怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

2016年4月に聴いた(1):BABYMETAL/Perfume/Moe and ghosts×空間現代/Phronesis/欅坂46/Vijay Iyer and Wadada Leo Smith/Bänz Öster & The Rainmakers/Black Milk & Nat Turner/Henry Threadgill/Yakushimaru Experiment/REASTERISK/te'/Bill Evans

本文は4月半ばにおおむね書き終わっていたのだけど、情報をぐぐったり(Jazzの場合)、Youtube動画を探したり、Apple Music等へのリンクを張ったり、編集作業がめんどくさくてたまらないので、本文だけ書いておくのでだれか代わりにやってくれませんか!!あと、アルバムに関するネタバレが含まれますので、ご注意くださいませ。

第一印象点はだいたい1.0(そっとじ)、2.0(いまいち)、2.5(ふつう)、3.0(よい)、4.0(とてもよい)、4.5(傑作)みたいなフィーリングです。オススメ印はシェフが気まぐれているとお考えください。

【Metal Resistance】 BABYMETAL ★オススメ★

itun.es

J-Pop。でました。BABYMETALの2ndアルバム。

前作( http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2014/03/10/005147 )で錯乱してうっかり4.7点もつけてしまったので本作への期待度はパナイマジであります。

『Road of Resistance』で幕を開けるアルバム。

▼BABYMETAL - Road of Resistance - Trailer
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世界各地のメタル・ロックフェスの激闘の末に本曲がリリースされた時の胸熱さが蘇ってアチチアチ。歌詞は聞かないマンだしAAAだしBBBだしCCCだし(長いので略)なわたくしでもついつい文脈的な消費スタイルにならざるを得ず物語性に熱情を持ってしまうことをおゆるしくださいプログレ様。

続く『KARATE』

▼BABYMETAL - KARATE (OFFICIAL)
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は、欅坂46『サイレントマジョリティー』がイントロA,Bメロサビオオサビの全体全力を投じて顕現させた元気玉を、コーラスに一点投入したような怪作。<極端なメタル/極端なJ-Pop>の組み合わせは、J-Popヒットチャートシーンでありそうであまりなかったパティーン。<ラウドロック/極端なJ-Pop>はよく耳にするものの。イントロからBメロまではハードでかっこいいのにサビになると突然J-Popになる系の曲はどちらかというとファックなんだけど、本作のように極限まで左右に振り切られると手のひらが四次元的に裏返ってしまう。本音を言うと日本人男声がやるとファックだけど可愛い女子なら正義なのだ。X-JapanがBABYMETALのようなブームを作れなかったただひとつの理由は可愛くないからだ。というわけで、本曲を聴いた日本人にとっては極端なメタルは珍しく、西洋人にとって極端なJ-Popは斬新だ。未知の音楽がやってきたと驚かれているのでは。アウトロの音像はオルタナグランジ?2000年台初頭にJ-Popで流行ったなあと懐かしさと共にトラウマブルな感覚も。おそろしいおそろしい

と冒頭2曲でアルバムを聴いたかのような満足多幸感を得てしまったわけだが、本当のアルバムの締めは『Tales of The Destinies』『THE ONE』なのであった・・・!(つづく)

(つづき)本作を締めくくる2曲『Tales of The Destinies』『THE ONE』は福音である。かつてのDream Theaterの幻想に取り憑かれJordan Rudess以降の体制がしっくりこないまま『Metropolis PT.1』*1や『Take the Time』や『A Change of Seasons』などを聞き続ける呪われた生活からの開放。インストりょくはDream Theaterに及ぶべくもないけど*2、ポップりょくはさすがのクオリティ。ここはJ-Popだった『KARATE』とは違って、メロディックになったときのメタル(Helloween系?*3)。そしてアウトロのピアノを挟んで『THE ONE』へつながる流れはメタル的様式美の究極。イントロと中間の短いインストパートが神がかっている。

