2017年11,12月に聴いた:Topology/Mammal Hands/Aki Rissanen/Philippe Gleizes/桑原あい & 石若駿/菊地成孔/Steven Wilson/Bram Stadhouders/paranoid void/渡部優衣/Laura Annika/André Manoukian/井口裕香/Yes/SQUARE ENIX/Splatoon2/Joran Cariou/BiSH/Makaya McCraven/ねごと/amazarashi/血界戦線 & BEYON
11月12月合併号でお送りします。ここ数年律儀に作っていた2017年のベストてきなまとめはやったほうがいいですか?ゲームが忙しいのでできればやりたくないのですが!!!このエントリーを公開して1分以内に「やって!」とリクエストがあったら…kんがえます……。
- 【Twenty】 Topology ★オススメ★
- 【SHADOW WORK】 Mammal Hands ★オススメ★
- 【Another North】 Aki Rissanen ★オススメ★
- 【Band of Dogs】 Philippe Gleizes & Jean-Philippe Morel
- 【Dear Family】 桑原あい & 石若駿
- 【オリジナル・サウンドトラック「機動戦士ガンダム サンダーボルト」2/菊地成孔】 菊地成孔 ★オススメ★
- 【To the Bone】 Steven Wilson
- 【Big Barrel Organ】 Bram Stadhouders
- 【Literary Math】 paranoid void
- 【Fun Fan Vox】 渡部優衣
- 【Metsä】 Laura Annika Quartet
- 【Apatride】 André Manoukian
- 【Love】 井口裕香
- 【Topographic Drama: Live Across America】 Yes
- 【SQUARE ENIX JAZZ -FINAL FANTASY-】 V.A.
- 【Splatoon2 ORIGINAL SOUNDTRACK -Splatune2-】 V.A.
- 【The Path Up (feat. Damien Varaillon, Stéphane Adsuar & Pierre Perchaud)】 Joran Cariou Trio
- 【THE GUERRiLLA BiSH】 BiSH
- 【Highly Rare】 Makaya McCraven
- 【SOAK】 ねごと
- 【地方都市のメメント・モリ】 amazarashi
- 【TVアニメ「血界戦線 & BEYOND」オリジナルサウンドトラック】 岩崎太整
- 【Chapter 7 + Juan Pablo: The Philosopher】 Ezra Collective
- 【Elevation】 SANOVA
- 【THANK YOU BLUE】 DAOKO
- 【TVアニメ「少女終末旅行」オリジナルサウンドトラック】 末廣健一郎
- 【TVアニメ「魔法使いの嫁」オリジナルサウンドトラック】 松本淳一
凡例
- 第一印象点はだいたい1.0(そっとじ)、2.0(いまいち)、2.5(ふつう)、3.0(よい)、4.0(とてもよい)、4.5(傑作)みたいなフィーリングです。×20するとBurrn!誌の点数感覚に類似です。
- 文章中で突然個別楽曲に「点数」を言い出したら、10点:傑作、3点:かなりよい、1点:なかなかよい、0点:よい・ふつう・よくない・わるい・☓☓☓です。マレに「よい」を0.1点にするケースもあります。
- オススメ印はシェフが気まぐれているとお考えください。
【Twenty】 Topology ★オススメ★
Jazz。はじめましてかしら。Apple Musicのジャズカテゴリーに新着していたけれどジャズ性は低め。ただ、ジャズカテゴリーに新着してくれたおかげで私はこのすば(らしい作品に出会えたことに感謝)である。このすば。室内楽アンサンブルでミニマルを土台としている。ミニマルはリー派とヒ派に大別されるがこちらはヒ派を土台としている(かな?)。ミニマルを土台にしながら現代音楽へのグラデーションや上原氏的な意味でポップな表現やエスニックなムードさまざまなプログレ性そしてほんのすこしのジャズ性(ドラムが入って、いかにもジャズっぽいアドリブが挿入された箇所を指す。リー氏による「in C」のような即興はジャズ性とはここでは区別しておく。Z氏によるゲーム性はジャズじゃないのか?という話題もとりとめない)も効いている。突然ヒ氏のテープを用いた作品的な場面転換でプレイリストが次のアルバムに写ったのかな?とおもったらまだ本作でそしてまだたっぷりあった。もしかしてCDだと2枚組かもしれない。サーパスレディをミニマルで爆縮したような某曲などすな(おに)爆射了である。oi misu ミス おい 紀伊店のか おい jyo- misu ミス おい じょー、じょーよ、きいてんのか。じょーよ。室内楽コアアンサンブル+αの小さな編成に限った作品だが、ジョーが小出しにしてきたミニマル×X(X×ミニマル可換則は成立するか?BLだぞ?10倍)を先んじて集大成したような死角なしの良作であるぞ。じょーも「じょーミニマルベスト」みたいのつくってこ?深海系のテーマ曲なんか露骨に傑作だったじゃないか。そういうの、まってるよ?
→第一印象:4.6(5点満点)
【SHADOW WORK】 Mammal Hands ★オススメ★
Jazz。はじめましてかしら。プレイリスト上、【Twenty】 Topologyの次に並んでいて、【Twenty】 Topologyがまだ続いていると勘違いするほど、こちらもミニマルを基調とした音楽。Mammal Handsと違うのはこちらはれっきとしたジャズであるとゆう点。ミニマルをネタにがっつりジャズ的アドリブビビティとロック的キレとフォーク的叙情性と現代的サウンド感覚を盛り込んでいる。料理法がだいぶ違うが、こちらもミニマルを出発点とした極上のあれである。おい jyo- misu ミス おい じょー、じょーよ、きいてんのか。じょーよ。いや、ジョーはさすがにジャズは似合わない。じょーよ、さがってよいぞ。
追記。はじめましてじゃなかった。
アルバムタイトルからご想像の通り、Philip Glass流派のミニマルミュージックをカルテット編成でJazz/Jazz-Rock風味で熱演する作品。
それなー!
