怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

2016年11月に聴いた:竹達彩奈/Animals As Leaders/Carl Winther/Jarry Singla/John Ellis/Myele Manzanza/三澤紗千香/Metallica/Louis Winsberg & Jaleo/Tiziano Bianchi/松居慶子/RC & The Gritz/Nasheet Waits Equality/Victoria Mozalevskaya Trio/URBEM/Marc Perrenoud Trio/ミオヤマザキ/Yasushi

なんとか正月休み中に12月分までの更新はやっときたい一心で、中身がやっつけ仕事になっています。11月はJazz系の新譜が多くてたいへん。よーしやっつけるぞー。

凡例

  • 第一印象点はだいたい1.0(そっとじ)、2.0(いまいち)、2.5(ふつう)、3.0(よい)、4.0(とてもよい)、4.5(傑作)みたいなフィーリングです。×20するとBurrn!誌の点数感覚に類似です。
  • 文章中で突然個別楽曲に点数をつけだしたら、10点:傑作、3点:かなりよい、1点:なかなかよい、0点:よい・ふつう・よくない・わるい・☓☓☓です。(最近あまり使わなくなった)
  • オススメ印はシェフが気まぐれているとお考えください。

【Lyrical Concerto】 竹達彩奈 ★オススメ★

Lyrical Concerto

Lyrical Concerto

J-Pop。声優で歌手の竹達彩奈さんの最新作。過去2作は認識しているので3枚目くらいでしょうか。

声優で歌手の人のアーティストデビュー攻勢がとまりませんが、<プロデュースりょく>がいまいちで結果期待に及ばずなケースが多発です。そんなもんもんもやもやむらむらむんむんがアッパレに晴れムネがすく会心作がまさかの竹達さんから届けられました!やったね!とことん良い曲を敷き詰めれば、単純に総質量/密度の高いよいアルバムになるじゃない戦法。amiinAのときに声優さんの作品もこれくらいプロデュースりょくが高ければなあとぐちってたかもしれない不満が全部晴れてく快作。

声優さんの場合、様々な音楽家<に嘱託/から公募>したけどバラバラのままアルバムにうまくまとめられないままっちゃったり。低予算(編曲・演奏がしょぼい)が重なるときついことになったり。本当にその歌手にマッチしないケースも多々。具体例がいっぱい頭をよぎる。が、しかし本作は、変なキャラクター性も、変なキャラクター性にさらにギャップをかけた大惨事な曲も、よい曲だけどアルバムのまとまりもシンガーとのマッチ性がむちゃくちゃもリスクというリスクを全部避け通った奇跡的なシロモノ。過去2作品はちょいちょい地雷を踏んでてちょっといまいちだったような記憶がよぎりますので。

  • 「嫌な予感のする」『JUMP AND DASH!!!』から、ありがちなあるばむではここで派手ハッピーめな曲が続くのだけど、Pink Floydにシャッフルしてしまったのかとドキッとする、しっとりとした歌とバンドの高い衝動が漏れ出る『キミイロモノローグ』に一転。
  • その後も、変な方向へ踏み外さず強く抑制が効いて強い抑制に圧縮された密度が満ち満ちている。『キミイロモノローグ』を派手に上位互換した『AWARENESS』は、特に間奏がやりたい放題ですてき。病的な躁状態。偏執狂。頭おかしい。
  • アニソン音楽における「ロック風」の解釈に常々疑問を抱いているわたくしですが続く『StarLine』であれば疑問なんてないよと納得するナンバー。
  • うっかりメタルにレジスタンスしちゃいそうな『Miss.Revorutionist』は強力なアニソンレコンキスタオブアンセム(そろそろテキトウ)。
  • 『朝焼けと約束の歌』異様なまでに軽快な音楽をボーカルが包み込んでる組み合わせがすてき。
  • 『パルス通信』のような素直な「良い曲」がアルバム用に入ってるかどうかは全体の印象を大きく左右する分水嶺
  • 『Happy Future』はなんか古いJ-Popを思い出す(でもテンポの速さが現代風)佳曲。そのままダメ押しにも程があるハードパンチ『Little*Lion*Heart』を食らってもうふらふら。
  • そこから『らっきーちゅーん♪』へのつながりがもう完全に見えない覚悟からの一撃で……て、なんでびっくりしているんだろうと思ったら、ヘビーローテーションで聴いているうちに時空の狭間に落ちてました。本曲のイントロが脳内で「前曲の変則的なアウトロ」に変換され以下略。あるじゃないですか時々、曲が終わったと見せかけてちょっと小品が立ち上がるパターン。
  • 変なキャラクター性の延長にある『Hey!カロリーQueen』もやっぱりきれいに丸く収まって「Yeah!めっちゃカロリィ」と歓声を上げたくなりますね!
  • ここまでそうとう揺さぶられた脳が『ユメイロソレイユ』による最後の追い打ちでサーキュレーションされて安らかな眠りにつけそうです。