▼BABYMETAL - THE ONE (OFFICIAL)
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つづいてアルバムの中間部。それこそMETALLICAの【St. Anger】のように全身鋼鉄に染め上げてくるのかしら・・・?と妄想が捗っていたが、前作のバリエーションの縮図といいますか、圧縮してグレードアップしたような圧縮果汁(還元しない)作風。最初こそ拍子抜け感はあったものの、「真面目に」メタルをしているJ-Popのアルバムを1時間余聞き続けるのはやっぱり疲れる・飽きる現象を考えると、明るいコミカルな曲、YUI/MOAがはっちゃける場面が真面目なメタルで貯まる疲労物質的なものを爽やかに癒やしてくれる。乳酸のアナロジー。ここでのバリエーションがそうであるのが最適であると思うようになってきている。メタ太郎を始めとする各曲で暗躍する謎のデスボイスも可笑しくてしかたない。

コンセプト的なもの、日本/海外市場へのアプローチ方法とか、熱狂を電場し増幅するYoutubeのファンカム映像のあれこれとか、さまざまな人の反応やそれにたいするコメントとか、いろいろな側面からあれこれ語りたくなるのだけど、当ブログは<楽曲くそ野郎>(=1曲1曲個別楽曲に対する評価の合算でアルバムを価値判断する)キャラなので、ある黒人男性のライブ参加記録動画で濁しておく。茶。茶。茶。

▼BABYMETAL STRIKES BACK IN NYC: the 24 hr journey
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よいアルバム。スティーブ・ジョブズが生きていれば、とは誰にも言わせない。骨バンドではなく神バンドをレギュラーで雇用できるようになってよかった。

→第一印象:4.7(5点満点)

Metal Resistance

Metal Resistance

  • BABYMETAL
  • メタル
  • ¥2037

【COSMIC EXPLORERPerfume ★オススメ★

J-Pop。Perfumeの最新作。1stアルバム以来・・・

derutcarf.hateblo.jp

こっそりひっそりアルバムやアルバムごとのライブDVD/BDを買い揃えている程度のリスナーですので、そろそろ柴田淳さんやBill Evensさんらと同じく<個人的なの嗜み枠>に入れようかしらという昨今です。

(インディーズ時代はおいといて)テクノポップなテクノ、ハードなテクノ、EDM寄りなテクノなど様々なテクノを経て、辿り着いた境地のような謎の落ち着きと力強さと愛しさと切なさと心強さがある。Capsuleで、【CAPS LOCK】で悟りに入って【WAVE RUNNER】でブリブリ化した、その中庸のいいところどりにPerfume成分が加わり。2ndアルバム【GAME】以来のTOKIMEKIを感じる。ちなみに『TOKIMEKI LIGHTS』でRoland SC55のエレキギターみたいな特徴的な音色が最大のミステリー。

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→第一印象:4.4(5点満点)

https://itunes.apple.com/jp/album/cosmic-explorer/id1097616281?uo=4&at=10lqt2

【RAP PHENOMENON】 Moe and ghosts×空間現代 ★オススメ★

J-Pop。はじめまして。Moe and ghosts×空間現代というグループのアルバム。

私はちょっとした時間に脳内DTMをしている。それは、「こういう音楽を聞きたい」という欲求がありながら、実際にそれを聞かせてくれる音源がない(出会っていない)ため、しかたなく自家発電している側面がある。しかし脳内DTMには限度があって、ちょっとした移動の歩きながらで脳内に再生できる音はきわめて細い。アンサンブル全体を完全に鳴らすことができない。目をつぶって、「想像上の架空の力士と相撲を取る」視覚を喚起しようとしても、力士は架空なので顔はぼやっとしてるし、そもそも全体的に輪郭抽出してエンボスエフェクトをかけたような画しかうかばない。色など望むべくもない。ただ、夢ならば表情や色彩混みで生成されるし、夢で架空の音楽を聴いたり楽器を演奏したりできるので、なにかを頑張れば脳内DTMで意図した通りのアンサンブルを響かせることはできるのかもしれない。が、実現できていない。だから、そういう音楽は誰かが作ってくれたのを聴くのがベストだ。あるいはコスパはかなり悪いが自分で作るという選択もありますので、一生音楽制作に没頭出来るだけの資金を下さい。今。

