「Nino」ROUND TABLE feat.Nino
今日聴いた音楽。2006年、日本製。J-Pop。ROUND TABLEが「feat.Nino」として発表する2枚目。第一印象「★★★★★」。
過去エントリー「たおやめぶりっこ - 「Rising」Rainbow」時にiPodの中から名曲「Rainbow」を偶然「発見」し、このアルバムを予約購入するに至る。
「Rainbow」はYoutubeでまるっと聴けます。こちらをBGMにお読みください。聴いてくれれば読まなくてもいいよ。
▼「Rainbow」
可愛げで、華奢で、やさしくて、明るくて、あたたかい歌声を持つシンガーが伝統芸能的な「Pop」を歌う。隠し味はほんのちょっとだけの黒湖沼(カンダタが持ってたやつ)。そういう形態で表現されうる音楽の、ひとつの頂点。アマゾンのレビューアもいささか錯乱気味だ。
- 実力派のセカンドアルバム。
- きっと宝物になる一枚!
- Ninoに出会えたキセキ
- 耐久年数の長い音
- かけがえのない1枚になった。
- 癒されます。
- 夏を感じる
- 極上のポップス
MIHIMARU GT、hiro:n、pizzicato five、the Indigo、MARIMARI RHYTHMKILLER MACHINEGUNといったPop音楽のいいとこどり(例えが全体的に古くてすみません)。これらの列挙に対して「ああ」と具体的な音像が想像できる人、あるいは「ある種の音楽」に親和性の高い人おおむねすべてに推薦。
ひとつ贅沢を言えば・・・あ、いや贅沢は言わんでおこう。十分すぎるほど贅沢品ですから。贅沢税は誰に払えばいいんですか。
▼「夏待ち」(short ver.)
▼「Groovin' Magic」(short ver.)
その他全曲ちょっとずつ視聴はオフィシャルページ「ROUND TABLE feat.Nino」で。
▼関連作品「wyolica Best Collection 1999-2004~ALL THE THINGS YOU ARE~」wyolica
2004年、日本製。wyolica(ワイヨリカ)のベスト版。
やっぱりこの方面の絶対王者はwyolicaを断然関連させたい。さっき言いかけてやめた「贅沢」はこっちに含まれている。大沢伸一プロデュース時代のごりごりぶりっとした野太いリズムや、セルフプロデュースに移行してからの暖かいアコースティックの響き。つまり、ROUND TABLE feat.Ninoのドポップな曲をいくつかが、ごりごりぶりっとしたのとアコースティックなのに変わっていたらどうだろうと想像して想像妊娠してしまいそう。「ARIA The ANIMATION」オリジナルサウンドトラック収録の「Rainbow」がアコースティックバージョンなだけに輪をかけて。
ちなみにこの作品ななんとCCCDだったため、購入したもののPCに取り込めず、P2Pな某からダウンロードするという不思議なことをせざるを得なかった。こんなすばらしい作品がCCCDだなんてと憤慨して誰かを呪ってしまいそうになったことを思い出しましたとさ。
▼Mercy Me~いつか光を抱(いだ)けるように~
本当は、テレビドラマ「スカイハイ」のエンディングがあればよかったのに。美しいwyolicaの音楽と美しい釈由美子の御姿の相乗効果がすばらしかった。