こぼればなし:全力系楽曲が好きな話
こぼればなし。
追記
- 今後、または過去に<全力系>などと言い出したら、このエントリーがそれをゆるく定義していると思って下さい。
いつの間にか定期エントリーの冒頭テンプレに追記した、J-Popの<個別楽曲採点方式>みたいな定型句。2016年終盤にかけて飽きてしまったのか使用頻度が減りました。1曲単位で<10点:名曲、3点:かなりい、1点:なかなかいい、0点:よい、ふつう、よくない、ころす>の印象点でお話する方式のこと。「点数付き」曲がどれだけあるかが、アルバム全体の印象を大きく左右する。そりゃそうだ。2016年のエースamiinAや竹達彩奈さんのアルバムは、ほとんどの曲が点数付きだったので絶好印象となったパティイン。というような話はおいといて。雑談エントリーです。本エントリーでとりあげた曲はすべて<10点 or 3点>です。の予定。
さて、【明日は君と。】麻倉ももを、脳内ブログ段階で、だいたい以下のような脳内をブログしていた。
Ryo(the SKYWALKERじゃないほう)からHoneyWorksへと受け継がれる、そういうベタで良い曲の系譜、その集大成的大曲。Ryo風の、HoneyWorks風のそういう曲を極端に茶化して戯画化してこういう曲が好きなんだろ売れるんだろという悪意まで感じられるほどに、うがったあれを感じなければ単純で率直な名曲。10点。どうせカップリング曲はそこからのギャップ感を演出するくだらない音楽になってるんだろう?となめてかかったら2曲めも普通にいい曲になってる。1点。この調子でアルバムまで拡大していただければ言うことなしじゃない。『明日は君と。』級強度の音楽は3曲聴くともう精神がカリカリの日焼けしてしまうので、適度かつ適切に(つまり1点級の佳曲)織り交ぜてもらえばと思います。。
念のため…と禁断のグーグル先生してしまったら
表題曲・カップリングともにHoneyWorksが楽曲を提供
あっ。こういうのが怖いからブログは書ききって公開しきるまでググっちゃいけないのに…。というわけで脳内ブログをリライトしたら
単純で率直な名曲。10点。2曲めも普通にいい曲。この路線が拡大されるならアルバムは大いに期待できる。
とてもシンプルなことになり、めでたくボツとなりました。なんじググってはならぬ。無知&思い込みの状態で書ききるべし。
さて、<みんなが紅顏赤面してしまうようなあまりにベタでやりたがらないことを音楽的腕力と精神的厚顔力で正面から全力やってのけるやつ>の系譜としてのRyo~HoneyWorks。
Ryo氏といえば、幸か不幸か代表作・出世作『メルト』(10点)が発表された当時、まいばんまいばんニコニコ動画の音楽カテゴリーのランキングをチェックしてボカロ曲をききあさって(は脳内ブログに批評したり。リアルブログはほとんど書いていない)いた時期だったため、なんだこの全力のチュウニ感あふれる傑作は!?とショックを受けたことを思い出します。本曲で思い出しました。ありがとう、くそやろう。
おもわずくそやろうなどと言ってしまったのは、逆にあまりにベタでやりたがらないことをやらない方向に斜め後ろ向きに全力を注いでいる、ようにきこえた、あの憎たらしい男声バンドのアルバムを(図らずもなんども聴いてしまったことを)思い出したからだ。名曲を量産する力量がありながら。ゆるすまじ。
それはさておき、J-Popのメインストリームで前向きな全力精神を発揮していたミュージシャンいきものがかりが活動休止というのはちょっと寂しさがあります。そこで主に音楽を担当していたかたには、the Indigoの田岡美樹さんをボーカルに迎えてちょっとちがうかかりをはじめて頂きたく。
力まず自然体で素朴ながら芯の強いすてきな歌い手…うっとり。3点。the Indigoもドリカム体制で始まってなんだかんだみたいな経歴がありますしおすしやすしがたし。
メインストリーム圏、最後の希望はSilent Siren。
Kawaii。10点。
サブストリーム圏では、fhánaが好調をキープ、ufotableが復調の兆しをみせました。nano.RIPEが2人のメンバー脱退によりどう展開するか期待。藍井エイルさんの事実上の引退は悲しい。SACRA MUSIC*1の代表メンバー入りもあっただろうに。
2016年全力赤面紅潮絶好調な代表曲は『Good luck for you & me』でしょうか。10点。
@@『Good luck for you & me』動画なし@@
再発盤の『リンクス』も10点。
シリーズ物で良曲ずらりなのは「SHOW BY ROCK!!#」シリーズ。「シンフォギア」シリーズとおなじく、各キャラソンが別売りでつらい。キャラソン集ってアルバムにまとめてもらえれば年間Top10も現実的な粒ぞろいなだけに。あと、シングル盤は本ブログでとりあげない方針と相性もよくないから。
シンフォギアシリーズでは第1シーズン『繋いだ手だけが紡ぐもの』や第2シーズン『教室モノクローム』に注がれた10点ゲットだぜのパワーが、第3シーズンは『おきてがみ』に移っていて、ちょ、おまって思いましたか?Yes思いました。
@@『繋いだ手だけが紡ぐもの』動画なし@@
@@『教室モノクローム』動画なし@@
@@『おきてがみ』動画なし@@
それはさておきSHOW BY ROCK!!#シリーズで印象的だったのはクリティクリスタの『放て!どどどーん!』が10点の名曲。
Aメロの入りからして名曲の予感がびんびん。唐突かつ変則的なサビの頭もインパクトがつよい。つよい。それは奇しくも同時期の『灼熱スイッチ』(3点)と類似のパティン
また、「どーん、定型句、どどん、定型句、どどどん」と定型句を挟んで1,2,3と尻尾が増えてく構造はX-legged Sallyの名曲『eddies』『dum dum』パテン
イイ…! J-Popじゃないので点数対象外だけどあえてつけるなら100億京点……!!
前半『eddies』は「どん、ぱらりら、どんどん、ぱらりら、どんどんどん、ぱらりら、どんどんどんどん」で、後半の『dum dum』は「ぱらりらどん、ぱらりどんどん、ぱらりらどんどんどん」。
X-legged Sallyの初期2作品(【Slow-Up】【Killed By Charity】)はみんな聴いたほうがイイ…!
脳内ブログやリアルブログを書いている途中でも実際はこんな具合にてきとーに話題がそれてって、それながら所持音源を聴いたりYoutubeを見て回ったりしています。そういうのが楽しかったりしますやつのロールプレイでした。
最後まで読んでいただきソンジャーネー
https://itunes.apple.com/jp/album/ming-riha-junto/id1167464003?i=1167464025&uo=4&at=10lqt2