で、本作は、そんな脳内DTMをせざるを得ない、聞きたいけど誰かがやってくれない音楽の一要素を実現してくれた!うれしい!!!それはいたってシンプルで、「非定常/非標準なリズムに訛ったリズムのラップが乗る」やつ。ロバート・グラスパー派のJazzでもやってるような気がするんだけど、あちらは「非定常なリズム」の非定常・非標準性が匠におしゃれに隠蔽されていて、何かが起こっていても何が起こっているかあまり意識に登らないのが欠点(であると同時に流行った理由)。その点、本作は露骨にロッコツに非定常・非標準感を押し出してくれるのでわかりやすい(であるので流行らなさそうである)。

「ラップ」という要素を除外すれば、Harpyなどハードコアなレコメン系が何十年も前から実現している。ラップ(を含むブラックな諸要素)との組み合わせはここ数年の新しい音楽性。伝統的なレコメン+ラップ、ただそれだけでも十分な新しさがある。現代音楽の延長上にあり複雑とはいえモノリズムでホワイトなレコメンと、訛りポリリズむブラックなあれとの組み合わせ。この分野のますますのご発展により私の脳内DTMに近い音楽が誰かの手によってわたしの耳に届くことを願います。

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→第一印象:4.5(5点満点)

RAP PHENOMENON

RAP PHENOMENON

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Rap Phenomenon

Rap Phenomenon

  • Moe and ghosts × 空間現代
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1833

【Parallax】 Phronesis ★オススメ★

itun.es

Jazz。はじめまして。

  • JASPER HØIBY double bass
  • IVO NEAME piano
  • ANTON EGER drums

独自のグループ名を名乗るJazzコンボはイカしている法則。コンテンポラリーであっつあつのアチチアチな高強度Jazz。

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よいねよいね。こういうのを聞いていたいのよ。1曲1曲高度な集中力・演奏力が求められるような構造と、それを前提にした上でまたテンションの高いアドリブが繰り広げられる。付け入る隙ほとんどなしの良策。

→第一印象:4.4(5点満点)

Parallax

Parallax

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サイレントマジョリティー (Special Edition) - EP】 欅坂46

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J-Pop。4X系アイドルグループ欅坂46のデビューミニアルバム。表題曲『サイレントマジョリティー』をMVで見てこれはすごいとインパクチ。iPodに入れてからもけっこうヘビーに聴いた。映像のセンターに抜擢された子の、乃木坂の生駒さんのような、このグループを象徴するような存在感が大きい。軍隊風の衣装とダンスもイカしている。イエスと言いなよと歌いながら「Y」ポーズでジャンプするのがおもしろい。

さて曲は、これまでの4Xシリーズでありそうでなかった(本当はなさそうであるのだろうけど私が知らないだけだと思われる)絶妙な路線。『風は吹いている』とあれとあれのいいところをとったような(とくにありません)。郷ひろみさんのゴールドフィンガーが契機でしょうか、スパニッシュ風味(伝統的なチャイナ風味に相似)のポップソングが一定の地位を占めたのは。それけっこうあまり好きじゃなくって、本曲もほんわかとラテンフリカケがかかっていてちょっとアレだけど、あくまでもパラっとごま塩を振る程度だったのでほとんどマイナスにはならず。サビの無骨にホップ・ステップ・ジャンプするメロディの強烈な中毒性の前には。

その他5曲については特にコメントはありません。ブラタモリ的な『渋谷川』は、カバー曲でしょうか、とても古いフォークソング調でびっくり。カバー曲じゃなければ柴田淳さんの作曲でしょうか。ぱっとぐぐった範囲では本EPのクレジット一覧みたいなのがみつからなかったので謎としておきます。

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→第一印象:3.5(5点満点)

【A Cosmic Rhythm With Each Stroke】 Vijay Iyer and Wadada Leo Smith

Jazz。おなじみインド系ピアニストVijay Iyerと、トランペッターのWadada Leo Smithというヒトのデュオ作品。ひたすら抽象的で現代音楽的な即興バトルを繰り広げるなぞめいた作品。さすがに謎めきすぎていてどういう経緯で制作に至ったのか、どういう糸の作品なのかググリたい気持ちにもなるけどググりませんめんどくさいから。