ここまでで触れてない曲が2曲だけっていう、amiinAのときは触れてない曲は1曲だったので匹敵する充実度。と思ったら、amiinAのときは個別曲に一生懸命脳内ブログは書いたけれど、いざこのブログを書く段になって、ネタバレ回避とかいって省略した気がする……。

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→第一印象:4.7(5点満点)


【The Madness of Many】 Animals As Leaders ★オススメ★

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HR/HM。はじめまして。

ここんとこ、Opeth、メシュガー、Watch Towerなどなど、数少ない既知メタル勢の新譜が立て続けに出たなか、はじめましての彼らに全部持ってかれた感の強い良作。悪魔的プログレ諸行の貫徹は最低かつ最高条件であることに加え、歪み/クリーン、邪悪/爽やかの振れ幅も適度に効いていて、メシュガー的疲労も感じさせない。ボーカルもいないので楽器隊の活躍に集中できる。特にドラマーの饒舌さはマイク・ポートノイさんを彷彿とさせてくる。

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→第一印象:4.5(5点満点)

The Madness Of Many

The Madness Of Many

【Deconstructing Mr. X】 Carl Winther ★オススメ★

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Jazz。はじめまして。ピアニストCarl Wintherのトリオリーダー作。

  • Carl Winther (p)
  • Johnny Aman (b)
  • Anders Mogensen (ds)

コンテンポラリーのすごいやつ。コンテンポラリージャズとは何かとググってもぜんぜん答えがでてこないのでオレオレ定義していいよのサインでしょうか。コンテンポラリー・ジャズにありがちなのは、ピアノの低音とベースのユニゾン。これが入っていたらコンテンポラリーっぽい。むかし「テクノのうち、アコースティック楽器音色が入っていたらエレクトロニカ」と大胆に定義した人がいた(要出典)が、そういう感じで。ピアノとベースのユニゾンは、例えばハービー・ハンコックの『Watch It』('77)ではすでに確立されたスタイルっぽいので'70年代の初頭には生まれているのでは?だれか知識または検証たのむ。

で、本作はこのオレオレ定義に基づけば徹底したコンテンポラリー・スタイル。難易度の高いフレーズをピアノとベースでユニゾンでキメて、その勢いでアドリブに入りつつ、また要所でユニゾンをキメる。ドラムはほったらかし。チャーリー・パーカーディジー・ガレスピーがイカにイカしたテーマをユニゾンするかで広まった古きビバップのピアノ&ベース版だと思えばコンテンポラリーというよりモダンスタイルなのかも?でも、サウンドはコンテンポラリー世代ですよね。ほげほげ。

というわけで緊張感が高くてプログレッシブなピアノとベースのテーマ/リフが堪能できるすばらしい作品。

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→第一印象:4.3(5点満点)

Deconstructing Mr. X

Deconstructing Mr. X

【The Mumbai Project】 Jarry Singla

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Jazz。はじめましてかしら。

  • Jarry Singla - piano, Indian harmonium, composition, arrangement
  • Sanjeev Chimmalgi- vocal
  • Pratik Shrivastav - sarod
  • Vinayak Netke - tabla
  • Ramesh Shotham - South-Indian percussion
  • Christian Ramond - double-bass

Jazz×インド。グンバツの相性。ボーカルを中心に小さなモチーフをくりかえしながら展開する様は没入感が強い。沖縄民謡スケールに類似した楽想もあり、インドにも偶然類似のモードが有るのかしらどうなのかしらと興味深い。インド化したMAGMA/Offeringのようでもあり高速なやつから瞑想的なやつまで美しく仕上がっている。

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→第一印象:4.3(5点満点)

The Mumbai Project

The Mumbai Project

【Evolution Seeds and Streams】 John Ellis

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Jazz。はじめましてかしら。Piano/キーボード奏者、John Ellisのリーダー作。

  • John Ellis - piano/keyboard
  • Helena Jane Summerfield - clarinet, tenor sax, flute
  • Sam Healey - alto sax
  • Ellie Smith - trombone
  • Jali Nyonkoling Kuyateh - kora
  • John Haycock - kora
  • Jessica Macdonald - cello
  • Pete Turner - bass, synthesizer
  • Rick Weedon - percussion
  • Jason Singh - vocal sculpture, beatbox

Jazzというよりはイージーリスニング寄りの音楽。エレクトリックなときはミニマルをベースにさまざまなゲスト奏者がからんでゆく作風で6とか7の頃のSoft Machineに近くてとてもよい。アコースティックなときは北欧的というか幻想的という清涼的な甘さと絶妙に劇的すぎない展開の上品さがまたよい。

→第一印象:4.2(5点満点)

Evolution: Seeds & Streams

Evolution: Seeds & Streams

【Live At The Blue Whale】 Myele Manzanza

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Jazz。はじめましてかしら。ドラマーMyele Manzanzaのリーダー作。タイトルから察するにライブ録音。