→第一印象:4.5(5点満点)
【Another North】 Aki Rissanen ★オススメ★
Jazz。はじめましてかしら。冒頭曲isグッドである。Jazzはレコードまたはヴァイナル(キャメラみたいなやつ)時代の外周部は記録密度が低く音質がよいからベストな曲をもっていくるみたいな風習の影響を色濃く残しているかどうかはさておき1曲め(ないし1曲めイントロの2曲め)がアレなので毎週リリースされる新譜をチェックする時は冒頭曲でプレイリスト入りするか判断することが多い。で本作のナイスでグッドな冒頭曲は久々の5連系である。4連係音楽が99.9%(決して大げさではないはずだ)を占める世界において5連係はそれだけで希少価値がある。マエストロ氏いらいの久々冒頭5連。不均等に聞こえる3連系を聴いたときに、2:2:1なのか3:3:2なのか4:4:3なのか(順序は考慮しない)1:1:1の微細なノリなのか聞き分けることができない雑魚なめくじなぼかーみたいなとーしろでもわかりやすいように均等アルペジオではいこういう5連ですよとプレゼンしてくれる親切設計。5連係定番の、1小節20連を4等分5連/5等分4連のクロスの盛り込めれみがある。また、6+5・・・みたいな不均等割も(あんまりききとれてない)サーヴィス。ECMっぽいムードにどろっと2:3/3:2が往復するパートは新鮮。アドリブを取るときのピアノがじゃっかんカチコチした印象がありますが、人類が5連系を本格的に取り組んでまだ数年?でありますから致し方ありません。超から目線。その後も、割る系、積み上げる系、連ねる系、ゆらぐ系などさまざまな技法を駆使しつつ緩みなく続く密度の高い作品。パワー系の曲では鍵盤氏も暴れ/殺気アドリブビリティでさすがやりますね。超から目線。ぬるいバに堕ちそうな場面でも、繊細な横軸の装飾、複雑な縦軸の構造、断片的な美しさのある主旋律、からの神経質なアドリブと、バの欠点を払拭する好演もあり。
→第一印象:4.5(5点満点)
【Band of Dogs】 Philippe Gleizes & Jean-Philippe Morel
Jazz。はじめましてかしら。J氏のようにぢべたを高速で這いずり回り飛び跳ねたり静止と加速を繰り返すベース氏、歪んだエレピからシンセまで凶暴もしくはダウナーな空気を演出する鍵盤氏、重心低め(スネアのチューニングが低めだから?)アタック強めでダバダバとあばれ太鼓るドラム氏が織りなす下部/側部構造を1曲めでガツんと提示し、以降は(ゲストなのか鍵盤氏のマルチプレイなのかは各自ググって結果を教えてほしい)トランペットやらサックスやらボーカルやら奇声やらが上部にすっぽりハマるっていく作品。ぐつぐつマグマめいたベースの個性(マグマ→MAGMA→J氏=Jannick Topを回答するやさしみあふれるブログです)がすべてもってってる感があり、ウワモノのサウンドを変化させつつもアルバムが進むに連れて聞き手のテンションがダウン否めないくもない。
→第一印象:4.3(5点満点)
【Dear Family】 桑原あい & 石若駿
https://itunes.apple.com/jp/album/dear-family/1286906614?uo=4&at=10lqt2
Jazz。いまをときめくピアニスト桑原あいさんとあとはじめましての石若駿さんの双頭リーダー作。石若さんの担当楽器はなんだろう?あとでぐぐっておきますねググルまでもなくドラムの可能性が高くなってきましたなぜならピアノ+ドラムのデュオ作品だから石若さんが作編曲家だったりエンジニアだったりしてドラマーはゲストという可能性は捨てきれないもののアランやジョンじゃないんだから。桑原あいさんといえば本ブログ的にはいまをときめくピアニストで上原さん山中さんらと並んでジャズ/ピアニスト/日本人/女性カテゴリー四天王の一角。上原さんと山中さんの間を埋めるポジ(ション)か。1曲め曲名に「TV Version」みたいな(うるおぼえ)副題がついているのが目に入ってしまい(つーきん中に聴くので曲名は意識されないんだけど、アルバムが切り替わったタイミングを確認するためにアルバムが切り替わったタイミングを確認するためにiPodみちゃったんだよなあああ)盛大なネタバレやめーやという気持ちに。確かにニュースステーションとかのバラエティ番組のOP(オープニングの略)にちょうどよいJazz家が丹精込めてJazz家に求められるコンパクトなインスト曲を作曲するやつの見本みたいな佳曲。…って先入観から逃れられないじゃないですか!あたいの精神はそこらへん忘れて白紙撤回するスキル伊豆NOTHINGと曲名のネタばれを避難しといてアルバムのネタばれで恐縮ですがアルバムの別の場面でTV版じゃないフル版みたいなのが収録されておりこちらはアドリブパート込みこれがまたとてもコンパクトながら仮想のベースがいるかのごとく味付けの左手と殺気の右手に集中低音のアクセント低音含めた広い音域の厚さとこの編成によって生まれる自由さから生じるさまざまな機能が濃密に詰め込まれておりよく考えられたギターソロみたいな(マーティンがアニソンで戯画的に組んだやつ。例:@@@@)芸術性がある。ピアノ+ドラムデュオといえば数か月前にその編成でとてもよいアルバムがあって4.5点くらいつけた記憶がありその作品について組み方の両面クラシック性(作曲性が高い/和声がきれい)が強すぎるのが唯一の欠点でジャズ性(即興性/ジャズっぽい和声っぽさ)にちょっとバランスすればさいつよなんじゃまいかみたいなことを思った思い出しますそういう意味で本作は逆のジャズ性がわに強く振ったてある。数か月前にその編成でとてもよいアルバムをクラシック性:ジャズ性=9:1(極左)だとすると本作は3:7(右翼)くらい。ジャズ性はさすがのジャズ性でサビてきな決まりごとに到達するまでの自由時間での緊張感はさーすがであります反面サビてきな決まりごとは賛否両論(曲による)で単純にピアノだけでは物足りずもっと適切なで聞きたいアレもあればそれならHZETTRIOが適任みたいなアレもあった。桑原さん十八番の心を打つアレもあるのでトータル的もしくは総合的にはたいへんよいアレでした。
→第一印象:4.4(5点満点)
【オリジナル・サウンドトラック「機動戦士ガンダム サンダーボルト」2/菊地成孔】 菊地成孔 ★オススメ★