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→第一印象:3.7(5点満点)

[asin:B01BZO6IOQ:detail]
https://itunes.apple.com/jp/album/cosmic-rhythm-each-stroke/id1085894387?uo=4&at=10lqt2


【Ukuzinikela (Live)】 Bänz Öster & The Rainmakers

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Jazz。はじめまして。ベーシストBänz Oesterのリーダー作。カルテット、ライブ録音。

  • Ganesh Geymeier, Tenorsaxophon
  • Afrika Mkhize, Piano
  • Ayanda Sikade, Schlagzeug
  • Bänz Oester, Bass
http://rainmakers.info/press-material/

コルトレーン系、なんて便利な言葉だろう。前半は、【至上の愛】以降のコルトレーン系。スピリチュアル系、ともいうとかいわないとか。マイナー調でゆったりとしたテーマからめくるめくモーダルなインプロを繰り広げるスタイル。よいよい。後半はオーソドックスなバラード調。あまりすきくない。まだゆったりとしたJazzバラードを楽しむほど舌が肥えていないから。いっけんゆったりしてても中身が煮え立っているBill Evansが特例なだけで。前半の調子で爆発し続けてくれればよかったのになあ。

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→第一印象:3.6(5点満点)

Ukuzinikela

Ukuzinikela

  • Yellowbird Records
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【The Rebellion Sessions】 Black Milk & Nat Turner

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Jazz。はじめまして。

  • Produced by Black Milk
  • Arranged by Black Milk and Nat Turner
  • Bass by Malik Hunter
  • Drums by Zebulun "Z" Horton
  • Keys by Aaron "Ab" Abernathy
  • Vocals by Aaron Abernathy and Malik Hunter
https://blackmilk.bandcamp.com/album/the-rebellion-sessions

クレジットを見ると、Black Milkさんと、Nat Turnerさんという方は演奏者ではなく、仕掛け人、ってことみたいですね。TKプロデュース。Sessionsを冠しているように、ラフな演奏。JazzでFunkでHip Hopな電化セッション。そういったいろいろなミックスの結果、どことなく'70年代風というかSoft Machine(どの時期かは)っぽく収斂してくる一面をちらっと見せるのが興味深い。「最近のJazzが進化し体現しているもの」は「プログレに黒さを足したもの」に因数分解できる、説。とはいえ本作は黒さの黒々が黒黒しさ強めでプログレ度は薄め。

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→第一印象:3.7(5点満点)

[asin:B01CKEM2CW:detail]

【Old Locks and Irregular Verbs】 Henry Threadgill

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Jazz。はじめまして、じゃない気がするけど何処で出会っていたか分からないHenry Threadgillのリーダー作。

  • Henry Threadgill - composition
  • Jason Moran - piano
  • David Virelles - piano
  • Roman Filiu - alto saxophone
  • Curtis Macdonald - alto saxophone
  • Christopher Hoffman - cello
  • Jose Davila - tuba
  • Craig Weinrib - drums
https://henrythreadgill.bandcamp.com/album/old-locks-and-irregular-verbs

集団即興が延々とつづく?・・・風なのだけど、即興は即興でも結構ドラマチックなダイナミックな展開、ほのかな構築性が絶妙で、主催者のクレジットが「composition」であるからには何か作曲されているんだろうけど、聴いてて作曲と即興の区別がまるでつかない妙。John ZornCOBRAみたいなゲーム的要素も含まれているかも?そんなことを考えつつ聴いても、考えなくつつ聴いてもおもしろいしろもの。

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→第一印象:4.1(5点満点)

[asin:B01DNCXBLG:detail]

【Flying Tentacles】 Yakushimaru Experiment

J-Pop。冒頭『光と光と光と光の記録』がいきなりインパクチ。'70年代初頭のドイツにタイムスリップしたような電子楽器の即興的音楽。

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つづいては、『タンパク質みたいに』ポエトリーリーディングのフーガ。可愛い女子の声が右から左から多層的に聞こえるエンターテイメント。

