:4.4)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/09/23/231049
メタル染めで生きていく覚悟がキマったようで!
本作でついに(略)メタリック一本に染めてきた!わお。かつて、Babymetalが頭角を現してきた時に、対抗馬として妖精帝國のアゲたものの、(略)本作の全体的な雰囲気がDream Theaterの2nd【Awake】を思い出す暗く重たい作風。
《銀賞》【Splatoon ORIGINAL SOUNDTRACK -Splatune-】V.A. (第一印象点:4.5)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/19/235926
発売以来ずっとイカしてます。このブログの更新がおざなりになるのは当然・・・!!
イカゲーまじ神ゲー。ウデマエはSに上がったりA帯に落ちたりしつつ、A帯が身の丈に合う(いろんなブキやプレイスタイルを試せる)程度のイカですが、ID「autochan」(おうとちゃん)でフレンド随時募集中です。ラフな感じでタッグマッチとかしてみたいです。イジョウ、よろしくー。
《銅賞》【不謌思戯モノユカシー】sasakure.UK (第一印象点:4.2)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/31/134638
リズムだけじゃなく、メロディもハーモニーもイカした作品。
メロディ・ハーモニーだけではなくリズムも作曲対象に含まれている安心感。ミクロ/マクロにリズムが作曲されているからこそ、4拍子4連符の曲もドグマによってそうなったのではなく、意図的に必然性があってそこに落ち着いたと解釈できる安心感。
https://itunes.apple.com/jp/album/fukashigi-monoyukasy/id1055631974?uo=4&at=10lqt2
《銅賞》【カサナルケシキ】伊藤かな恵 (第一印象点:4.1)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/31/134638
制作陣に愛され系作品。
本作に収められているベタでシンプルで前向きな曲の数々は、幼いめで可愛げの個性にベストマッチしている。よい制作体制に恵まれているなあと嬉しくなるアルバム。
《銅賞》【Blooming!】内田彩 (第一印象点:3.8)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/08/31/210741
下半期の不意打ち。
まるで参加したクリエーター陣がわたし好みに一新されたような相性の良さ。びっくり。三森すずこさんの直近作とまでいかないまでも。『妄想ストーリーテラー』が白眉。プログレ厨的にはこの曲を30分引っ張ってもらってアルバム半分占めてもいいのよ
[asin:B010X8K8PK:image]
https://itunes.apple.com/jp/album/blooming!/id1015426846?uo=4&at=10lqt2
Jazz(日本勢)部門
iTunesのニューリリースに、過去作品の復刻版がたくさんあらわれた。過去の名盤がわんさか出てきちゃったら、今年の良作が相対的に押されてしまうのは必然・・・。
《金賞》【HANA】新韓楽 & トライソニーク (第一印象点:4.4)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/20/220317
極東勢ということで、この部門で。アフロアフリカ、中南米、中東、インドなどを拠り所/組み込んだミュージシャンが今ジャズ界隈で賑わいうなか、ついに極東からも匹敵しうるガチな音楽が現れた・・・。
Hana by Shin Kan Gaku & Trisonique on Apple Music
- YouTube
《銀賞》【Time River】挾間美帆 (第一印象点:4.5)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/06/223547
金賞級に好きな作品ですが、上半期金賞のdCprGに一歩及ばないので、銀。
技巧とエロさ(略)エレガントさを兼ね備え、高度な作編曲を凝らしながらも(略)偏執的にならないポップさ。曲ごとあるいは曲中ラージアンサンブル<-->スモールコンボ、オーケストラ<-->室内楽をダイナミックに行き来する大と小をミックスが醍醐味なんだい
Time River by Miho Hazama on Apple Music
https://itunes.apple.com/jp/album/time-river/id1036065941?uo=4&at=10lqt2
《銀賞》【エンド・フォー・ザ・ビギニング】菊地雅章 (第一印象点:4.5)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/19/235926
下半期の再発ものでベスト。
全体的に大好物です。
End For the Beginning by Masabumi Kikuchi on Apple Music
https://itunes.apple.com/jp/album/end-for-the-beginning/id1040956070?uo=4&at=10lqt2
《銅賞》【Anthology】木住野佳子 (第一印象点:4.5)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/09/27/210257