https://itunes.apple.com/jp/album/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB-%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0-%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88-2-%E8%8F%8A%E5%9C%B0%E6%88%90%E5%AD%94/1303320376?uo=4&at=10lqt2
前作は傑作サントラながら、大西順子さんの実質的なプレ復帰先みたいな話題が音源に先行してしまったきらいがあるが、今作は事前の情報シャットダウン&事後のクレジットもいっさい見ずにちゃんと音源だけ聴きましょう。曲名でゲストボーカリストがネタバレしているのは許しがたしだが致し方なし。ハードなJazzパートはとことんハードでとてもよい。がっつり作曲されてる、テーマは作曲されてる、ほとんどフリーなグラデーションしつつとことん無調(なのか調性感の隠蔽なのかはよくわからない)と有調のコントラストが卍効いていて緊迫感が有頂天である。とことんムなバは戯画的なほどムなバで、先鋭的な音楽家が肋骨にベタなことを本気でやるさまは至高の遊びである。中間に当たる行進曲風なやつはお家芸5連符でアノの訛感がとてもよい。サンダーボルトのサントラと言えば、それと好対照をなすポップスパートであります。こちらも自身で学校を主催したり教育家であり実践家であり先鋭的な音楽家が肋骨にベタなオールディなポップスことを本気でやるさまはイカに?と興味本位なところはありますが、そういう先入観を抜くと高度なアレはアレと区別がつかない現象ですかなしみ。おださんが歌う日本の民謡+中南米を悪魔的に合体させた曲が肋骨に日本の民謡とか中南米の様式とかいう文脈が失われてフラットに組み合わされた未来感があり、翻って他の曲にもそういうミクスなんとかやクロスなんとかが含まれているのかもなあでもワイis無知りパナくてよくわかんないんだよなあ。といったポップスパートを抜けた終盤数曲が新体験。偽読経(マンガの魔法詠唱とかに使われガチな偽古語に対応する)にポリリズミックだったり即興的だったりするテクノが癒着するトラックがつづく。般若心経+なんとかや護摩+ジャズみたいなこころみはたまにありますが、あれらは主体となる西洋音楽側に読経を見世物的に陳列しただけのゴミ(児戯為スターダスト)であることがほとんど。しかしここには発明的なサムシング何か創発がある。この最後の数曲をより発展させて煮詰めてフルアルバムになったら4.7点とかいきそう。その際はジャンル「ジャズ」で登録お願いします。「テクノ」「エレクトリック」「ダンス」「R&B」とかだと漏れるのでじょぼぼぼぼぼぼ。そういえば映像の方(TVシリーズなのか映画かなのかも分からないくらい)はぜんぜん見ていないのですが、こんなサントラが劇中に流れるってどんな感じなのかとても興味あります。ハードなJazzパートがガンダムなので、大きなロボットがドッタンバッタンしながら流れるんでしょ?なんかすごそう。Jazz系の至高のサントラといえばラーゼフォンですが、こちらも映像の方(TVシリーズなのか映画かなのかも分からないくらい)をぜんぜん見てなくて。ロック系の至高のサントラとえばトライガンですが、こちらも映像の方(TVシリーズだということは知っている)をぜんぜん見てなくて。雰囲気系の至高のサントラ問えばメイドインアビスですが、こちらは原作→TVシリーズ→サントラでした。
→第一印象:4.3(5点満点)
【To the Bone】 Steven Wilson
https://itunes.apple.com/jp/album/to-the-bone/1234526274?uo=4&at=10lqt2
プログレ。スティーブン氏スティーブンしー新作出してたんなら教えてくださいよ~スティーブンしーなぜ気づかなかったかといえばApple Musicのメインカテゴリが「オルタナティブ」になっていたから「オルタナティブ」はさいきんチェックしてないんですよスティーブンしー「ロック」はちょいちょい見てるので気づいたと思うんですけどスティーブンしー「オルタナティブ」と「ロック」は排他的になっていて「ロックはオルタナティブ(ロック)を包含しない」世界観の模様ちAmazon Musicの「ロック」と「ハードロック・ヘヴィメタル」は重複エントリーが許されるのでそういう世界観。話をAppleに戻すとロックとオルタナが排他もちろんジャズとクラシックとか他のジャンルも排他ブラック/テクノ系の様子はよくわかんないですがたぶん排他しかし「J-Pop」と「ロック」は重複エントリー可能なのまじゆるさんJ-Popにエントリーしたらロックには入らないでほしいのだがロックにエントリーしてJ-Popに入るのはいいけれどおいおいそれじゃあJ-PopにエントリーしてロックにもエントリーしたのかロックにエントリーしてJ-Popにエントリーしたのか区別がつかないからおいおいなるほどやっぱりJ-Popとロックは排他の方向でお願いしますそもそも「J-Pop」は特定の音楽性を表していないので廃止でよいと思うのだが?グッローバルなインターネッツが価値観のダイバーシムシティでフラットでオーディエンスがイノベーティブなエスタブリッシュメントないまどき日本人/外人だから聴く/聴かないなんてやつおる?wwwwwwwおるぞここにhere逆に「J-Pop」は特定の音楽性を表していないアルバムが多すぎて他のどのジャンルにも属せないまであるそれはこまるたままた特定のジャンルに属することが許されたやつが「ロック」にエントリーされていると言えるいやしかし「ロック」に重複エントリーされた「J-Pop」の作品が本当にロックか?というとロックとは何かっていう宗教戦争勃発まったなしである【リズム隊が人力で演奏されがちでドラムはアコースティックベースはエレクトリックな音色がちでリズムの構造が明示されがちで(小節の先頭にバスドラを踏みがちで、4拍子の場合2,4拍目にスネアが叩かれがちでハイハットなどによってリズムの最小単位をクリックしがち)でウワモノはギター中心が多数派で作曲の比重が高いポピュラーミュージック】であろうか「音楽は魔法じゃないって歌ったY1(Yas)氏に対して次のY2(Yog)氏が音楽は魔法だよってスタートしたのが最高にロックだった」みたいなことを言う時「Y2氏はリズム隊が人力で演奏されがちでドラムはアコースティックベースはエレクトリックな音色がちでリズムの構造が明示されがちで(小節の先頭にバスドラを踏みがちで、4拍子の場合2,4拍目にスネアが叩かれがちでハイハットなどによってリズムの最小単位をクリックしがち)でウワモノはギター中心が多数派で作曲の比重が高いポピュラーミュージックっぽかった」という意味だロケンロールそれはさておきぱっと書きなぐったこの定義を個別に検証していくまず「リズム隊が人力で演奏されがち」であるがリズム隊(ドラム+ベース)の存在が暗黙の前提になっているがはたしてそうであろうかアコースティックギター一本でパーカッシブな演奏をしたときそれをロックとは呼べないのかんー?