怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

2016年4月に聴いた(2):fhana/やなぎなぎ/Maartje Meijer/南波志帆/Murray Allen & Carrington Power Trio/Eric Revis Trio/Chick Corea & Makoto Ozone/Jonathan Levy/Snarky Puppy/KASHIWA Daisuke/あゆみくりかまき/最終未来兵器mofu/杏奈 from ANNA☆S/i☆Ris/でんぱ組.inc/小谷美紗子

本エントリーは、聴き始めた当時4月中旬に書いたものから、このブログエントリーをあっぷする当日に書きだした・書き足したものまで継ぎ足し継ぎ足しした挙句に順番を入れ替えたりしてるので、自分でも何が書かれているのかよくわからなくなりつつあります。そういうもんです。アルバムに関するネタバレが含まれるかもしれませんが、本部への通報だけはご容赦ください。

第一印象点はだいたい1.0(そっとじ)、2.0(いまいち)、2.5(ふつう)、3.0(よい)、4.0(とてもよい)、4.5(傑作)みたいなフィーリングです。オススメ印はシェフが気まぐれているとお考えください。

What a Wonderful World Line】 fhana ★オススメ★

でました。fhanaの2ndアルバム。

J-Popの場合、1曲1曲独立評価で

  • 10点:かみきょく
  • 3点:かなりよい
  • 1点:なかなかよい
  • 0点:まあまあ/ふつう/あまりよくない/苦痛

で点数付けし、アルバムの総特典が10点以上ならば全体の印象点3.0、みたいなところがあります。例外は無限にあります。

で、nano.RIPEはシングルアルバム全曲が1点(たまに3点)を出してくる良曲量産機で、fhanaはシングルアルバム全曲が3点を出してくる名曲量産機、という位置づけ。品質が高い反面均質的でこの曲グンを抜いてすごい10点うひょーという驚きは得られない側面ある。そろそろ「メタルへ舵を切ったときの妖精帝國」みたいな変化が欲しいと思うことも。1曲目からインスト部分のちょっとイカしたベースなどを始め、器楽方面の充実も見られ、さらなる冒険に旅立つ準備と技量は整っているのではと想像がふくらみます。それくらいの飽和状態を感じる。

余談ですが、Apple Musicを使うようになって、Amazon MP3 Musicで買う→iTunesにエクスポートされる→Apple MusicのiCloud Playlistへアップロードされる→マスタ機以外のマシンやiPodでダウンロードすると、違う曲にすり替わっている事故がまれに起こります。0.2%くらい。アルバムの途中で変な曲が流れだし、なにごと!?とその場でiPodでスキップして、後日マスタ機ですり替わりが起こっていることを確認することがありますね、あれ困りますね。*1

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→第一印象:4.4(5点満点)

https://itunes.apple.com/jp/album/what-a-wonderful-world-line/id1100137341?uo=4&at=10lqt2

【Follow My Tracks】 やなぎなぎ ★オススメ★

J-Pop。やなぎなぎさんの3rdアルバム。もうJ-Popについてはこういうレビュー記事の冒頭にお決まりとして書かれるディスコ/バイオグラフィをぐぐるのをやめてしまった中で、ソラで3rdアルバムだ、と書けるのは好きだからにほかなりません。

なにがすきかって、もう毎回書いている気がするのですが、書いてないかもしれませインが、きっと書いているという前提で、そしてこれを読んでいる人はなぜか過去ログに精通しているという前提で。ボーカロイドの神調教ってあります。歌のいちおんいちおんに、発音の強さ、息の強さ、声の明るさ、口の開き方、ビブラートの深さ・幅などていねいに作りこんだ執念のことです。Yか先かXが先かですが、Y=好きなったボーカリストはまるで神調教を聴くように吸い込まれる/X=神調教されて吸い込まれるようななボーカルが好きになる→やなぎなぎさん。人類はかつてブルースを克服し、近年はアフリカン/Jazz/ラップ等のリズムも克服しつつある。克服とはざっくりいうとMIDI化できるようになった。しかし、(次のやなぎなぎさんのアルバムが出た時につづく)

さて、本作でも過去作同様、なんらかしらの番組の舞台設定に<寄り添った>作編曲になったキャッチーな曲と、なぎさん自作による内省的な曲の組み合わせの妙は健在。本作には(初回版だけ?)ボーナスディスクが付属していて、過去の<寄り添った>側の代表曲を新編曲で収録している。これがまたよい。なんなら、アルバム本編の<寄り添った>側の曲もすべてアルバム用に再編し、オリジナル版をボーナス・ディスクにしたらいいじゃないと思う好演。