  • Myele Manzanza - drums
  • Charlie K - vocals
  • Nia Andrews - vocals
  • Mark de Clive-Lowe - piano / rhodes
  • Ben Shepherd - bass
  • Chris Woods - violin
  • Paul Cartwright - violin
  • Miguel Atwood-Ferguson - viola
  • Peter Jacobson - cello

ながーいながーいスピリチュアルなイントロから、至上の愛風情のベースリフへと移行して、ほれこれを期待していたんだろ?的展開はさすがにずるげみである。アンプを通した、もしくはエレクトリック仕様のひどくローファイなヴァイオリンが、'70年代にタイムスリップするかのようでもあり、なんか既視感あるなあと思ったらRovoのサウンドであり。ひどくローファイなヴァイオリンって率直に言ってひどく好きじゃないので、そのヴァイオリン(とその仲間たち)のターンが終わって、例えばピアノのターンに入るとそのギャップに攣った足の痛みが引いたような安堵感とギャップ燃えます。また、ベースの不気味で異様なグループ感はMAGMA的でもあり、まさかのJazz×ROVO×MAGMA夢の共演といったおもむき。

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→第一印象:4.1(5点満点)

Love Is War for Miles (Live)

Love Is War for Miles (Live)

【-INFINITE Selection-】 三澤紗千香

-INFINITE Selection-<アーティスト盤>

-INFINITE Selection-<アーティスト盤>


J-Pop。声優で歌手の三澤紗千香さんの・・・ベスト・・・アルバム・・・だと?まだフルアルバムも出していない(と思われる)のに・・・?まさか・・・引退・・・は・・・しない・・・ですよね……? (最後だけ三点リーダ警察対策)

とにかくプロデュースりょくに恵まれ、1曲1曲の質に恵まれ、かなり長い期間をかけて散発的にリリースされた曲を集めたにも関わらずアルバムとしてよいまとまりになっている。デビューミニアルバム【ポラリス】は、今のスタイルでブログを書こうと脳内企画していたときにその第一弾の目玉作品として取り上げていたので感慨部会ものです。

ポラリス三澤紗千香 ★★★★★
驚異の闇アルバム

http://derutcarf.hateblo.jp/entry/20130407/1365345801

あっ。第一弾の目玉作品として取り上げていたのは脳内ブログでした。リアルブログのほうはその目次しか書いてませんでした悲しみ。

そのポラリスからの再録『リンクス』は、2016年リリース(さ、再読だけど)の<すごい曲>である飯田里穂さんの『Good luck for you&me』や麻倉ももさんの『明日は君と。』らに並ぶ<ゴイスーな曲>。前号で「ある種のBメロだとしても、女声で可愛げでメロディとハーモニーと曲の構成が良ければ問題なし」みたいなことを書いている予定(まだ書いていない)だけど、その問題なしどころかむしろウェルカムな見本。逆スライド三段方式のサビ、二重が極まるオオサビ(Dメロ)、コーラスで歌われたフレーズがここぞというタイミングで本編に1回登場する伏線の回収(これはネタバレが激しすぎる)。

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キャラソン方面は追っていないので分からないけれど少なくても『流川ガールズソング』もまた屈指のあれなので、そちら方面でも恵まれているのかもしれません。ので、本作が引退作ではないことを願います。※ここに願っている顔文字※ 『流川ガールズソング』は本作に収録されていません。

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→第一印象:4.0(5点満点)


【Hardwired...To Self-Destruct (Deluxe)】 Metallica

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HR/HM。BABYMETAL効果で日本での知名度もやや向上したとかしないとかで噂のMETALLICAさんの新作。

【St. Anger】のカラッカラな作風がベストなわたしとしては、本作のややウェッティーなティシューはちょっと残念ではありますが、『ManUNkind』みたいな刺激的な曲もあって、概ね期待を裏切らない内容。

と、思っていたらボーナスディクスでのRainbowメドレーである。リッチー・ブラックモアDIO様/コージー・パウエル体制の代表曲メドレーで、選曲はすばらしいのだけど、おいそこドラム、ドラムはあかん。特に『Kill The King』のイントロのあまりのダサさに絶句である。なんだそのタカタンカタンは!そこはタントンタカタカだろが!と怒髪天である。