ちょっと考えさせてください考えている間にスティーブン氏の話でもとつぜんなぜスティーブン氏の新作出てないかな?って能動的に探したかっていうとある夜寝入りながらちょっとGentle Giantでも聴くかなって気分になって枕元においてあるアラーム&寝入り音楽再生専用機になっているアイフォーンの旧機種でミュージックアプリ開いてGentle Giant検索したら往年の名盤にスティーブン氏MixみたいなバージョンがあっておいF氏とずぶずぶかと思いきやあちこち手がけてるなあ色男よそんだけ往年のプログレにどっぷりな割には自身が手がける音楽への影響は極めて抑制的じゃあねえか露骨にオクトパスしてもいいってもんよ?そこがスティーブン氏のソロアーティストとしての矜持なのか音楽性なのかジェネシス的な展開やフロイド的包容力は感じられるもののアップルのメインカテゴリーが「オルタナティブ」になるのも理解できるサウンドだつまりふだん「オルタナティブ」ジャンルを愛聴している人がスティーブン氏を初見で聴いたときこれといって違和感ないって話しかしそこに忍び込ませたプログレ性に驚きを覚えてもらってそこからプログレ性癖に目覚めてもらえれば最高ではありますスティーブン氏はそういう戦略なのだろうかとは言え本作はオルタナ寄りすぎじゃあありませんかプログレ性が低いとある曲なのでいつもの節が全快になって安堵するくらいそういえばそういう戦略なのだろうかで思い出しましたがH.Z.T.も最初は「Spazよりちょっとまし」低度のどちらかというとファック寄りな作風だったのに徐々に本性を露わにしてずいぶんファビュラスになってるのは比較的なマスなスペアザ層を比較的ニッチなアレへ牽引する戦略なのだろうかとそういうことを先月のjの段落で脳内ブログしたけれど書きそびれたことを思い出しました書きそびれたけれどまだ先月のエントリーは公開してないのでそっちに書き足せばいいじゃないたしかにユーノゆうとおりさて話をもとに戻しますアコギ一本の音楽はロックと呼べるのかってはなしもし呼べるのなら殺気のロックの定義は書き直さないといけないでしょ?そこんとこ曖昧にしたままロックって単語使うのは許されないよ!!!!ハテナはそういうとこ超厳しいから。
→第一印象:3.5(5点満点)
【Big Barrel Organ】 Bram Stadhouders
Jazz。はじめましてかしら。ギタリストだと思われるBram Stadhoudersの作品。歪み少なめのJazzギター音色とパイプオルガン風の音色を中心としたドリーミーやスペーシーな音楽。ギターとふわり的にきれきれなフレーズをギータとオルガンがぴっちりユニゾンしてたりするの、ギターシンセ的なギターMIDIコンバーター的な何かで同時演奏しているのかしら。というか低音は自ら足で弾いていたりシーケンスフレーズとかも仕込んだのを何かのトリガーでコントロールしたりで、リー氏もびっくりな曲芸的なあれでぜんぺん1人で「演奏」しているのかも?と想像がふくらみます。謎の拙いパーカッションはさすがにエキストラみたいな人かしら。海洋の地形をゲラップゲッダンと浸るのはよいけれど、ワイルドな曲は普通にバンド編曲でききたいなあという気持ちも湧くみある。
→第一印象:3.4(5点満点)
【Literary Math】 paranoid void
J-Pop。たぶんはじめましてじゃないんじゃないかしら。とんがったインスト中神経J-Popバンドがspazへ堕ちる直前みたいな腐りかけのよさがある。こういう感じのサウンドのギターは何かの流行だろうかミスター集合知教えてメンス。時を経てからちょろちょろ登場しだす女声が無骨なインスト隊とよい堆肥になっていてMOEである。
→第一印象:3.6(5点満点)
【Fun Fan Vox】 渡部優衣
J-Pop。声優で歌手の渡部優衣さんのアルバム。なみだなみだなみだしかでない。声優で歌手の人のソロ作品でちょいちょい予算不足で例えば弦楽隊が雇えないなら無理してシンセで弦楽編曲せずにせめてリアル系の音源を使って丁寧に打ち込むかあるいは低予算感の薄れるテクノ側へ振って最適化したほうがよいのでは?などと茶化(ティナイズ)しているもののそれは半分冗談で(本文本気と半分冗談は同じ割合なのに意味合いがだいぶ違うのはホワイなぜに)ちゃちなストリング音色はシンセ奏者がライブで弾く感じを音源パッケージでも演出したと前向きに考えることも出来た音源でごーかな編曲しちゃうとライブでシンセ演奏したときちゃちさに幻滅しちゃうかもしれないとか想像できる音源原理主義である当ブログとは相容れないけれど致し方なしな麺もある(シンセ演奏が冴えてれば結果オーライだ)しかし本作は……最初から最後まですべてのパートが低予算感大爆発である……なみだなみだなみだしかでない声優で歌手の人のソロ作品でちょいちょい予算不足で露骨に気合の入った曲にしょーもない曲を盛ってフルアルバムに仕立て上げるなら曲数減らしてでも密度高くして欲しいなどと茶化(ティナイズ)しているもののそれは半分本気で(本文本気と半分冗談は同じ割合なのに意味合いがだいぶ違うのはホワイなぜに)しかしミニアルバム扱いになると価格設定とか流通的な取扱とか諸事情のため採算が合わないとかあるのかもなあとか想像できる音源原理主義である当ブログとは相容れないけれど致し方なしな麺がある(リキの入った良い曲がツボにハマれば十分収穫だ)しかし本作は……最初から最後まですべてのパートが低予算感大爆発である……なみだなみだなみだしかでないたとえば今季(2017/11/16時点)「ダイナミックコード」というアニメ番組が話題だ*1またちょっと前には「学園ハンサム」という番組があった*2すなわち本作は「ダイナミックコード」であり作品を構成する歌手の頑張りを除いたすべての要素が崩壊しているのに対し超低予算感を逆手に取って実験的/シュールな映像をお送りした「学園ハンサム」に相当するのは3776であーるのだーななんだってーゲーム版/アニメ版キャストの平行公開は3776のリンクモードに符合するではないかー!ななんだってーもし厨二の私が歌手デビューするならドラムはマークジュリアナ氏とリチャードスペーヴン氏でベースはアビシャイコーエン氏で作曲はティグランハマシアン氏で編曲は狭間美帆さんにお願いしたいなあでもそれは無理だからなあさてトラックがあがってきたよどれどれ……と期待して本作のオケを頂いたらなんか悔しさで号泣しそうであるなみだなみだなみだしかでない厨二の私の妄想はさておき本作に関わったすべての人がそれぞれの立場でベストを尽くしたと誇りを持ちその過程で不幸がなかったことを願うのみですだとしても音源至上主義のわたしはなみだなみだなみだしかでない。
