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怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

2015年5月前半に聴いたやつ:Anekdoten/サイモン・フィリップス/Young Juvenile Youth/Whitesnake/Chouchou/丹下桜/ビイドロ/吉川友/SHAI MAESTRO TRIO/Keith Jarrett/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/Goblin/2&

5月前半のやーつ。「★おすすめ★」はシェフが気まぐれているとお考えください。

第一印象点はだいたい1.0(不快)、2.0(いまいち)、2.5(ふつう)、3.0(よい)、4.0(とてもよい)、4.5(傑作)みたいなフィーリングです。


【Until All the Ghosts Are Gone】Anekdoten

スウェーデンプログレ・バンド、Anekdotenの最新作。始まった瞬間、あれtoolがかかったのかしらと耳を疑ったがすぐさまメロトロンのぼわーっとしたおとでANEKDOTENですねと我に返ったところ。いつものANEKDOTENといえばいつものANEKDOTENらしく暗黒でダークで漆黒でバイブルブラックなのだけど近年数作(ライブ含む)にくらべて音楽構造にメリハリが効いてピリッとしてて好印象。ただダークでサイケなだけじゃないよプログレだよと主張しているのかしら。toolとかopethとかもある時点でダークぷらまいαの変化で新規顧客を開拓しようとするような作品を出しているので、そういう時期なのかもしれまへん。よいかなよいかな。

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→第一印象:4.0(5点満点)

Until All the Ghosts Are Gone

Until All the Ghosts Are Gone

プロトコルIII】サイモン・フィリップス

ドラマー、サイモン・フィリップスさんのリーダー作。リーダー作を聴くのははじめまして。Amazon MP3で買うと斯くの如く全部カタカナ表記なのがダルげですね。英語に編集し直すのが。さて、近年は上原ひろみさんのトリオメンバーとしてスーパーな存在感を示してくれた彼ですが、このソロ作はちょっと・・・。明快明朗なフュージョン/アメリカンロックで物足りない。ドラマー目線で注目すればシンプルなビートにも職人的な技がきりりと効いていたりするんだろうけれど、私は「作曲的な音楽」については技巧よりも構造にトキめく体質なので。

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→第一印象:3.0(5点満点)

プロトコルIII

プロトコルIII

【Animation - EP】Young Juvenile Youth

はじめまして。日本のテクノユニットYoung Juvenile Youthのミニアルバム。Whitesnakeの新譜を予約しに行った時、かかりつけのレコード屋の店主が推薦してくれたので聴いてみたところ。

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テクノとは言っても、アンビエント系なのでちょっとあたいには合わなかった。ゴリブリか、キャワイーのが聴きたいです。

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→第一印象:2.4(5点満点)

Animation - EP

Animation - EP

  • Young Juvenile Youth
  • エレクトロニック
  • ¥900

【The Purple Album】Whitesnake

David Coverdale率いる外国のHR/HMバンド、Whitesnakeの最新作。Whitesnakeのアルバムを買って聴くってのはなにげに初めて。今回、David CoverdaleDeep Purpleに在籍していたアルバム【Burn】【Stormbringer】【Come Taste the Band】からのカバーアルバムを出すっていうんで飛びついた次第。

各アルバムの主題歌『Burn』『Stormbringer』はファンサービスらしく、原曲に比較的忠実で、原曲に負けども劣らずで期待通り上々のトラック。『Burn』はIan Paiceの痙攣するようなドラムが懐かしくなり、『Stormbringer』は冒頭のシンセが恋しくなる。『Comin' Home』はギターが強化された本作のほうが好き。その他の曲では、David Coverdaleのボーカリストとしての円熟さがかいま見える『Sail Away』『Holy Man』といった曲に真価がある。

個人的には、自分が在籍していない時期のDeep Purple曲も取り上げて欲しかったとも思う。元King Crimsonの故Ian Wallaceが、Crimson Jazz Trioで『Epitaph』から『Three of a Perfect Pair』まで幅広く取り上げたことを思い出して。

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子供の頃『Burn』が好きすぎて激しくリピートしながら聴いいたら……などとむかしを思い出しつつ。

→第一印象:3.6(5点満点)

The Purple Album (Deluxe Version)

The Purple Album (Deluxe Version)


【ALEXANDRITE】Chouchou

日本のテクノユニットChouchouのアルバム。やはりアンビエント系ながら、メロディの明快さとボーカルの可愛げがあり、Young Juvenile Youthさんよりは好みであります。

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→第一印象:2.7(5点満点)

ALEXANDRITE

ALEXANDRITE

  • Chouchou
  • エレクトロニック
  • ¥1800


【shooting star】丹下桜

声優で歌手の丹下桜さんのアルバム。すべてが控えめで淑やかで慎ましやかなでふわっとして心地よい作品。

→第一印象:3.1(5点満点)

shooting star

shooting star

【ひろばとことば】ビイドロ

はじめまして。日本のバンド、ビイドロのアルバム。独特の音響を持ったポップスなんですが、どこかドイツ人(にん)というか La Düsseldorf(ラ・デュッセルドルフ)のような不気味な陽気さが不気味です。