ひとたび怒髪テンションになって本編を聴き直すともうドラムパートへの不満が大草原着火プリーズである。小節のアタマにバスドラ踏みすぎだし、2,4拍目にスネア叩きすぎだし、脳みそ入っているのかと疑うレベルである。メインストリームを体現する添加のMETALLICA様だから、小節のアタマにバスドラ踏みがちなのも、2,4拍目にスネア叩きがちなのも仕方ないかな。他のパートの存在感はやっぱり健在だし、と最初は見逃していたけれど。先の『』で、変則的なリズムをドラムがどんたんどんたんと最初に提示するのはよい。聞き手はその曲に習熟していないからわかりやすくプレゼンしてもらって助かります。しかし2回め以降もドラムがどんたんどんたん続ける意味がわからないリソースの無駄なだけだから。サイドギターがプレゼンを継続しているのだから、もうドラムは自由なはず。ミュージシャンはその曲に習熟しているのだから、背景にあるリズムを暗黙的に了解しつつ加えたりずらしたりしてもよい。マイキーならそうしてる。

と、なんか全方位的ディストーンになってしまいましたが、殊更METALLICA様を悪く言うつもりはなくて、日本人ミュージシャンの段落に書いてしまうと、月刊100PVのざこなめグログでも意外とエゴサによって関係者の目に触れてしまうので、そういう配慮。インターネットはなんとかって名言があるじゃないですか。

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→第一印象:3.7(5点満点)

Hardwired…To Self-Destruct (Deluxe) [Explicit]

Hardwired…To Self-Destruct (Deluxe) [Explicit]

【For Paco】 Louis Winsberg & Jaleo

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Jazz。スパニッシュ系ギタリストLouis Winsbergのリーダー作。

  • Louis Winsberg (guitars),
  • Sabrina Romero (vocals, dance, cajon),
  • Alberto Garcia (vocals, palmas),
  • Cedric Baud (saz, guitars),
  • Stéphane Edouard (percussion).

熟練。この手のギタリストは絶対的熟練者。演奏の一挙手一投足が熟練されてて耳を奪われ続ける。アコースティックによる禁欲的な演奏と、シンセやコーラスを配置したややフュージョン風の演劇的な展開含みの曲とのメリハリもよい。とにかく熟練。熟練はいいものだ。表題曲『For Paco』はいいもののすべてがつまった名演。

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→第一印象:4.2(5点満点)

For Paco

For Paco

【NOW AND THEN】 Tiziano Bianchi

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Jazz。トランペッターTiziano Bianchiのリーダー作。ベースではなくチェロ体制のカルテット。

  • TIZIANO BIANCHI: Trumpet and flugelhorn
  • CLAUDIO VIGNALI: Piano
  • ENRICO FERRI: Cello
  • ANDRES MARQUEZ: Drums
  • TIGER OKOSHI: Trumpet solo on track #3
  • GIOVANNI LINDO FERRETTI: Voice on track #2

あたしゃJazzのバラード、いやロックもポップもクラシックも、バラード音楽というものが極めて苦手で、いいからはよ刺激的なのをくれやと我慢できないタイプ。ゆったりとしたムーディな中にも光るプレイがあるのだけど、いいからはよ構造的に光ってる刺激的なんをくれやと我慢できないタイプ。J-Popだとわたしは歌詞を聞かないマンなのにバラードは歌詞を強調してくるのでしゃらくさいし、かわいい女声は発声の入りと抜けがかわいいのにバラードは長い音が多く数が減ってそれも楽しめないしよいことなんてひとつもない!男声は黙ってよろしく。

で、本作は曲調はゆったりしているけれどバラードっぽい焦れをまったく感じさせない珍しい作品。『In a Silent Way』が、あれはたいそうゆっくりだけど、のめりこむように聴いてしまう現象のバリエーション。In a Silent Wayのさまざまなバリエーションが聞ける、In a Silent WayなIn a Silent Way、幻想的なIn a Silent Way、意外とアップテンポなIn a Silent Way、劇的に展開するIn a Silent Way、など。パワープレイがぜんぜんないJazzアルバムでこんなに好印象なのは珍しい。

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→第一印象:4.0(5点満点)

NOW AND THEN

NOW AND THEN

【Journey To The Heart】 松居慶子

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Jazz。ピアニスト松居慶子さんのリーダー作。

意外なことに、単純にわたくしの無知ですが<全米ビルボード・コンテンポラリージャズ・チャートにて初登場1位*1と、アメリカで評価されているというニュース。あれ、上原ひろみさんも話題になったのは?とググると<総合ジャズ・チャート+トラディショナル・ジャズ部門>の1位だそうで、松居さんがコンテンポラリー、上原さんがトラディッショナルと部門が別れていて、それはそれで興味深い話。何がトラディッショナルで何がコンテンポラリーなのか。フリージャズくらいまでがトラディッショナルで、ヒュージョン以降がコンテンポラリーなのかしら?