→第一印象:2.0(5点満点)
【Metsä】 Laura Annika Quartet
Jazz。はじめましてかしら。いまはやりの(…まったくおなじ口上を何ヶ月か前や何ヶ月か前に繰り返してるきがするので以下略。本作を聞いた上で、ああ、あの口上ね、と思い出してほしい。わたしは思い出した。なんつったって著者だから。)。いまはやりの()のラインナップのなかではややパワーに欠けるきらいはありますがボジョレー敵にいうと上々の出来かと思います。
→第一印象:4.0(5点満点)
【Apatride】 André Manoukian
Jazz。はじめましてかしら。冒頭からとびだすアルメニアの香り。アルメニアといってもティグランハマシアンやヴァルダンオヴセピアンやヴァハグントゥルグティアンあたりのほんの数名の音楽に共通する感じが感じられるっつうはなしで、下部構造はどちらかというと中東的なアレが感じられ、これは汎陸半球汎エスニックな音楽ともいえるかもしれません。北欧+中東は比較的メジャーで相性の良いアレで、先のアレには日本民謡(節)+中南米というアレがったように、西洋音楽+見世物ではなく、何かかける何かみたいなアレが進む音楽世界の幸せの一形態がこれであります。この曲はこのモチーフ/ネタで一発みたいなコンパクトな曲がずらりと並んでいて、やりたいことが明確で(そして好みで)わかりやすい。よく架空のゲームのアレンジ版アルバムみたいな表現を良くも悪くもなニュアンスコミでしますがこれは良い意味側に振れた架空のゲームのアレンジ版アルバム。エスニックな雰囲気はファンタジックと重なるところが多いので。
→第一印象:4.0(5点満点)
【Love】 井口裕香
声優で歌手の井口裕香さんのミニアルバム。そうそうよく声優で歌手の人の作品ではフルアルバムで音楽性がとっちらかったり1曲あたりの予算が低くてしょぼい曲で水増しするんだったら音楽性を絞り密度の高いミニアルバムを小出しにしてもらったほうが嬉しんだよなあでもミニアルバムにはミニなりの予算と販売価格しかつかないからそうはイカんザラキなんだろうなあみたいなことを言いますみたいなことを言うけれどそのロールモデルみたいなミニアルバムはほとんどなくてM.S.さんのデビューミニアルバムが唯一の傑作ミニアルバムでY.AOIさんの初期2枚ミニアルバムやU.R.さんのミニアルバムがそれに続く佳作かしらというくらいミニアルバムミニアルバムって書きすぎて「m」で変換候補に出てくるようなソリすぎてソリになったwwwwwという文脈において当ブログで取り上げた過去2作のフルアルバムが予算感はさておきとても丁寧でそれこそ制作陣にLoveられた佳作だった井口裕香さんがマンを持してミニアルバムとはこれいかに!?であります。1曲め!いきなり低予算感があびゃあとしたアレでんんん?と白目をむきかけたが2,3曲めで落ち着いてなるほどこのミニアルバムは歌謡的ロックンロールをやりたいアルバムなのかな1曲めはリード曲というかぱっと押しの強いのがアピール的に必要だよねと悪い大人に押し付けられたのかな?じゃあしかたないよねと思いきや続いて良い曲のターンに入りあれ?ロックンロール的なやつじゃなかったのかな?でもロックンロール的なやつよりはこういう素直な良い曲路線でよいんだけれどとはわはわしているうちにミニアルバムなのでしゅっと終わってしまった音楽的にとっちらかったフルアルバムをミニサイズに圧縮したような流れにチーガーウーダーローそうジャマイカのタメ五郎なので後半の流れを前半にも拡大してよい曲ミニアルバムで音楽性を統一したうえでフルアルバムの予算を投じてアコースティックパートを打ち込みから生演奏にするとかゴージャスにしてもらえればよいと思いましたというアルバムとしての印象派チーガーウーダーローですが良い曲パートは期待したとおりの良い曲だったので安心感はあります。
→第一印象:3.3(5点満点)
【Topographic Drama: Live Across America】 Yes
プログレ。Yesの最新ライブ作品。地形のドラマ。海洋地形学のドラマじゃないことからお分かりいただけるように海洋地形学の物語からは半分の2曲+ドラマ全曲を中心としたセットリストに定番の人気曲をちりばめた構成。近年、怪奇骨董たおやめぶりっこ執筆陣での評価がうなぎのぼりなドラマが全編採用されるのはうれしみがある。Yesといえばアルバム四天王作品として(ライブ作を除く)、危機、リレイヤー、こわれもの、の次に何を入れるか定まっていない中、近年怪奇骨董たおやめぶりっこ執筆陣での存在感を高めているのがドラマ。ジョンアンダーソン抜きの作品では随一ではないでしょうかどうでしょうか。ジョンアンダーソン抜きで思い出しましたが最近のYesはジョンアンダーソン側と何度めかの分裂状態でですが本ツアーはどういうったラインナップなんでしょうか。結成よりもうすぐ50年となるYesは毎年メンバーチェンジ繰り返してる印象で唯一絶対メンバーだった彼が近年亡くなってエトセトラ。ビリーシャーウッド氏だとしたら安心感はあります。さて本作は「ぼちぼち」といった印象。Yesは卓越したライブバンドであるけれどスタジオ版の完成度が異常に高く(またライブはスタジオ版を再現する方向性で頑張っているため)どうやってもライブでそれを超えられないディ・レンマあります完成度高い原作との落差メンバーの老いから来るパワー不足などありますが事前の不安感をそこそこ安堵に変えてくれるぼちぼちな内容です。
- Steve Howe (guitars)
- Alan White (drums)
- Geoff Downes (keyboards)
- Billy Sherwood (bass)
- Jon Davison (vocals)
→第一印象:3.0(5点満点)
【SQUARE ENIX JAZZ -FINAL FANTASY-】 V.A.