ただムーデーな雰囲気のJazzにはくたばらせて差し上げますわよと思いますが、ムードのあちこちに目を見張る作曲・演奏が散りばめられた快演がずらり。
Anthology - 20th Anniversary by Yoshiko Kishino on Apple Music
Waltz For Debby (by B.Evans) Yoshiko Kishino Trio - YouTube
《銅賞》【シンコペーション・ハザード】山中千尋 (第一印象点:4.3)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/08/31/210741
Syncopation Hazard by Chihiro Yamanaka on Apple Music
https://itunes.apple.com/jp/album/syncopation-hazard/id1012251110?uo=4&at=10lqt2
《銅賞》【エレクトラム】石川晶とカウント・バッファローズ (第一印象点:4.3)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/28/183021
再発の次点。'70年録音。
バリでバリバリのジャズ・ロック。一切の弛緩ないジャズ・ロック。現代版ジャズロックを名乗る若者を反吐で吹き飛ばしてしまうような力がパワフル。
《銅賞》【木曽】宮沢昭カルテット (第一印象点:4.1)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/28/183021
再発の次点。'70年録音。
John Coltrane&Pharoah Sanders風。と思ったのもつかの間、ドロドロバタバタとした即興世界へ入っていく『木曽』。平和な雰囲気でがちゃがちゃ騒ぎまわる『浅間』、比較的正統派なスピリチャル系『白馬』&『飛騨』の全4トラック。
Jazz(海外勢)部門
相変わらず第一印象点4.0以上がたくさんありまして、次点として列挙だけさせていただきあmす。
《金賞》【Mockroot】Tigran Hamasyan (第一印象点:4.9)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/08/31/210741
変拍子、ポリリズム、展開、尺、アドリブプレイ、エスニックさ、コーラスワーク、アコースティック/エレクトリックありとあらゆるプログレ厨に必要な要素がてんこ盛り。
《銀賞》【Imagined Frequencies】Vahagni (第一印象点:4.6)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/11/03/213226
Tigran Hamasyan、Vardan Ovsepianに続くアルメニアからの第三の刺客。当方にとって。単にストレートなスペイン風じゃなくて独特の霧がかった印象(略)1曲1曲がコンパクトすぎて、もっと、そのネタでもっともっときかせてくれよー、と刹那の快楽が苦楽共存しすぎてたまらない。
《銀賞》【Bridges】Adam Baldych & Helge Lien Trio (第一印象点:4.7)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/09/27/210257
マウロ・パガーニが地中海風にJazz/Rockしたパターンの、本作はポーランド版といえる快作だから。ヴァイオリンは派手な演奏で圧倒してくるわけじゃないけれど、細やかな奏法、ピチカート、和音、装飾音などが繊細なのがよい。(略)プログレ的要素、強烈なインタープレイは控えめにもかかわらずこんなに引き込まれるのは不思議ですてき。
《銀賞》【Synovial Joints】Steve Coleman & The Council of Balance (第一印象点:4.6)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/06/223547
凡百のなんかアバンギャルドっぽいやつは本作の前に吹っ飛んで霞んでしまいそう。(略)さらに、なんかアヴァンギャルドっぽいと雑に分類してきた音楽でもひときわの「何か得体のしれない理論がおこっている感」がたまらない。弦楽タイヤコーラスを含んだアンサンブルもよい。
Synovial Joints (feat. Steve Coleman, Jonathan Finlayson, Jen Shyu, Tim Albright, Miles Okazaki, David Bryant, Anthony Tidd & Marcus Gilmore) by Steve Coleman and the Council of Balance on Apple Music
https://itunes.apple.com/jp/album/synovial-joints/id980714259?uo=4&at=10lqt2
《銅賞》【Live at Funkhaus Berlin (feat. Rodi Kirk & Samuel Dubois)】Aron Ottignon (第一印象点:4.4)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/09/23/231049
テクニック×パワーで圧倒するタイプではなく、際どいリズムなところなど時々きいていてハラハラしたりもしますが、それは繊細な演奏×アンサンブル全体の音数の少なさと相まっての独特の緊張感となり心地よさげ。