正直なところ、松居慶子さんのフュージョン系の過去作はあまり好みではなく、つまりフュージョンの音楽的な構造は好きなのだけどフュージョンっぽいサウンドが苦手というやつ。パット・メセニーなんかがまさにそう。

で、本作は楽器構成がアコースティックになって、フュージョン最大のネックが取り除かれてとても聞きやすくなった。フュージョンの別な苦手な側面であるところの<ゆるい曲調のぬるさ>がやや残っているのはやむなしか。ああこれぬるいなあ飛ばそうかなあと思っていると緊張感が上がったりしてきてなあんだ一安心パターンがおおい。最初から緊張してくれてもいいのよ?ぬるめのムーディな音楽が好きな人もいるのでっていう。ピアノ協奏曲風の曲にちょっと吹き出してしまったのも含めて充実。

期待していなかったけどよいギャップがあり意外と好き。かも。。。。。。

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→第一印象:3.9(5点満点)

Wings to Tokyo (日本盤限定ボーナストラック)

Wings to Tokyo (日本盤限定ボーナストラック)

【The Feel】 RC & The Gritz

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Jazz。はじめまして。

  • RC “Rceeezy” Williams - Keyboards / Vocals
  • Cleon Edwards, Drums
  • TaRon Lockett - Percussion
  • Braylon “Brother B” Lacy - Bass
  • Claudia Melton - Vocals
  • Jah Born - MPC

というかヒップホップ?でも生演奏する音楽をヒップホップとはよばないのか。ラップの人の節回しなどは、2000ゼロ年代中盤の日本で聴いたサムライがチャンプルーされるスタイルで、外国で流行って日本にやってきたタイムラグが数年あったとか想像すると、現地の人にとってはけっこう懐メロいラップなのかも。というわけで、Jazzの人がヒップホップ的なものを取り入れるのは好きだけど、ヒップホップの人がJazz的なものをはあまり好みじゃないという都合では、本作は校舎側の作品。や、でも生バンドだからヒップホップとはいわないのか。ちょっとややこしいけれど、よくきくとその生バンドがなかなかよいノリを生み出していて嫌いにはなれない感じ。

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→第一印象:3.3(5点満点)

The Feel

The Feel

【Between Nothingness and Infinity】 Nasheet Waits Equality

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Jazz。はじめましてかしら?ドラマーNasheet Waitsのリーダー作。

  • Nasheet Waits : Batterie
  • Mark Helias : Contrebasse
  • Darius Jones : Saxophone
  • Aruan Ortiz : Piano

うほっ、よいドラマー。ポリリズミックな訛った手癖がここちよい。曲調は全体的にややひねくれすぎなきらいがあり、ときどきポップなやつがほしいかなとは思いました。ポップというのは、リズムがかちっとしたプログレっぽいやつ。

『Unity』の、リフレインのようで似たようで全部異なるフレーズが紡がれていくスタイル、さいきん脳内DTMでよくやるパターンだったので、よくやってくれた感がある。これで自分がリアルDTMしなくてもよくなった。さすが自分が考えた程度のアイデアは必ず誰かがやってくれていると信じている。アイビリーブ。

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→第一印象:4.1(5点満点)

Between Nothingness and Infinity

Between Nothingness and Infinity

【Freedom to Be You】 Victoria Mozalevskaya Trio

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Jazz。はじめましてかしら。サックス奏者Victoria Mozalevskayaのリーダー作。

Victoria Mozalevskaya: Tenor Saxophone, Soprano Saxophone, Composed
Thomas Dürst: Double Bass
Pius Baschnagel: Drums

ピアノの居ないトリオ編成だし、サックス奏者もバリバリバリバリと吹きまくるタイプではなさそうで、全体的に鳴っておる音が少なくその空間をベースが自由に展開していてよい緊張感を生んでいる。作曲と言うか演奏と言うかパラダイム?的なやつはやや古典ぽラリー(造語:意味は不明)で刺激がちょっとたりなさげ。

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→第一印象:3.6(5点満点)

Freedom to Be You

Freedom to Be You

【Living Room】 URBEM

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Jazz。はじめましてかしら。

  • Sandro Moreno - bateria
  • Gabriel Basso - baixo
  • Gabriel Andrade - guitarra
  • Bianca Bacha - ukulelê e vocais

'70年代のフォークめいたジャズ・ロック・プログレをちょっと思い出すような、でも具体的なグループ名は思い出せないような懐かしい音像に、しっとりとしたブラジルの風。控えめでおっとりしたボーカルがで全アンサンブルが対等に出たり引っ込んだり調和したりバランス良い。そういうのすき。ボーカルが特権的地位にいる音楽はちょっと・・・(かわいげな日本人女声は除く)。牧歌的で温かみのあるサウンドを歓迎しつつ、イタリアン・プログレがちょっと苦手なラテン系の暑苦しさもちょっと感じられておびになんとかたすきになんとか。

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→第一印象:3.7(5点満点)