Soundtrack。エフエフまたはファイファンこと国産ゲームタイトル「ファイナルファンタジー」シリーズのBGMからJazzアレンジ版。選曲はかなり保守的。Jazzアレンジといえばどれだけイカした楽曲の再構築(抜本的な再編曲は前提としてハーモニー部分にどれだけ踏み込めるかリハモが重要)+どれだけイカしたアドリブプレイが繰り広げられるかというのが最大の焦点になります原曲の印象を維持することに重きを置きすぎてハーモニーがほとんど原曲準拠にすこしジャジーな装飾をした程度になりアドリブも「そんな原曲にないことやってはいけません」みたいな精神で前モダン的フェイクをちょこっとまぶす程度みたいのが最悪のケースであり最強なのは…よくわかんないけどB.M.氏やT.B.P.の既成曲の料理の仕方はなかなかクるものがります。さて本作はそういう観点でいうと…合格せずとも悪からずみたいな印象があります超から目線。@@SQシリーズのJazz寄りな作風であるJazz SQやCafe SQに及ばないという印象があります。超から目線。商事kい、なぜ、いま、これのリリースなのか企画意図がさっぱりんぐベイです。かつてWeb2.0氏が夢見たのはさーてインターネットの評判はどうかなと検索すれば感想・レビューブログがずらりとならびタグクラウドやトラックバックにより関連作品などたどったりいろいろ広がる夢の集合知でしたがげんざいウェbはなにか作品でぐぐると商用ページがずらりレコード会社の紹介文のコピペがずらりでみんなの感想などはまったくひっかからないぜーしょんであります商用サイトが強くなったのともうだれもブログなんて書いていないのと相乗効果きつい検索結果を何ページもほりさげてようやくみつかった個人ブログがこんなよみに草を徹底したページで辟易の極みであるWeb2.0氏の思想にのっかるなら1エントリー1作品に的を絞りちゃんと改行や段落や見出しをセマンティックとまらないしあまりJazzは知らないけど興味あるゲーム音楽好きな人を想定してそふやふ人が参考になる音源を紹介したりエトセトラなのにこのブログときたら肝心のところが「B.M.氏」だの「T.B.P.」だのわざと書いた人鹿わからないように伏せる始末なぜかってそれは人によんでほしくないからうっかり「ブラッド・メルドー氏」とか「The Bad Plus」とか書いちゃうと「Jazzもぐりのwwwwwブラッド・メルドー信者発見wwww全力で燃やせwwwww特定班はよwwww」とか「The Bad Plusをあげるとかお前の主観だろ。せめて統計的根拠を示せ。つまり馬鹿はだまってろ。」(←ほんとにハテナブックマーカーはこんな感じ><インターネットもそんな感じな人が増えた。(うっかり増えたってうっかりいうと、増えたって根拠を示せ以下略))みたいな怖いはてなユーザーに目をつけられるリスクが高まるしかし本能的なアウトプット欲とせっかく書いたテキストだからネットにあげたい欲としかし批判にさらされる覚悟はないみたいな虚弱の妥協点としてこういう読みづらさにパラメータ全振りしたエントリーができましたみたいなキャラ設定でここ数ヶ月やってますがこのキャラも2017年くらいでやめようかなという気持ちもありますさてはて。
→第一印象:2.5(5点満点)
【Splatoon2 ORIGINAL SOUNDTRACK -Splatune2-】 V.A.
Soundtrack。Nintendo Switch で遊べるゲーム Splatoon2 のサントラである。さきほどのアップデートで追加されたステージBGMを含みますヨロ。ゲームの方を Wii-U の Splatoon からがっつり遊ばささささせて頂いております候致しますつきましては、音源としての純水な感想を述べること能わざーるでござーるでせがーる。なかなか凝りに凝ったSplatoon2の音楽的コンセプトや世界観についてはグーグル先生のほうがよほど詳しいので彼にきいてください。7拍子のヴァースがイカすとある曲や、何が起きているのかわからないシャケ曲2曲がききどころ。ミニゲームとしてBGMをつかったリズムゲームがあるのですが、シャケ曲の譜面が謎めいたことになっているので必見。エンディング曲はさすがのかうぱーし線崩壊楽曲であーる。前作のエンディング曲はとある悲しい出来事と結びついて過度にバイアス気味ですので、新たな気持で新たな曲を人類は得られてありがたい。あとは、タコのBGMがアオリ成分が入ってすこしきらびやかだったり、シャケの竜穴にクマサンのテーマで使われているガムラン系の音色がこっそり入っているのはライトモチーフ的な示唆いのか、ゲームを知らない人には謎めいた戯言にしか聞こえないエトセトラ。
→第一印象:4.0(5点満点)
【The Path Up (feat. Damien Varaillon, Stéphane Adsuar & Pierre Perchaud)】 Joran Cariou Trio
Jazz。はじめましてかしら。とても優秀なコンテンポラリージャズで、流行りの5連係とかもしかkり盛り込まれていて聴き応えぐんばつ。本ブログの4.0点基準を手堅くおさえにくる構成だけれど、ざんねーん!ちょっと緩いテイクが多めで、もうすこしテンション高め側に寄せてくれればよかったのに!!
