本質的には変わってないぜ(1)
燃焼系燃焼系BLOG式。次は自分の番かと怯え慄く恐るべきインターネットですガクブル。可燃物*1を扱うサイトでは、「燃焼系危機管理マニュアル・ガイドライン」て具合に日ごろからしっかり危機管理・燃焼対策を立てておきましょう。
最近の燃焼系事件を簡単に列挙。
- 「素晴らしき世界」が燃えた。(http://blog.livedoor.jp/zentoku2246/archives/11882392.html)
- 「しがない記者日記」が燃えた。(http://blackshadow.seesaa.net/article/1839535.html)
- 「IT法のTop Front」が燃えている。(http://rage.sub.jp/archives/2005/02/ittop_front.html)
- 「ある東大生の一日」が燃えている。(http://plaza.rakuten.co.jp/obiekt/diary/200502120000/)
ここから導き出した一般的な燃焼系事件のパターンはこんな感じ。(「今Blogがアツイ!? - 流れゆく夢のような日々」より)
- 政治的な内容を含んだ(ツッコミ所満載の)記事がアップされる
- コメントで反論される
- 天然系煽りとしか思えないブログ主からのコメントが返ってくる
- さらなる反論がつく
- 事態を嗅ぎつけてウォッチャーが集まり、コメントに大量のツッコミが
- ブログ主、反論するも論理的に破綻していて自爆
- コメントした人を荒らしと決め付けて遁走
何気ないコメント欄の反論を、何気ないコメント欄の反論だと思って何気なくテキトウにやっつけ返事したら、「そら釣れた」と一気呵成に燃やされます。何気ないコメントはウォッチャーのブービートラップかもしれません。玄関は決してあけてはいけません。荷物は外に置いてもらいましょう。http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20020327/→コメントは危険の合図。
抽象的にWebサイトの燃焼とマンションの防犯を結び付けてもあんまり意味ない*2ので、具体的な対策のとっかかりを考える。
▼少し俺の認識している「しがない記者日記」事件の展開とは違うものがあるようです[id:lovelovedog:20050208]
記者のブログが攻撃された(というか、餌食になった)のは、繰り返しになりそうですが、ブロガーとしての姿勢が左寄りだったからではなく、ブロガーとして不誠実だったからでしょう。
不誠実な態度といえば・・・
「事の発端」「挑発」「批判者を煽るようなレス」「論破(される)」「懲りない」「うだうだと言い逃れ」「悔し紛れ」「言論統制」などなど、しがない記者の人が自ら望んで祭りになったとしか思えないような展開(以下略)
というわけなので、誠実な態度を逆算列挙すると以下のようになります。
- 事の発端とならない
- 挑発しない
- 批判者を煽るようなレスはしない
- 論破されない
- 懲りる
- うだうだと言い逃れしない
- 悔し紛れの発言を慎む
- 言論統制(コメント/てーばっくの削除/機能停止)をしない
「事の発端とならない」は外しましょうか。「Webサイトやめる」や「ウォッチャーの好む話題には触れない」や「超完璧な論理以外は書かない」という具合に、「家を持たなければ空き巣に入られることはない」という非現実的なゾンビだから。それ以降のもろもろを頭の片隅にぶちこんで、誠意ある対応をいたしましょう。
→ほんのちょっと関連エントリー「ホットな話題(2)」([id:fractured:20050115:1105820095])
追記:おまけ
また、彼らの発言内容も非常に興味深い研究材料となるので、個人情報以外はすべて記録を残す。むしろコメントスクラムをわざと発生させてやろうと画策することさえある。釣られた連中は実にご苦労さんである。
こんな具合に、熊野郎のハニーポット的な態度という戦略もあるですね。もちろんイデオロギー侍はハニーポットです!!!!→ハニーポットとは - @IT