Living Room

Living Room

【Nature Boy (feat. Marco Mueller & Cyril Regamey)】 Marc Perrenoud Trio

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Jazz。はじめましてかしら。

  • Marc Perrenoud: piano
  • Marco Muller: base
  • Cyril Regamey: drums

1曲目冒頭のミュートしたギターに近いこの演出をとある番組のOP曲から「フラクタル風」と名付けているのだが、そのたびに原曲をチェックすると、やっぱフラクタルじゃなかった、フラクタルの記憶は遠くなりけりなどと思うのでありました。さて本トリオはThe Bub Plus流儀というか、パワーとロックとクラシカルとプログレッシブを兼ね備えた痛快系トリオ。痛快型とりがちょいちょいゆったりしたナンバーを演奏するのは度し難いものがありますが、痛快な曲は痛快な演奏なのでプラマイゼロとしておきます。

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→第一印象:4.0(5点満点)

Nature Boy (feat. Marco Mueller & Cyril Regamey)

Nature Boy (feat. Marco Mueller & Cyril Regamey)


【anti-these(~お買い得なヤツ~)】 ミオヤマザキ

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J-Pop。はじめまして。ひさびさのオッピロゲーション系女子Pops。

(当ブログ的)元祖オッピロゲーション系ことミドリはなかなか安定せずそのまま活動が止み、次世代オッピロゲーションかと思われた、@@@@(ソラで名前が思い出せず、過去ログのどのあたりにいるかも当たりがつかないので伏せ字っぽくしておく)さんはに続くけとばかりにミオヤマザキさん。当ブログは歌詞を聞かないマン設定なのでおっぴろげているかおっぴろげていないかは関知しないのですが、おっぴろげている人特有のおっぴろアトモスフィアってありますよね。というてい。

それはさておき、本作は1曲1曲の個性音楽性の左右上下振り幅がとても大きく、同時に歌唱(に時々迫真のセリフ)もバリエーション豊かで、狙ったメッセージ性を狙った音楽で的確に表現できる器用さが抜群。椎名林檎さんを不器用と仮定した上で、とても器用にした椎名林檎=ミオヤマザといった図式。

歌詞は絶対着かなイマンだから憶測だけど、売れないまま消えてくバンドマンにハイサヨウナラそれじゃわたしは先に行くね的な曲で、バンドマンの対比として「こいつは絶対売れないまま消えてくラッパー」役の男声ラッパーがでてきてくそださラップのテンプレみたいのやってくるのがすごい。演出家の意図通り演じたとすればラッパーが大した役者だし、意図を伝えずやらせて公開処刑のように演出したならそれは異形の悪意しかない。ぱない。そういうの大好き。そういうのじゃない可能性が99パーだけど。

・・・これがその曲だ・・・!って!PV版はラッパーのパートが差し替わってる!

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ざんねん!

オッピロゲーション系女子の作品はオッピロゲーションに耽溺して肝心の音楽がすっとぼけられる傾向が強いけれど、本作はすべて計算の上、高い技術でエンターテイメントとして完成されていてたいしたものだと何かがドコからか落ちる思いである。

ここで、本作収録『民法第709条』って、

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冒頭に誰だか思い出せない@@@@さんも似たようなモチーフの歌うたってたような・・・と思って過去ログを「オッピロゲ」で検索したところ・・・

【大人がイイって言ったヤツ】【大人がダメって言ったヤツ】ミオヤマザキ

はじめまして。J-Pop。日本のシンガーソングライター、ミオヤマザキさんとそのバンドによる連作。

オッピロゲーな人間性とハードな演奏は、バンド「ミドリ」を率いていた後藤まりこさんを思い起こすところであります。バンド運営がうまく行かなかったのかメンバーも音楽性も安定しなかったミドリにくらべて、本作の安定感には驚きです。ただオッピロゲーなイロモノなだけじゃない。音楽が地に足がついている。前回amazarashiさんのときに仄めかしましたがワタくsいは歌曲を聴くとき歌詞を解釈しないがち。歌詞がどれだけ人の心を打つものであろうとも音楽がイマイチならばイマイチ。その点、本作は言葉の意味を抜いても聴き応えが有り、歌手の情熱や情念は伝わってき、もし歌詞を解釈したら面白いことを行っているんだろうなあと察するにあまりあります。

http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2015/06/28/224539

あっ・・・。はじめましてじゃなかった・・・。

ということで、たぶんこれ以降「はじめましてかしら?」みたいな口調になってると思われます。音源原理主義といえば聞こえが良し悪しだが、あまりにもそれが誰なのか気にしなさすぎが露呈。

→第一印象:3.9(5点満点)

anti-these(?お買い得なヤツ?)

anti-these(?お買い得なヤツ?)

【Heavenly Me Last Days】 Yasushi Yoshida

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J-Pop。はじめましてかしら。ピアノとチェロによるデュオ作品。この組み合わせでは、Ketil Bjørnstad と David Darling による一連の作品が基準点。けてぃるんの諸作に比べると甘々成分があっさりめ。主張が控えめなところがJ-Popらしいというか、いや、J-Popは和菓子あんこべったべたのどアマだろうが!と自己矛盾しつつ、数曲はアクセントとしてどアマでドハデなのもほしいかなあと思いました。とおもった終盤戦に・・・以下ネタバレ略。そうそう!

