2016年3月に聴いた(2):豊崎愛生/Marcos Varela/Omer Avital/Misha Tsiganov/Northern Edition/Wake Up, Girls/赤い公園/tricondor/ElupiA/Cecil Taylor/大森靖子/テリーヌとボンボン/井上苑子/abstracts/Takahiro Kido/タルトタタン/Light Blue Movers/Bill Evans
3月後半。理由はよくわからないけれど、更新作業がかなりしんどい期間でした。もうブログ更新やめたい!となんども挫折しそうになりながら。そんな空気を感じ取ってくれてもくれなくてもよいですが、一部アルバムの内容に関するネタバレがあります。ここから1行でも下にスクロールしたらネタバレ上等に同意したとみなします。あとからネタバレ!ひどい!と怒らないでくださいね。
- 【all time Lovin'】 豊崎愛生 ★オススメ★
- 【San Ygnacio】 Marcos Varela
- 【Abutbul Music】 Omer Avital
- 【Spring Feelings】 Misha Tsiganov
- 【Northern Edition】V.A.
- 【Wake Up, Best!2】V.A.
- 【純情ランドセル】 赤い公園
- 【POLICE MAN-HOLE】 tricondor ★オススメ★
- 【Clock O' Desert】 ElupiA
- 【Cecil Taylor Live in the Black Forest】 Cecil Taylor
- 【TOKYO BLACK HOLE】 大森靖子
- 【青を始める前に】 テリーヌとボンボン
- 【Hello】 井上苑子
- 【HOLOGRAM】 abstracts
- 【Inside-Out Tokyo】 Takahiro Kido
- 【re:10 tartetatin】 タルトタタン
- 【Atlas】 Light Blue Movers
- 【Live'66】【Live'80】 Bill Evans
第一印象点はだいたい1.0(そっとじ)、2.0(いまいち)、2.5(ふつう)、3.0(よい)、4.0(とてもよい)、4.5(傑作)みたいなフィーリングです。オススメ印はシェフが気まぐれているとお考えください。
→第一印象:3.7(5点満点)
【all time Lovin'】 豊崎愛生 ★オススメ★
J-Pop/アニソン系。豊崎愛生さんの新作ソロアルバム。
ジャンルの内外を問わず(外が多め)さまざまなミュージシャン・音楽のハブとなる魅力的な<貰い手の名手>といえば豊崎愛生さんと花澤香菜さんです(裏番長、坂本真綾さんについては触れずにおきます)。さて本作はどんな具合になっているのでしょうか!?作家陣を知ることが軽くネタバレになってしまうので、ネタバレ困る人は今すぐプロバイダを焼き払って下さい。
- M1 銀河ステーション 作詞:コトリンゴ 作曲/編曲:mito
- M2 クローバー 作詞/作曲/編曲:aokado
- M3 Uh-LaLa 作詞/作曲:つじあやの 編曲:関淳二郎
- M4 恋するラヴレター 作詞/作曲:ROLLY 編曲:長谷川智樹
- M5 ほおずき 作詞/作曲/編曲:蔡忠浩
- M6 ディライト 作詞/作曲/編曲:田村歩美
- M7 トマト 作詞/作曲:じんプラットホーム 編曲:橋口靖正
- M8 ポートレイト 作詞 : 古屋真 作曲 : 中村僚,中村友 編曲 : 中村友
- M9 叶えたまえ 作詞/作曲 : 佐藤泰司 編曲 : シアターブルック
- M10 シャムロック 作詞 : 古屋真 作曲/編曲 : 関淳二郎
- M11 タワーライト 作詞/作曲/編曲 : 永野亮
- M-12 一千年の散歩中 作詞/作曲 : 安藤裕子 編曲 : 森俊之
1曲めは豊崎愛生とはコラボが続いているクラムボンmito氏による『銀河ステーション』。これが彼らしくないというか、情動的というか破れかぶれな曲になっていて驚きます。層病的に煽ってくるバックグラウンド、闇を抱え統合が失調したようなメロディ・ハーモニー、その上に喜びと幸せを湛えたボーカルが乗る。人間関係が破滅した3ピースバンドがライブで驚異的な演奏をしたかのような難曲にして怪作。
2曲めが『クローバー』で3曲めの作詞作曲がつじあやのさんで、おっと、と混乱します。つじあやのさんの曲『クローバー』が頭のなかで再生されてしまったので。というわけでいびつな難曲から一転、シンプルでストレートな『クローバー』と『Uh-LaLa』でした。