→第一印象:3.9(5点満点)
【THE GUERRiLLA BiSH】 BiSH
J-Pop。はじめましてじゃないじゃないかしら。3文字のほうのBISと名前がややこしくてあまり区別がついていないのですが、階段したりすたのはエッチなほうですかエッチじゃないほうですか。エッチじゃないほうはイロモノ的な展開が多く、エッチがついてるほうはストレートにロック寄りに染めてきたほうですよね?だれかググって詳しく教えてください。よく声優で歌手の人のソロアルバムで言う感想と同じになってしまいますが、最初のツカミ曲と後半の良い曲群でコンパクトにまとめていただけたらよいのに、というやつでした。とはいえ、後半ってやつが意外と前半から切り替わり、amiinAからサウンド的な面白さを抜いてsora tob sakanaから構造的な面白さを抜いたような手堅い展開でよかったです。この曲のてろてろてれてれってメロディのところてろてろおっぱっぴーと、繰り返しの最後だけ変化するパティーンとかになってればいいのに!みたいな細かい要望はありましたが。
→第一印象:3.4(5点満点)
【Highly Rare】 Makaya McCraven
Jazz。はじめましてかしら。これはマニアックな作品。'60年代に録音された幻のアングラJazzレコードを再発したのでは?みたいな異空間。しかしベースの存在感が完全にヒッピホップ的なあれで'60年代にはありえない組み合わせになってまるでレトロフューチャーである。ファンクの先取り、としてはありえるのか?もしかしてほんとに'60年代に録音された幻のアングラJazzレコードの再発なのでは?と最後まで疑念が払拭されない。みなさんはググって確かめてほしい。それこそ'70年代ドイツ人(にん)がラリって記録したドーピングセッション風やら、そういうノリで爆走するSailors’ Talesみたいな、すなわち現行クリムゾンのきたるべき姿を妄想させるギスギス感やら、と思ったらまたヒップホップ世界だったり、とことんごった煮寄せ鍋りんである。表のカシマタワー、裏のマカヤタワーみたいにイキり立つイチモツである。
- Makaya McCraven – drums, producer & arranger
- Junius Paul – bass guitar
- Nick Mazzarella – alto saxophone
- Ben Lamar Gay – cornet, diddley bow, voice
- with cameos by
- Gira Dahnee – background voice
- LeFtO - turntables
→第一印象:4.3(5点満点)
【SOAK】 ねごと
https://itunes.apple.com/jp/album/soak/1311350419?uo=4&at=10lqt2
J-Pop。わたしがねごとにもとめているものはジミヘンみたいな音楽の業火に焚かれるようなアレでありるますが本作はそれとわ対極的な肌寒く人肌温世界。もうあのグループも活動を終えたわけだしもうあのグループとの相対化はもう不要なのだから。これはネタばれになってしまいますが最後に藍井エイル式カバー曲が収録されておりそれが軽く秀逸なのでそういう企画も映えるかも。とあるアイドルの曲をとあるシンガーがカバーしたとき、原曲に対する批評性というかメタフィクション性というかメッセージ性というか何か得体の知れない音源が生まれるということもあったかもしれない。やすしとやすこでこんなにちがうのかと。最近のテクノ路線は同じくテクノでおしゃれで冒険的なsknksynが立ちはだかる。あいつは男声でねごとは女声という加点要素も及ばすなところまでわんちゃんあってゆくーう。あまり軽々しくテクノなどというとテクノ警察にテクノ棒で殴られかねないのでああれですが・・・いわく、「ねごとやsknsnがテクノとかwwwあれはエレクトロ。知ってる?知ってるわけないよなあ!?テクノとエレクトロとハウスとEDMとアンビエントとブレイクビートとドラムンベースとダブとトランスとジャングルとユーロビートは完全に排他的なジャンルだからwwwwwハウスのサブジャンル孫ジャンル数十個全部音楽性の違いちゃんと説明できるか????厳密に区別して語れない雑魚は音楽聴く資格ねえからしんどけよwwwwwおっとその理屈だと何十億人死なないといけないからたいへんだなwwwwそれはさておきまえはブログ削除した上でしんどけよwwwwwいや、いますぐおれがころしにいくはwwwwおまえがExif消さずにあっぷした過去の写真からほぼバレてるからwwww家まで特定してないけどまあ近所一帯血の海にして草の一本残さず焼き払うからwwwwうはwwwwたのしみwwww大草原だわwwww草だけにwwww核爆wwwwちょっとごはんできたみたいだからたべてくるあいだに遺言かいとけよwwwwwぜったいゆるさないからなwwwwぜったいゆるさないぜったいゆるさないぜったいゆるさないぜったいゆるさない絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許絶許ぜっちゅるぜっちゅるぜっちゅるぜっちゅるぜっちゅるぜっちゅるぜっちゅるうわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
→第一印象:3.3(5点満点)
【地方都市のメメント・モリ】 amazarashi
https://itunes.apple.com/jp/album/%E5%9C%B0%E6%96%B9%E9%83%BD%E5%B8%82%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-%E3%83%A2%E3%83%AA/1310245448?uo=4&at=10lqt2
J-Pop。さいごが「し」というひっじょーに紛らわしい共通点のせいで米津玄師と混同していた恥ずかしい過去ログがありますがもうだいじょうぶ。打ち上げ花火を下と上からシュレディンガるのが米津玄師氏で夏の星座で首をつってぶら下がるのがamazarashi氏でぼくたち!わたしたちは!いれかわります!なのがラッドウィンプス氏でわたしいがいわたしじゃないのがゲスノ氏でキノコヘアーとスネオヘアーは世のトレンドで異世界転生するのがラノベでしないのが本作だいま列挙したあれこれは本作の感想を抽象化した感じになっておりますが具体的には述べさせていただきませんそ(れはさておき)歌詞は絶対聴かないマンでボーカルはあくまで器楽のいちパートであるみたいな評価軸が当ブログ執筆陣のキャラ付けです日本語の歌詞を日本語として解釈して加減点するのは分からない外国語やインスト曲との不公平感があるじゃないですか!リベラル的ポリコレ的に問題じゃあありません?あのバンドは歌詞がいいとかいってるやつはレイシストで歴史修正主義者で歌詞に親を殺された人への想像力が欠如してるこのテキストを書いているちょうどそのころなんかインターネットでそういうのが盛り上がっているので便乗してみましたggrskthrp(ググレスカテヘロペ)歌詞を絶対聴かないとしても作曲編曲サウンド歌唱ともに繊細なところは繊細にざっくりなところはそれなりに作り込まれていてとてもよいそれでいて歌詞は絶対聴かないマンの耳をかっぽじ開けてねじこんでくる言葉の強さがあるやめっ///