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ちなfhana方式でいうと、10点曲は『ユキトキ』のみなんですよね。

www.nicovideo.jp

→第一印象:4.3(5点満点)

【Inner Circle】 Maartje Meijer ★オススメ★

itun.es

Jazz。ボーカルもの。

「Inner Circle」の名を冠した作品は良作の法則。しかし類例がぱっと思いつかないので気のせいかもしれない。そういうこと言うのはせめて自分のiTunesライブラリやグーグルに検索してからにしておくれと苦情を申し上げたい。自分に。

「器楽はジャジーな編成で、声は太めながらリラックスした女声」な J-Pop 例をいくつか思い浮かべると、おおむね「あまり好きじゃない」とはじき出されました。本作の「けっこう好き」との差はいったいなんだろうと思いました。デジャブかな、これとほとんど同じことを過去に書いた気がするし脳内に書いただけかもしれないし夢かもしれないし。器楽隊があるいはボーカリストを引き立てるための背景ではなくガチなのと(J-Popとの違いかも)、BeatlesPink Floydやその他フォーク系を思い出させる古き英国風のメロディも、おなじ英国人として懐かしさを感じるのかも。

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→第一印象:4.0(5点満点)

[asin:B01BLKI02W:detail]

【meets sparkjoy】 南波志帆

J-Pop。南波志帆さんの最新作。南波志帆のことを活かし方よく知っているのは南波志帆さん本人じゃない説、他の人とコラボレーションしたりゲストで呼ばれたりした時の南波志帆さんは魅力がすごいよだけど、本人名義になると影を潜めてしまう現象。そろいもそろってぐっとくる曲がなく、fhanaさんとこで記載した楽曲個別得点方式でいえば全曲0点トータル0点なのですが、かわいいは正義なのでオールオッケーなのです。かみきょく10点がひとつとそれ以外0点のトータル10点でも、0点群の印象がよくなくて、最終的な第一印象点は低めなんてこともよくありますし。あ、いや、オッケーじゃない、ほんとは可愛い+曲が良いが望ましいから。すき。

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→第一印象:3.0(5点満点)

meets sparkjoy

meets sparkjoy

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https://itunes.apple.com/jp/album/meets-sparkjoy/id1098071198?uo=4&at=10lqt2

【Perfection (feat. David Murray, Geri Allen, & Terri Lyne Carrington)】 Murray Allen & Carrington Power Trio

https://itun.es/jp/KBVobbitun.es

Jazz。はじめまして。アコースティックトリオ作。

  • David Murray Arranger, Clarinet (Bass), Composer, Primary Artist, Producer, Sax (Tenor)
  • Geri Allen Arranger, Composer, Piano, Primary Artist, Producer
  • Terri Lyne Carrington Composer, Drums, Primary Artist, Producer
  • Craig Harris Trombone
  • Charnett Moffett Bass (Acoustic)
  • Wallace Roney Trumpet
http://www.allmusic.com/album/perfection-mw0002925972/credits

フリー・ジャズ風。本ブログでフリージャズといったとき、おおかた、なんか自由な即興っぽいジャズを指すのだけど、本作はOrnette Coleman風の、といった意味合いが強い。フレームはいっけんビバップなんだけど、中身はなんか奇妙で、よくみるとフレーム自体も変形しているタイプ。シビアな演奏と素っ頓狂なフレーズのギャップがよいタイプ。ギャップもえ。

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→第一印象:3.6(5点満点)

[asin:B01D3XC79C:detail]

【Crowded Solitudes (feat. Kris Davis & Gerald Cleaver)】 Eric Revis Trio

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Jazz。はじめまして。

  • Kris Davis: piano;
  • Eric Revis: double bass;
  • Gerald Cleaver: drums.