さて4曲めがROLLY氏による『恋するラヴレター』。いつもやりすぎローリー氏。むかし、彼が誰かソロ歌手orアイドルへ曲を提供した際に、歌番組の殺風景なスタジオで彼女が一人で歌っているのに、オケに流れるローリー氏の分厚いコーラスとギターワークで、見えないローリー氏がうじゃうじゃまとわりついている幻影が見えた思い出。本作ももちろん、そう。でも、さすがにQueen風の派手なやつはやらないよね・・・や、やりやがった!!11こんなんくっそくっさはえるわ草→w 草→w 草→w
と、盛大にネタバレは続きますが以下略としまして。中盤、あれ、これはアルバムを聞いているのか?と錯覚するような美しい曲のつながりがあった。さいきんよく話題にする「歌詞聞かないマン」であるわたくしですが、同様に「アルバムは個別楽曲のお気に入り度の積分で評価するマン」であり、曲の並び順とかトータルコンセプト性とかは(あまり)気にしないのす。俗にいう楽曲糞野郎。というのは、(脱線が長いので以下略)・・・で、作詞作曲編曲バラバラの作家に発注し個別に上がってきた曲で、ぐうぜん運命的な前後のつながりが発見されたのか、あるいは音源をいじってつなげたのかは知らぬが仏である。
さまざまなミュージシャンが関わった作品が安藤裕子さんで締めくくられる構成が相似形をなす安藤裕子さんのアルバム【頂き物】とあわせて表裏一体としたい。してどうするかは
→第一印象:4.2(5点満点)
https://itunes.apple.com/jp/album/all-time-lovin/id1091485482?uo=4&at=10lqt2【San Ygnacio】 Marcos Varela
Jazz。米国のベーシストMarcos Varelaのリーダー作。
- Marcos Varela (b)
- George Cables (p)
- Billy Hart (ds)
- Logan Richardson (as on 1,4,8,10,11)
- Arnold Lee (as on 2,7)
- Dayna Stephens (ts on 6)
- Eden Ladin (p on 2,7)
- Kush Abadey (ds on 2,7)
- Clifton Anderson (tb on 3,5)
冒頭からどがしゃーんとマッコイ流の和音が鳴り渡り、「これはこういう感じの管楽器がはいるかも?」と予感した通りばっちりの展開になって思わず破顔してしまう。もしかしてこれは既存曲なのでは?と疑いだしだしはじめるほどに。スピード感を出しつつもリラックスしたムードでトリオ+ゲストプレイヤーが濃厚なアドリブプレイを聞かせてくれる。John Coltraneの【Coltrane】のような・・・いや、それは大袈裟すぎた。
→第一印象:3.7(5点満点)
【Abutbul Music】 Omer Avital
Jazz。イスラエルのベーシストOmer Avitalのリーダー作。前作?【New Song】がまあまあ良かった印象です( http://derutcarf.hateblo.jp/entry/2014/04/29/231133 )。イスラエル系のJazzミュージシャンはほっとですね。同じイスラエル系ベーシストAVISHAI COHENに比べるとOmer Avitalエンタメ系によってて、アビシャイのストイックさ真面目さプログレっさはちょっと小難しいかも、という人にはうってつけ。そんな需要はなさそうですが。前作の『Maroc』みたいなキラーチューンがなかったんは残念。
→第一印象:3.6(5点満点)
【Spring Feelings】 Misha Tsiganov
Jazz。ロシアのピアニストMisha Tsiganovのリーダー作。
- Misha Tsiganov (p)
- Alex Sipiagin (tp,flh)
- Seamus Blake (ts)
- Donald Edwards (ds)
- Hans Glawischnig (b)
こてこてのコンテンポラリーなアコースティックジャズ。
誰かさんの時や誰かさんの時に、せっかくだから何か一曲、おなじみ、かつ演者によって変化しやすい『Footprints』あたり曲を取り上げて、その作品・ミュージシャンのスタンス的なものを聞かせてくれるとありがたいですと要望させていただいておりますが、ここでは同じくWayne Shorterの『Yes or No』が、独特のアルペジオな合いの手とともに披露されていてふむふむなかなかやりおる感。
→第一印象:3.7(5点満点)
【Northern Edition】V.A.