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→第一印象:3.5(5点満点)

Heavenly Me Last Days

Heavenly Me Last Days


【melodia 3】 高垣彩陽

melodia 3

melodia 3

  • 高垣 彩陽
  • アニメ
  • ¥1750


J-Pop。声優で歌手の高垣彩陽さんによるカバー曲集その3。バロック楽団を従えたクラシック曲は、ものほんのコンサート録音のような迫真だ。ミュージカル系の曲もポップスも迫真だ。何か極端な変化球もほしい。melodiaシリーズがそういうコンセプトじゃないのは重々承知で。たとえばMAGMAのM.D.K.完コピとかやってほしい。

→第一印象:3.0(5点満点)

melodia 3

melodia 3

【Signs from the past】 Films

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J-Pop。Filmsっていうくらいなので架空のグッドな映画音楽を目指しているのでしょうか。弦楽を中心とした室内楽と雰囲気重視のシンセと控えめなボーカルとがとてもよく調和していて、イージーなリスニング体験を提供してくれます。ハードな体験を求める当ブログの趣旨とは異なりますが、それはさておいても。

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→第一印象:3.2(5点満点)

signs from the past

signs from the past

【The Early Years, 1967-1972, Cre/ation】 Pink Floyd

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プログレ。超大作27枚組ボックスからの抜粋版。

Pink Floyd公式的には「Early Years」は「【The Dark Side of the Moon】前夜」までをさすんだ、ふーん。個人的には【Meddle】から【Wish You Were Here】までを「中期」としてその前後に分けていたところ。

Single音源、セッション/ライブ音源などいろいろ取り揃えており、マニア向けの蔵出し音源集だけれど、この時期の入門・ベスト編としても十分たのしめるしろもの。比較的ポップなEarlyの初期、どろどろとしてくるEarlyの中期、覚醒し始めるEarlyの後期へと物語が紡がれる。目玉はEchoesの初期バージョン『Nothing, PT. 14』じゃあないでしょうか。シンプルで美しい。

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【KTR x GTR】 押尾コータロー

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Jazz/J-Pop。ギタリスト押尾コータローのリーダー作。だいたいギター一本。おなじみ安定のお塩節で、私自体熱心なお塩さんファンではないので、これといって言うことはありません。

→第一印象:3.5(5点満点)



【Rebellion】 m:a.ture

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J-Pop。はじめまして。

1曲めから変拍子&奇抜なテンポチェンジ(か、分音符の割り直し積み直し)てんこ盛りでイカすやつじゃない!と好感触。2曲めはぐっとトーンダウンしたもののdiscipline式のギミックあり。

ところで、<リズムの最小グリッド(8分音符とか)が一致して、互いに長さが異なる複数フレーズ(8分音符7拍×8分音符5拍)を平行に鳴らしてお互いにずれてゆく様子>を<discipline式>と、King Crimsonのアルバム/曲名から呼んで見ているものの。そう、過去ログで突然discipline方式とか言い出したらそういう意味だったのですが、本ブログの読者(脳内に数人)的には当然の前提知識なのでわざわざお断りしなかったのだけど、検索エンジン等から来た人には不親切だったかしら。

それはともかく、discipline式みたいなやつの正式な音楽用語はないんですか?スティーブ・ライヒにあやかってPhase Shiftingと言ってもよいのかと思うのだけど、Phase Shiftingの場合は複数にフレーズは「微細なズレ」であり、discipline式の「リズムの最小グリッドが一致」という条件に合わない。ちな<リズムの最小グリッド不一致で、互いに長さが同じ複数フレーズ>だとシンプルに「ポリリズム」になる。

discipline式をポリリズムと呼んで良いのか問題があります。つまりperfumeの『ポリリズム』はポリリズムなのか?Yes派とNo派でフェスをやらないといけない問題。当ブログは昔はYes派で、perfumeの『ポリリズム』がリリースされた時、興奮のあまりYes派目線でいろいろエントリーを書いていました。当ブログの歴史で二桁ブクマまで伸びた唯一の企画。しかしその後、No派に転向し、それらのエントリーは現在非公開にしています。No派だから。なぜNo派になったかといえば、discipline式とポリリズムを区別したいから。

ところで、<リズムの最小グリッド不一致で、互いに長さが異なる複数フレーズ>でも、グリッド長の比率が単純な整数比の場合は、<ポリリズム>っぽさが強い、discipline式+ポリリズムのイカした音楽になる。なんというか、音の周期=周波数(音程)の差が単純な整数比の場合を協和音と呼ぶ、和声の原理が、リズムにもあてはまる。協和なポリリズムと不協和なPhase Shifting。和声がN声となったときの協和度はN次元グラフの「くぼみ」として現れる。複数リズムにおけるうんたらかんたら。

みたいな与太話に脱線してみたけれど、自分が考えたことが発明である可能性は限りなくゼロに近い。ちょっとひらめいたフレーズをグーグルにかけたとき、ゼロ件ってことはめったにないでしょう。なので、この話もきっと誰かがすでに研究していると思われるので教えてください。面白そうなので。

J-Popがぜんぶdiscipline式+ポリリズムになればいいのに。少なくても男声とインスト系は。女声はかわいくて良い曲であれば4拍子のモノリズムでもかまいませんよ!!!!!