その他、ドイツ人(にん)風の実験音楽めいた、かつては実験的であり、今では古典的だけれどポップスとして支持を得られなかった音楽をかわいい女子の声によって(+'70年代にはなかった音色)リバイバルしたらかわいい作品。確かに実験音楽×かわいいは、メタル×かわいいを一歩野心的にした試みかもしれない。かわいいは正義

→第一印象:4.0(5点満点)

【Gene to survive】 REASTERISK

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J-Pop。ものすごく不気味で生理的にNG(つまり論理的にはOK)なジャケットが印象的な本作。ジャケットの気色悪さに対し、音楽は「特に印象に残らなかった」ことが強烈に印象に残った印象。5月にでるfhanaさんの新作を印象するときにちらっと書こうかと思っていますが、J-PopはJ-Popとしてイカした曲(言うまでもなく絶対主観)がみつかるかみつからないかが大切で、移動や作業中の聞き流しながらの状態で何か1曲でもぐっとくる曲がないと、するっとするーしてブログの記事を書き終わったら二度と振り返らないことになりがち。音楽はHR/HMのHR寄りで堅実で粗がないだけに。J-PopではなくHR/HMととらえた場合はDream Theater基準で

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→第一印象:2.0(5点満点)

[asin:B01AWYEOH8:detail]

スクエア系ゲーム音楽アレンジ

【BRA★BRA FINAL FANTASY Brass de Bravo 2】 植松伸夫

Soundtrack/Game。植松伸夫時代のファイナルファンタジーシリーズの音楽を吹奏楽編曲で。

【サガオケ! The Orchestral SaGa -Legend of Music-】 植松伸夫、笹井隆司、伊藤賢治浜渦正志

Soundtrack/Game。伊藤賢治作を中心としたサガシリーズ管弦楽編曲で。

両方とも、オーソドックスなといいますか、原曲に忠実にといいますか、音源だけをアップグレードしたような「弱」アレンジが中心。原曲となったゲームを現役でプレイしていた頃は、弱いアレンジのほうが好きだったのだけど、いろいろ耳が肥えたというか感性が鈍くなったというかな今となっては物足りなさだけになってしまう悲しみである。

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→第一印象:3.0(5点満点)

[asin:B01DAHH7VY:detail]
[asin:B01CTCWSU6:detail]


【#N/A】 Nisennenmondai

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J-Pop/テクノ。Pink Floydの『On the Run』からサイケデリックさを抜き去ったようなトラックが最初から最後まで。いったいなんだったんだろう・・・。

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→第一印象:1.0(5点満点)


【閾 - EP】 te'

J-Pop。インスト系バンドte'の最新ミニアルバム。ポストロック系ではときどきクールに気取った挙句につまらない(端的に言うと全部4拍子)ドイヒーな作品があってげんなりすることが多いのですが、te'さんは、リズム的な面白さには並があるものの、テンションの高さでカバーしてくれるところが好印象です。

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→第一印象:2.5(5点満点)

https://itunes.apple.com/jp/album/yu-ep/id1095625569?uo=4&at=10lqt2

【Some Other Time - The Lost Session From The Black Forest】 Bill Evans

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Jazz。1968年6月20日ドイツMPSスタジオ

1968年6月20日ドイツMPSスタジオ

【At The Montreux Jazz Festival】メンバーでのスタジオ録音というビッグな未発表音源。印象は、King Crimsonで例えると、アイランズ期初期のライブ録音【Live at Summit Studios 1972】に近い。「Bill Evansの作品をKing Crimsonで例える」という多くの人に通じない例えで通じる人だけに通じて欲しいこの想い!

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soンジャーネ

*1:1に比べれば2は駄作

*2:おちゃらけピアノのシーン、Jordan Rudessはその倍速で弾く。Jordan Rudessは好みじゃないけど。

*3: https://www.youtube.com/watch?v=vUl6hPCYAvc