フリー・ジャズ。冒頭こそ乱交めいた交錯交歓が繰り広げられて楽しいが、以降は静けさやタイプなのでちょっとダルげ。静けさやタイプのインプロは奏者へ感情移入ぐーっとしていかないと楽しめないので。最終曲の後半は、ベースが執拗にミニマルフレーズをキープする上で各者が邪悪な儀式を執り行う展開は熱い。

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→第一印象:3.7(5点満点)

【Chick & Makoto -Duets-】 Chick Corea & Makoto Ozone

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ピアニスト、チック・コリア小曽根真、と、ときどきヴィブラフォン奏者のゲイリー・バートンの即興セッションを集めた盤。チック・コリア上原ひろみの即興セッション盤もありましたが、ピアノ×ピアノのカップリングは本作も含めて絶頂には達しなかった印象。ピアノは一人で全音域をカバーできる「ぶっ壊れ」楽器なので、複数台が自由に鳴らしてしまうとあっというまに飽和してしまう。音響面を配慮するなら譲り合いや分担が生じる。それを濃密な音楽的会話とするならとても高レベルな収穫が得られるともいえるけれど、わたくしとしてはピアノは思う存分暴れて欲しいのでこれは高得点にはならない。そういうかんじ。本作では一部ゲイリー・バートンが加わることでさらにまったりしてしまうのも欠点。ビブラフォン倍音が強いのでさらに窮屈になる(・・・はこじつけか。ぼやっとしたビブラフォンとぴりっとしたピアノは別レイヤーとして共存できるから)。

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こちらはコリア&上原ひろみ
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→第一印象:2.5(5点満点)

[asin:B01E84XD84:detail]


【YONATAN】 Jonathan Levy

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Jazz。イスラエルのギタリストJonathan Levyのリーダー作。

  • Jonathan Levy Bass,Guitars,Keys,samples,Percassion
  • Jordan Perlson Drums,Percassion
  • Shai Mastro Piano

いわゆるなジャズギター。エレクトリックだけど歪んでいないギター。冒頭が『Peace』(King Crimsonだよ!)のようなピースフルな雰囲気で、この次は当然『Pictures Of A City』(King Crimsonだよ!!)のような荒々しい曲にちがいねえ!!と思いきや、クール目な展開が続いてエア肩透かされる。関係ないけど「えあかたすかされる」って発音するときの口内感覚おもしろいね(King Crimsonじゃないよ!!!)。で、随所にちらちらあらわれる、いわゆるなジャズギターじゃない音を繰り広げるところがいちいち面白い。比較的オーソドックスな、平和なテーマとじわっと白熱するアドリブがここちよい『It's My Song』が白眉だったりする。名手シャイマエストロが活きるとわたしもうれしい。

→第一印象:3.8(5点満点)

[asin:B01DPT291K:detail]




【Last SQ】 V.A.

Soundtrack。XXXX SQシリーズの総集編。

スクエア社外のミュージシャンによるアレンジ・コンピレーションアルバムとしてPE'zの華々しい演奏で幕を開け、驚きと瑞々しさに溢れた初代【Love SQ】は(わたしのこころのなかの)人々に喝采とともに迎えられた。以降は自己便乗の域を超えない作品が続き(わたしのこころのなかの)人々の関心は徐々に離れていった。そんななかリリースされた【Cafe SQ】は、コンセプトの明確化、強いアレンジ、演奏の質、斬新さが(わたしのこころのなかの)人々の心を再び掴み、SQ熱を再燃させた( http://derutcarf.hateblo.jp/entry/20120124/1327420728 )。以下略。というわけで、SQシリーズのいいとこやそうでもないとこどりし再構成された編集力が光る作品。これが気に入った、これはイマイチと分類して、気に入ったが多い曲の数が多い出典作にあたってみればよいとおもいます。

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→第一印象:3.8(5点満点)

【Culcha Vulcha】 Snarky Puppy

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Jazz。直近作【Family Dinner, Vol. 2 (Deluxe)】がとてもよかった(http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2016/03/21/211241)、Snarky Puppyの新作が早くもお届け。

  • Michael League - bass, Moog bass, ukulele bass, handclaps, keyboards, & nylon-string guitar
  • Justin Stanton - keyboards
  • Bill Laurance - keyboards
  • Cory Henry - keyboards
  • Bobby Sparks - keyboards
  • Shaun Martin - vocoder & talkbox
  • Bob Lanzetti - guitars
  • Mark Lettieri - guitars
  • Chris McQueen - guitars
  • Jay Jennings - trumpet & flugelhorn
  • Mike “Maz” Maher - trumpet, flugelhorn, & vocals
  • Chris Bullock - tenor sax, bass clarinet, flute, alto flute, & keyboards
  • Bob Reynolds - tenor sax
  • Zach Brock - violin
  • Nate Werth - percussion
  • Keita Ogawa - percussion
  • Marcelo Woloski - percussion
  • Robert "Sput" Searight - drums
  • Larnell Lewis - drums
  • Jason "JT" Thomas - drums

