放送大学が楽しい「21世紀メディア論#07」
放送大学が楽しいので、ますます平日労働したくないのですが。
先日土日+本日月曜お休みだったのですが、放送大学をBGMにだらだらしていたら、すっかり放送大学のファンになりつつあります。だって大学だから。「放送高校」だったらほとんど常識の範囲に入ってしまうだろうけど、ここは大学なのでたいていの講義が新鮮なのであります。語学や福祉関連は飛ばしちゃうけれど、歴史、社会学、科学全般はついつい耳を傾けつつだらだらしていた三日間。
放送大学をBGMにだらだらしている。画面に出ているポインタがきになってしかたありません。 pic.twitter.com/UgwxYF9V
— ふらくやん (@derutcarf) 2012年10月21日
ケプラーの法則から万有引力が導き出される過程とか、高校生の時にウマイ先生に教わったら脳がぴゃーってなるんじゃないかなーと想像していたところ。
— ふらくやん (@derutcarf) 2012年10月21日
ほーそー大学の超スピードで淡々とした説明でもかるくぴゃーっとなりかけたから
— ふらくやん (@derutcarf) 2012年10月21日
という感じの「ぴゃー」がしばしば。
本日「ぴゃー」となったのは、放送大学大学院「21世紀メディア論」。
インターネットの現象をはてブとかから観察してやんややんや考えたりしてるけど、こういうメディア論的な土台もなしにやんややんや考えても虚しさ募るばかりな昨今にうってつけな講義。
この講義を聞く直前にNHK「クローズアップ現代」がこんな内容だったのでタイムリー。
遠隔操作ウィルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれた事件。逮捕され、その後釈放された3人の男性と保護観察処分を受けた男子学生について、警察庁長官が「真犯人でない方を逮捕した可能性が高い」と謝罪に言及するなど、異例の事態になっている。警察のサイバー捜査の盲点をついた犯人とは一体どんな人物なのか。4人もの“誤認逮捕”を出した捜査のどこに問題があったのか。遠隔操作事件の波紋を緊急報告する。
http://nhk.jp/gendai/?g-20121023-3263
それを見ながらのツイートと言えば…
クロ現なう
— ふらくやん (@derutcarf) 2012年10月22日
番組で紹介された事例に対するその程度で問題とは片腹痛いわwというリアクションがブラック体験自慢っぽくてすばらしい。 #nhk
— ふらくやん (@derutcarf) 2012年10月22日
SNSはtwitterを中心にいくつか使っているけど、一方的につぶやきやreblogなどを垂れ流しているだけで、つながりやらコミュニケーション的な行為はほとんど皆無でありますからぜんぜん問題ありませんね!!
— ふらくやん (@derutcarf) 2012年10月22日
というわけで放送大学にカムバック。
— ふらくやん (@derutcarf) 2012年10月22日
これはダサい!もっと衒学的に何か言ってやりたいじゃない!「21世紀にメディア論が抱える3つの課題群」で予告されていたように、今後は情報化社会におけるメディアと人のありかた的な話に展開するっつうんでもうたまらない。すでに第7回ってのがざんねんだけど、Vaio君のおまかせ・まる録画にぶっこむなどした。
以下、書籍・キーワードのメモ。普段の平日はこうやってノートつける余裕がございませんメイビー。
メディア論の系譜
http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/H23/daigakuin/B/bunka/s_8940550.html
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- メディア論の系譜
- 第2回の内容を受け、メディア社会を批判的にとらえつつ、能動的に実践に参画する、新しい時代に対応したメディア論の思想史的「系譜」をたどる。
- 【キーワード】マス・コミュニケーション研究、トロント学派、カルチュラル・スタディーズ
- 水越伸(東京大学・教授)
マス・コミュニケーション研究
それぞれの特徴
(略)
21世紀にメディア論が抱える3つの課題群
- 技術中心主義と社会構築主義の相克
- 安定した人間像、社会観の崩壊
- 日本的問題状況の困難