Jazz。タイトルtと曲目からして、北欧系Jazzミュージシャンのコンピレーション作品。
- 1. ODDARRANG – The Sage
- 2. SPIN MARVEL – Dust in Eye Beam
- 3. MARIUS NESET – Boxing
- 4. DANIEL HERSKEDAL – The Mistral Noir
- 5. ALEXI TUOMARILA – Seven Hills
- 6. PER ODDVAR JOHSANSEN – Let’s Dance
- 7. EYOLF DALE – Furet
- 8. PHRONESIS -Eight Hours
- 9. VERNERI POHJOLA – Cold Blooded
- 10. DAVE STAPLETON – North Wind
- 11. DRIFTER – Breathing out my soul
- 12. DANIEL HERSKEDAL / MARIUS NESET – Neck of the Woods
北欧勢といえば、以前Ketil BjørnstadとかTerje RypdalとかJan Garbarekとかノルウェー勢を中心に好んで聞いていた時期があるので、そういうアマアマだったり耽美的だったりするのかしら、と思ったら、そうではなかった。甘さやベタさも備えつつ、プログレ的、アヴァンギャルド的、クロスジャンル的な意欲作がずらりとならんでいる。北欧だけあってか、ニューヨーク勢とは対照的に黒さがほとんど感じられないのも興味深い勢。
特にぐっときたのはその名も『North Wind』なる曲。弦楽四重奏によるアダージョを導入に序盤のノルウェー風の静かなアンサンブルから、バルトーク風?の激しいモチーフを経てJazzへ雪崩れ込む様式美に痺れまくります。
▼Dave Stapleton - North Wind
www.youtube.com
Areaのディメトリオストラトス追悼ライブ版【1979: IL CONCERTO】で『Tarantella del vibrione』を聴いた時のインパクトを思い出す。
▼Gaetano Liguori Tarantella del vibrione
www.youtube.com
→第一印象:3.9(5点満点)
【Wake Up, Best!2】V.A.
J-Pop。なんとかにしてなんとか(寡聞にしてなんとかみたいな、知識がないことを表す慣用句がここにはいる)にしてなんとかで、アニメ番組のほうのWake Upは見たことがないのですが、キャラソン集のような本作がApple Musicで公開されていたので聴いてみました。ラブライブとは対象的な感じがします。このジャンルは固定客に単価の高い実物を売ることで収益を得るので、Apple MusicはおろかiTunes Storeにも配信されないがちなので。
まざまなポップススタイルの見本市のようで楽しい。『地下鉄ラビリンス』『Beyond the Bottom』はアイマス/ラブライブのキラーチューンに匹敵するリッチな曲。興味深いのは『リザレクション』で、メタリックな音像に力強いボーカルが乗り、おちゃらけた合いの手が入るというBABYMETALスタイルの曲。これはTK風や中田ヤスタカ風など(彼らがオリジナルかは別として)時代を象徴するサウンドとして流行/定着する流れにあるのか?(椎名林檎スタイルをここに含めるかは微妙)なさそうか。そういう意味では『可笑しの国』はPerfumeスタイルの音楽だ。
▼Wake Up,Girls! / Beyond the Bottom MV
www.youtube.com
→第一印象:3.5(5点満点)
【純情ランドセル】 赤い公園