前作の圧倒的お祭り感がすっかりなくなってしまい、クールなBGM集になってしまった感でちょっと残念です。

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→第一印象:3.0(5点満点)


【program music Ⅱ】 KASHIWA Daisuke

J-Pop/テクノ。はじめまして。program musicという題名から察するに、打ち込み系の音楽。つまり本ブログの分類ではテクノ。中身は上品なBGM集で、本作を「架空のゲームのアレンジアルバム」と位置づけた場合、比較的平和なファンタジー世界の日常系・ラブコメ系アニメ、か。ゲームと言ってるそばからアニメになるのはお許し下さい。あ、ゲームならアトリエシリーズみたいな。最近は日常系といえども中略(憶測)なので、何かドラマチックな派手な極端なシーンがあればよかったかなあと思います。

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→第一印象:3.1(5点満点)

program music Ⅱ

program music Ⅱ

  • Virgin Babylon Records
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あゆみくりかまきがやって来る!クマァ!クマァ!クマァ!】 あゆみくりかまき

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J-Pop。

出だしの『スターライトジャンボリー』で、BeatlesオマージュなパートからナウなJ-Popへ経過部なしに切り替わり一瞬で50年時空を超えるの体験あるアハ感すごアル。この調子て徹底的に時空を往復ザッピング交錯混濁するような実験作だったらマジ鼻血止まらじだったかもしれないが、そうではなかったのは残念。『All You Need Is Love』風の無骨な7拍子からDream Theaterばりのモダンな7拍子メタルへ変容するとか、『エレクトリック・ダンス・Revolution #9』とか、『Come Together』と『Cat Food』(King Crimson)を合体&高速化するとか、あるいはインドかぶれじゃないガチなインド音楽にかぶれて「これはいいティハイですね」とインド人をびっくりさせるとか、なにか徹底的にレトロ&フューチャーにフォーカスしたアルバムだったらよかったなあと妄想が捗る1曲め。そういうの既存曲にありませんか?あったら教えて下さい!!なければ私が作りますので、一生音楽制作に没頭出来るだけの十分な資金を一括で振り込んでください!!!><><><><>(インド音楽は無理ですニコニコブーン)

・・・という妄想期待値に対する現実、という意味での印象点1.5ですごめんなさい。妄想なしでの絶対評価なら2.0とか。

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→第一印象:1.5(5点満点)

【賛否両論】 最終未来兵器mofu

J-Pop。賛否両論なんて名乗るからには、さぞかし、ふと思い出されるのはミドリとかBiSとかのような「あ、まじでこれは賛否両論まっぷたつに別れる系おんがくだわ、まじ、で、わりとまじで。」と思わせる作品なんだろうなあ?あーん?(おーん?のほうがモダンかもしれない)と心のリーゼントをにょきにょき伸ばしてしまいます。しかし内容は、ポップスの範囲でいろいろな曲調があるとはいえ、賛否両論を巻き起こすような過激さはぜんぜんなく。もしかして、非音楽的な、音源の外の世界で何かを巻き起こしているのでしょうか?ちょっとググりかねます。

・・・リーゼントをにょきにょきに対する現実、という意味での印象点1.5ですごめんなさい。妄想なしでの絶対評価なら2.0と
か。

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→第一印象:1.5(5点満点)

[asin:B01DT9ZMXS:detail]

賛否両論

賛否両論

  • 最終未来兵器mofu
  • J-Pop
  • ¥2444

【自由自在】 杏奈 from ANNA☆S

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J-Pop。ハツラツとした女声がいきいきと歌うアルバム。過去ログのどこかで言ったけれどJ-Popの場合は曲単位のぐっときた度(傑作10点、かなりよい3点、なかなかよい1点、ふつう以下0点)の累積点が重要(すべてではない)。で、本作には点数付きになる好みの曲がほとんどあらわれなかったのは残念次第。Apple Music版では配信されていない1曲がキラーチューンだったのかもしれませんが知るよしもなしであります。さておき、歌を歌うのが楽しいことを全快にした人が歌う歌を聞くのは悪くないので底上げはされる。