Live at Funkhaus Berlin (feat. Rodi Kirk & Samuel Dubois) by Aron Ottignon on Apple Music
《銅賞》【Tomeka Reid Quartet】Tomeka Reid (第一印象点:4.4)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/11/03/213226
チェリスト(チェロを弾く人)Tomeka Reidがリーダーを務めるカルテット作。チェロは構造的に自由さを誘発する楽器なのかしら。
《銅賞》【The True Discoveries of Witches and Demons】John Zorn (第一印象点:4.4)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/11/03/213226
John Zorn先生のロック系作品が3,4作出た気がしますが、これがベスト。
ジョン・ゾーンらしい作曲/即興、暴力/冷静、クリーン/ノイズの諸要素がめまぐるしくてハードなロック。
https://itunes.apple.com/jp/album/true-discoveries-witches-demons/id1025197821?uo=4&at=10lqt2
《銅賞》【Red & Black Light】Ibrahim Maalouf (第一印象点:4.4)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/31/134638
2曲目『Essentielles』は下半期ベストソングの候補。
アビシャイ・コーエン(ベーシストの方)ほどの徹底的な禁欲・厳格性を追求せず、ほどよいポピュラー感で仕上げたバランス感覚に脱皮ん。
Red & Black Light by Ibrahim Maalouf on Apple Music
[asin:B018T39EHE:image]
https://itunes.apple.com/jp/album/red-black-light/id1038941032?uo=4&at=10lqt2
《銅賞》【Cuba: The Conversation Continues】Arturo O'Farrill & The Afro Latin Jazz Orchestra (第一印象点:4.3)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/09/27/210257
そんなミニマルっぽさがホットな南米にクールな刺激となって抜群のハーモニー。アレンジも緻密で抜かりはない。
https://itunes.apple.com/jp/album/cuba-conversation-continues/id1019617340?uo=4&at=10lqt2
《銅賞》【Jog】Omar Sosa & Joo Kraus (第一印象点:4.3)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/12/19/235926
電子寄り/ヒップホップ寄りの曲とアコースティック曲のギャップにやられる。
《銅賞》【Nueva Era】Daymé Arocena (第一印象点:4.1)
レビューエントリー:http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/08/02/181452
Jazzボーカルもので唯一の登場。Gretchen Parlatoの次にきた衝撃。
質素ながら緊張感の高い楽器隊に力強く粘りに粘る粘り腰のボーカルが響き渡る快作。
- 《次点》【Polytronic】LEX SADLER'S RHYTHM & STEALTH (第一印象点:4.4)
- 《次点》【Here Comes a New Challenger】Sidony Box & Gianluca Petrella (第一印象点:4.3)
- 《次点》【Lotus】Mike Moreno (第一印象点:4.3)
- 《次点》【D-Stringz】Stanley Clarke - Bireli Lagrène - Jean-Luc Ponty (第一印象点:4.3)
- 《次点》【Crisis】Amir ElSaffar Two Rivers Ensembles (第一印象点:4.2)
- 《次点》【Sounds & Cries of the World】Jen Shyu & Jade Tongue (第一印象点:4.2)
- 《次点》【We Are the Drum】Kendrick Scott Oracle (第一印象点:4.2)
- 《次点》【The Conduct of Jazz】Matthew Shipp (第一印象点:4.2)
- 《次点》【Winter Light (feat. Gebhard Ullmann, Thomas Morgan & Kresten Osgood)】Scott DuBois (第一印象点:4.2)
- 《次点》【Blossom Bells】Erland Dahlen (第一印象点:4.1)
- 《次点》【Kneedelus】Kneebody & Daedelus (第一印象点:4.1)
- 《次点》【the caveless wolf】Casimir Liberski (第一印象点:4.0)
- 《次点》【Paradigm Shift】Michael Janisch (第一印象点:4.0)
- 《次点》【Recondita armonia】Pablo Held Trio (第一印象点:4.0)