J-Pop。赤い公園の新作。1st【公園デビュー】は例のポストチャットモンチー探しの旅の中で出会ったtころ、チャットモンチーというより、ZAZEN BOYZのかほりが仄めく尖った印象があります。要はギターがコードをじゃーんとやらずに細かいフレーズをてろてろ紡ぐスタイル。例によって別の誰かと勘違いしているかもですが。そんな先入観をもって本作に臨むとだいぶ雰囲気が違うのでおどろきました。ギターがコードをジャーンとするタイプの音楽が中心になってる。私としてはギターがジャーンとなる音楽よりは、細かいフレーズがてれてれと絡まり合う音楽のほうが好きなので(そういう意味で最大の天敵はシューゲーザー)、その点は残念。単純にバリエーションが豊かになったのでポップスとして聴きやすくなったけれども、ギターがジャーンとなっているより、細やかなフレーズがくんずほぐれつしている音楽が好きなので。ところで記憶から飛んでいた2nd【猛烈リトミック】はどんなだっけと聞き返したらすでに大きく変化していた。ふむふむ。
→第一印象:2.5(5点満点)
【POLICE MAN-HOLE】 tricondor ★オススメ★
J-Pop。日本のバンドtricondorのミニアルバム。そうそう、ギターがジャーンとなるより、細やかなフレーズを紡がれ絡まり刻まれくんずほぐれつるスタイルの音楽がきけてよかった。曲構成の自由さ、ホット/クール、ジャーン/テロテロの対比と、本エントリーのどこかで定義した(する予定)「プログレっぽさ」が多分に含まれる熱くて高速な現代版'80年代King Crimsonの収斂進化音楽としての需要を十分に満たす好盤。つまりこれはジャンルで言うとポストロック・・・?
→第一印象:3.8(5点満点)
【Clock O' Desert】 ElupiA
J-Pop。メタル系。メタル系の音楽をベースに、ボーカルがクラシックスタイルというのはひとつの伝統芸能として確立されている感があるが、妖精帝國のメタル化、そしてBABYMETALを経て、どうやらそっちが最適解だったとワタシの中の人々が気づきつつあります。器楽はメタルベースでボーカルは可憐に、徹底的にメタル染めするよりバリエーションを挟み込む。本作は、わたしのこころのなかの人々にとってはオールドスタイルな作風ではありますが、オールドスタイルだからこその、メタル音像に仰仰しいシンフォニック、J-Popらしいキャッチーなメロディとお腹いっぱいになれます。
→第一印象:2.5(5点満点)
【Cecil Taylor Live in the Black Forest】 Cecil Taylor
Jazz。ピアニスト、Cecil TaylorのRecorded live on 3 June 1978 in SWF-Radio JazzConcert in Kirchzarten, Black Forest, West Germany(翻訳するのもめんどいのでコピペ*1)。
- Piano, Written-By – Cecil Taylor
- Alto Saxophone – Jimmy Lyons (2)
- Artwork – Müller & von Frankenberg
- Bass – Sirone
- Drums – Ron Jackson*
- Engineer – Norbert Klövekorn
- Trumpet – Raphe Malik
- Violin – Ramsey Ameen
おなじみ、セシル・テイラーがピアノとファックを繰り広げる中、他のメンバーもオギンオギンのギンギンをギラつかせて煽り立てるドキュメンタリー音源。いいものですね。邪悪な乱交の合間にちょっとファンタジックなフレーズ弾くのとかDV男から逃れられない感じでずるい。
→第一印象:3.9(5点満点)
【TOKYO BLACK HOLE】 大森靖子
J-Pop。大森靖子さんの新作。大森靖子さんといえば、さっこん妙に神格化されがちな印象ですがどうでしょう。それが妥当・過大・過小評価なのかは気にしない。前回取り上げた【トカレフ】大森靖子 & THEピンクトカレフはアングラ度が高い狂ったシロモノといった思い出があるが*2、本作はずいぶんバラエテーに富みポップな作風になっている。キャラが七変化してとらえどころがなくいったいなんだったんだという聴後感がある。誰かのときに言いましたが、七変化能力の高い人は、各ジョブに特化したミニアルバムみたいのを聴いてみたいなあと思います。
→第一印象:3.4(5点満点)
【青を始める前に】 テリーヌとボンボン
