エバーノート/ミラクルノート
エバーノートを授業ノートに擬えるという話。
大切なのは "イメージ" 。
Evernoteだと考えて使おうとするから、複雑に考えてしまうんです。もっと身近に、馴染みのある、具体的なモノを思い浮かべると、物事は単純になります。
学校のノートを思い浮かべてください。
Evernoteのノートブックは授業ノートです。理科・数学・社会などジャンルにわかれる。
Evernoteのノートブックを、私がどういうコンセプトでまとめているか。 / 旧:あなたのスイッチを押すブログ
なるほど、学校のノートね・・・高校時代のノートを卒業後処分するときに、おもひで的な意味で数冊とっておいてあったはず。あったあった。
ええ、高校時代の授業ノートは「ミラクルノート」といって、全教科1冊。全授業が時系列に並んでいる。Windows3.1時代において、現在のソーシャルストリーム的な価値観をいち早く導入していたとか言いようがない先見性!ちなみに細かく書かれているのは日々の思索を綴ったブログのようなもの。時代がミラクルノートに追いつくのにはまだ数年がかかるのだった……。
「ああ!数学のノートを忘れた><」なんて事故の多発に対するソリューションたるミラクルノート。欠点は特定の科目を追うのが困難ということ。小テスト程度の復習なら特に不便はないけど、定期テスト勉強ではネックになってくる。
ここで
とすることでそれさえも克服。なんたってミラクルノートだからまとめざるを得ない。赤ペン+赤プラシートで穴埋め式の反復を可能にする。こちらはルーズリーフを使い丁寧に作成し、自己満足を得、見直す気になることが大切。試験勉強の過程は次のようになる。
- まとめノート作成
- まとめノートの穴埋めを反復(+理系科目は練習問題など)
- 前日に復習
範囲のボリュームを考えて、全教科3ステップが踏めるように試験の日程から逆算して計画を立てる。試験が3日間あれば3日おきに各教科各ステップがすすむわけで、そういうインターバルが効率よいという経験則に至る。
これは大学時代の計画表だけど、高校時代もまあこんな感じでやっていた。シャカイジンのWBS(おおざっぱに言えば工程表)書いてうんたらかんたらを実践していたとは……ませた子……!
というお話を一般化すると、情報はざっくばらんにとりあえず蓄積して、後から分類とまとめ直しをする。分類とまとめ直しは必要に迫られたときだけ行う。かつ、分類とまとめ直しが何かの役に立つときだけ行う。授業ノートなら、それが試験勉強になるから。
じゃあ、エバーノートだったら?