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→第一印象:2.0(5点満点)


【Flesh and Blood】 yahyel

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J-Pop/テクノ。

テクノミュージック(ハウスとか、エレで始まる各種ジャンルとか、EDMとか)全般的に、ドラムが4通知だったり、なにかが8/16分音符をきざんでいたり、そういうクリック的な要素があると頭痛がするタイプです。部屋でメトロノームがかっちかっちかっちとなり続けていたらいやでしょ?時計の動作音が苦手な人もいるじゃないですかあ。テクノに限らずだけれど。ロックでもクリックはいけませんが、ロックのドラムは人間が演奏することが多いので、その個性のよって許容されがち。もちろんクリック要素を含んだ上で好きなテクノもありますけど、何か言うたびに例外をいちいちことわっていたらキリがないでしょ。インターネットにはいるんですよ、AなのはBだからCって言うと、おめえDはEだけどFって言ってじゃないか矛盾しているはい論破みたいに揚げ足を取って転ばせた上にマウンティングしてくる野菜不足で脳が壊れてるやつが、はてなあたりに・・・!!

というわけで、本作のようにクリック的要素のあり/なしを的確に使い分けているテクノミュージックはよいものです。あれだ、たぶんクリックの有無というより、とりあえずクリックしとけ、みたいな感受性を刺激されるとつらいのかも。とりあえず4拍子4連符にしとけ、とりあえずBメロを挟んでサビっとけ、岡崎はスポーツしとけみたいな。

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【HUMAN】 ピノキオピー

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J-Pop。はじめまして。

生声+ゆっくり+ボカロなどが錯綜し、生声のトーンは岡崎体育っぽさがある。つまりこれは批評的な音楽、巷にあふれるボーカロイド音楽に対する批評・批判・皮肉などをたっぷりに詰め込んだメタ音楽。こういうボカロっぽい曲が好みなんでしょ?こういう泣きのバラードもやれるよ?ゆっくりとかちょっと新しいぶってみよ?凡百のボカロPと違って生声でも歌えるよ?ちょっとJ-Popバブル期のテイストも取り入れておっさんにも媚びを売るよ?と徹底的に茶化した音楽。異形の悪意。おそろしいおそろしい。

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→第一印象:0.7(5点満点)

【人間開花】 RADWIMPS

J-Pop。はじめまして。つらい。amazarashiさんのようにボーカルの押しが強く、聴きたくもない歌詞が聞こえてくる。おまえさんのちんぽのはなしなんてききたくないのに。「ぜんぜんぜんせ」と「しょーねんじゃんぷ」のメロディが一致していて脳のシワにこびりつく。予想よりバンプっぽさは薄めでむしろいろいろなバリエーションをこなすのだけどそれぞれ「そういう曲のテンプレート」からAIが自動生成した音楽に私小説的な歌詞をのせた感じでつらい。

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→第一印象:0.5(5点満点)

スプートニク/LOVE TRIP】 the peggies


J-Pop。はじめまして。

神がかってたころのチャットモンチーがジミヘンじみていて、その印象幻想幻影亡霊にとらわれて、なにか代替を代替をと女声J−Popをさまよい歩く日々です。女声J-Popもジミヘンに呼応するように需要が供給されさまざまなサブカル系女声バンドを誕生させます。この際、ボーカルが女声であれば楽器隊の性別は問わない。だって楽器の音に性別はないから。コーラス参加するなら別として。あえて「サブカル系女声バンド」と分別したのは、「メインストリーム系女声バンド」を別枠でもうけているからです。それについてはまた12月号で。

それはさておきサブ系の新星、the peggiesであります。シングル盤なので得点はつけませんが、期待の新星です。サブカル系女声バンド現チャットモンチー、SHISHAMO、ねごとと四天王を最弱するかククク?SHISHAMOはちょっと系統がちがうかなあ。

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はい四天王。

【A Multitude Of Angels】Keith Jarrett


Jazz。趣味枠。Keith Jarrettピアニスト'96年10月末のライブ録音。休養前でたっぷり長尺のインプロを2セットやるスタイルのソロコンサートはこれで聞納めとなるツアーからの音源をたっぷり4公演CD4枚組。復帰後は現代音楽めいた小さな即興スタイルになって、そっちはちょっとあまり馴染めなかったので、やっぱりこっちのほうが好き。




はいそんじゃあに