J-Pop。何組も例をアゲられそうでたまたまMoumoonの名前しか出てこなかったけれども、そういう感じのボーカルを聴かせてくれる作風。なにげに巧みなダブめいたポスト・プロダクションっぷりが古く何かのトラウマをよみがえらせるような心のざわつきを引き起こします。
→第一印象:3.0(5点満点)
【Hello】 井上苑子
J-Pop。はじめまして。シンガーソングライター井上苑子さんのアルバム。YUIさんもmiwaさんもちょっぴりaikoさんも経由した爽やか+芯の強い系シンガーで嫌いじゃないタイプです。なんかいっきょく琴線にビリビリ触れるサムシングがアレば、と思いました。
→第一印象:2.5(5点満点)
【HOLOGRAM】 abstracts
J-Pop。はじめまして。
テクニカルなリズム隊に、キャッチーでメロディアスなサウンドをミックスしたスタイルを得意とするプログレッシヴ・メタルコア・バンド
http://gekirock.com/news/2016/01/abstracts_hologram_release.php
ときいちゃ。プログレッシブ・メタルというと聴く耳がDream Theater基準になってしまうのでJ-Popはやや分が悪げ。「コア」についてはどういう意味か分かりかねますごめんなさい。グラディウスのボスキャラの弱点ですよね。
では、プログレッシブとは何か、というと、思考する志向がしこーのしこーのしsこのgからしこぐsと。つまり、とりあえず4拍子4連符にしとけ、とりあえずAメロBメロサビ構成にしとけ、とりあえず小節の先頭にはバスドラ踏んどけ、みたいなお約束・デフォルトの部分で思考停止せずに、選択肢を検討しているかという点。思考停止した4拍子4連符と、熟考した結果として表現したい音楽には4拍子4連符が最適だと判断したのはぜんぜんちがう。かもしれない。
そういう観点では本作をプログレッシヴと名乗る、もしくは宣伝されるのはあながち間違っていない。
そういうこと。
→第一印象:2.2(5点満点)
【Inside-Out Tokyo】 Takahiro Kido
J-Pop。テクノ。Harmoniaとかドイツ側原始テクノ勢(クラウトロック史観とデトロイト史観のあれこれは炎上必至の危険テーマ)の音楽を思い出します。柔和でポップでありながら、つきまとう冷徹な不気味さ。こわわ。
▼Harmonia: Dino (1974)
→第一印象:2.0(5点満点)
【re:10 tartetatin】 タルトタタン
メンバーや関係作家陣の変遷が激しすぎて謎の存在になりつつリリースは順調に続くあるタルトタタンの新作。じみーな曲がまたこれといったキラーチューンもないまま一種だらだらますが、細やかなメロディ、ハーモニー、サウンドに心地よさがやどり(リズムは単調そのもの(●`ε´●))、不思議と悪くない印象が残ります。
→第一印象:3.0(5点満点)
【Atlas】 Light Blue Movers
Jazz?Light Blue Moversというバンドのアルバム。
- Deron Johnson: Keyboards
- Gabriel Gordon: Guitar, Vocals
- Jonathan Levy: Bass
- Adrian Harpham: Drums, Percussion
→第一印象:3.0(5点満点)
【Live'66】【Live'80】 Bill Evans
Jazz。個人的な嗜み枠。Bill EvansについてはCDの再発、発掘、セールなどがあるたびに拾い続けて、網羅的というほどでもない程度に全キャリアをちらほら聴いている。ただ、あの頃のこの曲のあの日の演奏が・・・と深掘りしてはおらず、どの時期にもその時期なりの味わいがあり、うまく表現できないけどたまらん、という付き合いです。
【Live'66】はEddie Gomezと組み始めた初期のライブ音源。
- Bill Evans (p)
- Eddie Gomez (b)
- Alex Riel (ds)
【Live'80】 は最終編成、エヴァンスが死の1ヶ月前のライブ音源。
- Bill Evans (p)
- Mark Johnson (b)
- Joe LaBarbera (ds)
録音:1980年8月9日 ノルウェイ、モルデでのライヴ録音
ソンジャアアネ!