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→第一印象:2.8(5点満点)

ひろばとことば

ひろばとことば

【花】吉川友

アイドルで歌手の吉川友さんのシングル。「17分の長尺シングル」なんて触れ込みを見てしまったら聞かざるをえないでしょう。早見沙織さんの『God only knows -Secrets of the Goddess-』の13分弱を超えてきたか!と。

www.nicovideo.jp

うっとり。

さて吉川さん。詳しく実況してしまうとネタバレになってしまうので詳細は略すとして、ちょっとQueen風、ちょっと尾崎豊風、セリフパートなどのアクセントを挟み込みながら、大雑把にはポップ/バラード/テクノ風の3曲をメドレーした感じ。早見さんはアニメの曲なので必然的にプログレ風になるのに対し、吉川さんはJ-Popのメドレーであり必然的にプログレ要素はなっしんぐ。でもこういう挑戦的なリリースを行うという姿勢がプログレッシブでありんす、それはさておき、なかなかよい曲です。中間部の終盤が白眉。アウトロのデンドンデンドンは'73年『悪の教典#9』、'96年『アジアの純真』(のアウトロから『愛のしるし』のイントロへつながる)以来。

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花

花

【Untold Stories】SHAI MAESTRO TRIO

AVISHAI COHENリーダーのスーパートリオをMark Guilianaと組んでいたイスラエル出身のピアニストSHAI MAESTROの、トリオ作品。リーダー作では初めまして。

1曲目『Maya's Song』は文句なしの名曲。DCPRGでお馴染みの20ビート(同一小節の中に、1拍5連の4拍子と1拍4連の5拍子が共存している)で、曲名から連想されるちょっとしたエキゾチックな雰囲気を醸しつつ、パワフル全開パワーで盛り上がるソロを叩き込んでくる快演。このソロ部分は5拍子が優勢で、テーマに戻った瞬間に4拍子優勢に切り替わる瞬間がたまらない汁びゅっしゃー。

が、それ以外の曲が内省的で作曲性が高く、魅力に欠けて残念。ボーナストラック扱いの『GAL』がリズムを押し出した佳曲なだけに、こっち方面で攻めて欲しかったなあと惜しむばかり。過去作にもあたってみたいと思います。

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→第一印象:3.2(5点満点)

Untold Stories

Untold Stories

Untold Stories

Untold Stories

  • Shai Maestro Trio
  • ジャズ
  • ¥1500


【Creation (Live)】Keith Jarrett

ジャズピアニストKeith Jarrettさんの各地での即興ソロ演奏を収録したライブ盤。すっかり渋くなってしまって。睡眠導入の音楽にはうってつけだけど、SIGEKI、SIGEKI、SIGEKIが足りないの。集中してミミミをこらせば、即興で作られたとは思えない密度の高い音楽にうっとりでき、うっとり世界観の第一人者Ketil Bjørnstadも真っ青なのだけど、SIGEKI、SIGEKI、SIGEKIが足りないの。ただ、現代音楽的な要素など試行錯誤が見られる【The Carnegie Hall Concert】(2005年)の頃よりは、うっとり感に徹した本作のほうがずっと好みです。【The Köln Concert】('75)のようなぶっちぎりの多幸感に包まれる日は来るのでしょうか。

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→第一印象:3.8(5点満点)

【Plays Prog Rock Classics】ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

英国ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団+ロックミュージシャンの共演によるプログレ名曲演奏集。

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団アイアン・メイデンのエイドリアン・スミス、ポーキュパイン・トゥリーのギャヴィン・ハリソン、ムーディー・ブルースやイエスで知られるパトリック・モラーツらを招いて演奏しています

http://amass.jp/55608/
  1. ELP Suite: Tarkus/From The Begining/Tarukus(Reprise)
  2. Comfortably Numb(PINK FLOYD/feat. Ian Bainson)
  3. Thick As A Brick(JETHRO TULL/feat. Ricard Harvey)
  4. 21st Century Schizoid Man(KING CRIMSON/feat. Gavin Harrison & Gurthrie Govan)
  5. Focus II(FOCUS/feat. Thijs van Leer)
  6. Nights In White Satin(THE MOODY BLUES/feat. Mark Fletham)
  7. Think Of Me With Kindness(GENTLE GIANT/feat. Patrick Moraz)
  8. Roundabout(YES/feat. Jimmy Greenspoon)
  9. Watcher Of The Skies(GENESIS)
  10. Red Barchetta(RUSH/feat. Adrian Smith)