→第一印象:4.0(5点満点)
【TVアニメ「血界戦線 & BEYOND」オリジナルサウンドトラック】 岩崎太整
Soundtrack。ラッパーの起用やヒップホップインスト風のトラックに代表されるシャレおつさは当ブログアニメサントラ史上で特異な位置づけにあるサムライチャンプルーを思い出すようなほにゃらかメントみがある偏見と誇張とステレオタイプなニューヨークじみた都会的な音楽を基調にコントラストとして情緒的な……情緒的というか普通のサントラに求められる普通の音楽を入れざるを得ない現実の悲哀みたいなものがありますが悲哀的みたいなものを除外して素直に聴けば普通は普通だけど抑制がぐっと効いていて都会系音楽とのピストン運動が快楽のさざなみをフランス書院する。それはさておきとつぜん本格的なJazz(エレクトリック編成)が挿入されてあれもう次のアルバムに移ったかな?と思わずアイポッヅを確認してしまう場面もありイカしている硬い音楽と柔らかい歌謡の対比ではサンダーボルツが抜きん出てるが追いすがりずむが感じられてよい。
→第一印象:4.1(5点満点)
【Chapter 7 + Juan Pablo: The Philosopher】 Ezra Collective
Jazz。はじめましてかしら。ホットなJazzは速いだけのロックや4つ打ちでほら踊れ踊れと扇情してくるテクノよりよっぽど本能的な何かをサムシングされるバイブスがある。けっこうホットな出だしでプレイリスト入りが確定したやつ。先鋭的なおもしろみはないものの全体的にもぼちぼちホットでよかったです。ぬるーいレゲーになってテンションヌがだだ下がりする場面をのぞいては。「たーん(リバーブの効いたスネア音)」じゃねえよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
→第一印象:3.7(5点満点)
【Elevation】 SANOVA
J-Pop。spazやdsdsのようなインスト系J-Popsの悪い文明(hztrは良い側の文明へ徐々に移行してきた)の悪い側にぎりぎり入らない文明5拍子とかあるし5拍子がなかったら悪い文明!と怒っていたラインなどと書きつつSANOVAって過去作聞いてたかも?と思って過去ログぐぐったらほとんど同じこと言っててフいた(文章上表現であり実際は何もフいていませんyoクチから何かを吹くとは何事か!と炎上して引退したユーチューバーがいるという要出典を配慮)Apple MusicのJazzカテゴリーに新着していたのはやや釈然としないところはあります容はどちらかと言えばクラシック側だから即ちいちおんいちおんまでがっちり作曲されていて即興の入る余地がない感じでリズム隊も打ち込みなのか人力なのか分からないラインだぇdpベースが打ち込みするにはコスパが悪い奏法を再現しているのでおそらく人力でドラムだけ打ち込みというパティーンはないんじゃないかと推測してエトセトラみたいなところあるが実は事前にがちがっちに作曲しているように聞こえて実はハーモニー以外は即興的に演奏している説もとれなくないけれど事前にするかリアルタイムにするかの違いで作曲であるkとに変わりなく即興とはサムシング違う思い起こせばK.J.が自身の即興についてまさにリアルタイムに作曲することだと語っていた要出典あれに相応するところで何が違うかというとリアルタイム作曲は後日採譜してそれを元に演奏したときいい感じになるやつで即興は採譜して再現してもなんにも面白くないやつだそゆいみでKはソロではリアルタイム作曲寄りグループでは即興寄りのそれぞれ達人だし古典的な作曲の演奏にも独自の音楽感を盛っている大物(モダン)Jazzは即興側に時間を配分するジャンルだ。「パート数」かける「演奏時間」を「音楽の面積」としたとき即興への配分はまちまち。
→第一印象:2.5(5点満点)
【THANK YOU BLUE】 DAOKO
J-Pop。比較的アクのある男声Y氏やアクの塊である男声O氏にとって対象的にニュートラルで使い勝手が最高の女声きゃらとして立て続けに利用されていると思っていたら利用していたのはDAOKOでしたというエッグonコロンブスY氏やO氏の一発芸にDAOKOがゲスト参加していると先入観強すぎてごめんなさい逆でしたY氏のほうはこの構成で実現できる素直に美味しいことを素直に表現した素直な佳曲でO氏のほうは無茶苦茶な組み合わせで無茶クシャナ表現した怪作だ2人のキャラの対比は小ネタや大ナタ満載のPVに端的にエトセトラであるのでぜひ味わっていただきたいという目玉商品を冒頭2曲に配置してちゃっちゃとやりすごすのはその2曲が諸事情で生まれたけどアルバム全体の制作コンセプトとは相容れないけど収録しないわけにはいかないからやむを得ず感があってsky(スコよ≒スキよ)冒頭2曲はボーナストラック扱いとしてアルバム作品としては切り離して聞いたほうがよさげある切り離して聴くと本作はかわいいけい女声作の地味な位置に収まる地味めな良作でポジションとしてはN.S.さんとB.S.さんの間にすぽっと入てよいしかわいいカテゴリーの女声はセリフ(ラップではなく)がかわいくて映えるのでかわいい上で楽曲的には突然シリアル蝶の@@@@が白眉か。
→第一印象:3.0(5点満点)
【TVアニメ「少女終末旅行」オリジナルサウンドトラック】 末廣健一郎
Soundtrack。メインコンテンツのほうは草木も動物もいない高度な階層構造都市文明のポストアポカリプス世界における日常系物語。ほぼ徹底して弦楽やピアノを中心としたア(コースティック音色)による(まれに控えめなエ(レクトリック)ベースやリズムマシーン風エレクトリックバスドラムの音色が使われている程度)やさしげなものさみしげなBGM集。ピコピコすることも出来ただろうけど(じっさい、オープニングテーマ曲はテクノチューンだ)、あえてアに染めた意図はほにゃららほにゃららと空想できます。番組を見てたときの気持ちにくらべると、サントラとしては案外地味な曲集になってます。
→第一印象:3.3(5点満点)