通勤時間などでざーっと聞いていて、お、これは点数付き(1点)かも?と好印象だった曲が『キセキ』。どこかで聴いたことある曲かもと今ぐぐったらGReeeeNのカバー。なある、そういえば。GReeeeNといえば、「J-Pop()な層」*2、つまりJ-Popを憎悪する層から攻撃の槍玉に挙げりがちだったバンド。よく意図的に誤った「e」の数で呼称されていました。グリーンだかGreeeeeeeeeeeeeeeeeenだかシラネーが、みたいなTONEeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeで。J-Popが嫌いというより、J-Popを好きな人へのヘイトが転化された感はあります。わたくしにも、それとちょっと似ていてちょっと異なる心象がありますが横道にそれ過ぎたので略しまして、とにかくオリジナル版『キセキ』は特に何も思わなかったのだけど、このカバー盤を聴いて、お、これは点数付き(1点)かも?と好印象だったという事実だけを申し上げておきます。

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【Th!s !s i☆Ris!!】 i☆Ris

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J-Pop/アイドル/声優。i☆Risの2ndアルバム。

ここからさきはすべて憶測です。i☆Risをアイドルグループとして見た場合、メンバーは声優のトレーニングを受けてきた人たち(憶測)で、声優のトレーニングにはナレーションや演技のみならず歌やダンスも含まれている(憶測)ため、そんじょそこらのアイドルより各種スキルが高い(憶測)ことが表出した音源にどうあらわれているかとかそういう話。また、彼女らを声優ユニットとして見た場合、インディーズからメジャーまでさまざまなアイドルが対バンでしのぎを削る用なライブに出演するなど(憶測)、アイドル活動を行っているのは珍しいのではないか(憶測)。ローダンセがメチャハイと対バンすることは考えられない(憶測)みたいな非音源的な話。音楽的に言えば、アニソンとアイドルソングの排他的な特徴で左右上下に振った時の、i☆Risの音楽の立ち位置のような話もできるんじゃないかと思った、だけで、また、いつか。といろいろそんな感じの話をしようかと思ったのですが、(憶測)を、統計や科学にご精通あそばれたハテナユーザーの逆鱗に触れるないように詰めていく作業がダルげ、いや、めんどうなので以下略としまして、あたいは茜屋さんおしです。

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→第一印象:3.2(5点満点)

Th!s !s i☆Ris!!

Th!s !s i☆Ris!!

  • DIVEIIentertainment
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【GOGO DEMPA】 でんぱ組.inc

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J-Pop。

でんぱ組.incは、<アルバム音源以外の、グループ活動の変遷/メンバーのパーソナリティや出来事/ライブ/ファン活動など、アルバム音源以外のエトセトラを含めたトータルパッケージとして消費するように設計された商品>度が高いのかしら。(なるべく)非音源的な文脈を排除し、リリースされた音源の出来のみを楽しむ音楽消費スタイルである当ブログとは相性がよくないのかなあと、そういう印象であります。個別の楽曲も全体の音楽もしっくりこなげぐっとこなげ。3776やゆるめるモ!など、音源だけでビンビン来るのとは対照的。

→第一印象:2.0(5点満点)

GOGO DEMPA(通常盤)

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【MONSTER】 小谷美紗子

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J-Pop。たおやめぶりっこ的には【うた き】を一番に推している(http://derutcarf.hateblo.jp/entry/20061103/1162586326)シンガーソングライター小谷美紗子さんのピアノ弾き語りスタイルによるセルフカバー集。ヒットチャート的なところからはまったく無縁ながらこうやって長らく活動し音源を聞くことができるよろこび。まさにMONSTER級。個人のたしなみ枠。

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[asin:B01ETCCKSY:detail]


そんなああじゃああね

*1:本作ではとる曲で男声が聞こえてきて、またすり替えかよマジファック!J-Popから男声は絶滅すればいいのに!!J-Popがすべて女声になればすり替わっても許せるのに!!!amazarashiさんは確かに素晴らしいシンガーだけどもしかわいい女声だったらソクハボメチャシコ!!と怒り狂って、後日マスタ機で最後まで聴いてみたらすり替えは起こっていなかったという事案がありました。ちなみに怒り狂ったというのは大げさであります。真顔ですっとスキップしたのが真相であります。以上、ご報告まで。

*2:()とは(笑)が変化した記法で、嘲笑いたいけど「笑」というのはダサいと思った連中が考案した下衆な表現である。