怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

「Electric Cartoon Music From Hell」Electrocution 250

今日聴いた音楽。新入荷。2004年米国製。第一印象「★★★★」。

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ド変態どものやりたい放題。新進気鋭超絶ギタリスト発掘レーベルみたいなとこから出た企画系ギターインスト作品。amazonのカスタマーレビューがセールストーク好調なので、基本情報や音楽性はそっちみとくれやす。あとはレビューエントリーInstrumental Maniacs : Electrocution 250 / Electric Cartoon Music From Hell (2004)とか。・・・と●投げですよ。

メタル系のド変態音楽(フォークソノミー的に「progressive metal」とタグが付きがちな音楽)というと、かつてSPASTIC INKとかSPIRAL ARCHITECTとかSikthとかMESHUGGAHとかTHE DILLINGER ESCAPE PLANとかをツマミ食いした結果、もうついていけまへんわ、と半分降参してしまいました。前者2者はまだいける感じでしたが、後者3者はちょっと・・・。

というわけで、このectrocution 250を手に入れるときもちょっとだけやな悪寒はしたのです。

が、それは要らぬ心配でした。超杞憂。

超絶テクを持つ三人組が、おもちゃの国で音楽玩具を使いたい放題にはしゃぎまわるような印象。全員が縦横無尽に暴れているのだけど、3人しかいないので音はシンプルで聞きやすいのが特徴。

具体的にそして投げやりに言うと、近年すっかりぐだぐだになってしまったDream Theaterのインストを、しっかりまともに作り直したような感じ。Dream Theaterはライブでインストパートにお遊びを挿入することがあるけど、それを拡大誇張して全編にちりばめた贅沢で愉快な40分。

こんだけ自由に音楽をプレイできたらさぞかし気持ちよいでしょうよ。

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