「ハイカラガール」capsule
新入荷。「ジェーポップ強化計画」13枚目。「レトロビジョン」その1。第一印象「★★★★」。
その昔、2002年冒頭にシングル「東京喫茶」を聴いて気になっていたcapsuleをなんかのタイミングで思い出して手に入れてみたレトロビジョン。「東京喫茶」の、いいかんじの打ち込み具合といいかんじの生音具合ととてもいいかんじのポップでキャッチーな歌声の印象が鮮烈強烈。
というわけで、ちょうどこれの少し前に解散していたピチカートファイブのような、「ポップのバケモノ」みたいな音楽なのかなあと想像していた。
(-_-)これが思いのほか素朴。
編曲がしっかり2000年代のポップとして洗練されているものの、作曲に歌謡的なメロウさを残している。ある種の音楽的にベタなメロディも多い。ぴこぴこテクニックを控えめに控えて、しっかりとボーカルを聞かせる点がとてもいい。そしてそのボーカルがほどよく力が抜けていて脳みそが素直に心地よいと感じられる。
「カフェ」じゃなくって「喫茶」とはいーえて妙。