冒頭はEL&Pの『Tarkus』。吉松隆佐渡裕による吹奏楽版、東京フィルハーモニー交響楽団による大河ドラマ平清盛バージョン、異色なところではピアニスト黒田亜樹による室内楽版など、様々なクラシック版タルカスの中でも最も迫力のある演奏になっている。で、続いて……と1曲1曲原曲との差異やその効果などを散々脳内で語り尽くしたところで、本稿では以下略とする。

総評としては、無理に管弦楽縛りせず適度にバンドと共演することが概ね吉と出ている。あくまで管弦楽が主体で必要に応じてロックミュージシャンと客演している感じがGood。一部の曲はちょっと「陳腐なスーパーのBGM」になりかけているけど、多くの曲は原曲を比較的忠実に再現し魅力を表現することに成功し、時には原曲を超える場面さえ感じられる。

と、と、プログレおじさんが語りだしてしまうところだけど、これはプログレ入門編になかなか適した作品ですので、どちらかというとプログレ未経験者/初心者にこそおすすめしたい。ここで取り上げられた曲が気になったら、その曲が収録されているアルバムに手を出すといい。そのバンドの代表作、プログレの代表作だから。とくに、アニメ、ゲーム、あるいはサウンドトラック的な音楽がお好みな方がプログレ(古典)へ足を踏み入れるためのカケハシとなるでしょう。

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→第一印象:4.0(5点満点)

Plays Prog Rock Classics

Plays Prog Rock Classics

Four of a Kind】Goblin

イタリアのプログレバンド、Goblinの最新作。最新作ですってよ、奥さん!70年台後半に【Roller】や【Suspiria】などの代表作でお馴染みのGoblinが、2015年に新作を出すなんてびっくり。しかも、クラウドファンディングで資金を募ってのレコーディングという話題つき。

というわけで'77年の【Suspiria】以来のゴブリン。演奏は・・・、すごく切れがないです///。曲の方は天才中学生がエレクトーンで披露したオリジナル曲・・・みたいです///。いい意味です///。

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→第一印象:3.2(5点満点)

www.pledgemusic.com

【LIVE IDoL ARTIST】2&

はじめまして。アイドルユニット2&の1stアルバム。コジャレたイマドキの男子諸君がヤるようなスピード感で攻めてくるロック調の楽曲を必死に歌うボーカルが可愛いいね!『○の理論』は8:20のやや長めで自由な展開の5拍子を含むプチプログレ曲になっていていいね!

https://www.youtube.com/watch?v=XyVhYXDHWzMwww.youtube.com

→第一印象:3.5(5点満点)

LIVE IDOL ARTIST

LIVE IDOL ARTIST

【Mardelas I】Mardelas

はじめまして。LIGHT BRINGERの活動休止によって難民化したぼくらは、お狐さまに見出される次なるバンドを待ちわびている……的なことを考えながら本作を聞いていて、いざブログを書こうとしてさてMardelasとは何者ぞとググりましょう。

余談:お狐さまといえばBABYMETAL。もちろんだいだい大好きだけど、BABYMETALは妖精帝國と同一カテゴリーの、コンセプチュアルというかメタ・メタル的な存在なので、ちょっと別格として扱っています。

余談:毎週末、Amazon MusiciTunesの新譜を片っ端から試聴して悪くなさそうなのをがりがり買うわけですが、買うか買わぬかは試聴した音源だけで判断していて、その場で初めましてのミュージシャンのバイオグラフィーを調べたりはしないのです。めんどいし、その時間で沢山チェックしたいし。

余談はさておき、ぐぐります。

月華の如く眩い光を放つ!超絶パワーヴォイスが炸裂!!蛇石マリナ率いるMardelas、待望のデビュー作。元DESTROSEのヴォーカリストとして活躍したパワー系女性ヴォーカリスト、蛇石マリナを中心に新たに結成したロック・バンド、Mardelas(マーデラス)。ベーシストにhibiki(LIGHT BRINGER)、Yumi(LIGHT BRINGER)といった強力な布陣が揃ってバンドに参加。蛇石マリナの強力なパワー・ヴォイスとシャウト、ハイクラスな演奏テクニックで、注目のデビュー作!!

と、まさにLIGHT BRINGER人脈によるバンドだとググ先生が申されていてちょっと嬉し恥ずかし。テクニカルで交換が持てるのですが、我々プログレ厨は演奏技術よりも楽曲構造のテクニカルさを重視しますので、その点では魅力に欠くのが残念。LIGHT BRINGERではアルバム【Scenes of Infinity】を一押しにオスタイプの嗜好性ゆえに。

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→第一印象:3.0(5点満点)

Mardelas ?

Mardelas ?

Mardelas I

Mardelas I

  • Mardelas
  • ロック
  • ¥2400

【Prologue - EP】Clue

はじめまして。日本人ユニットClueのミニアルバム。エレクトリック+バンド演奏のバランスが良く、細部に何かを宿らせる煙室さ執拗さも十分。フルアルバムが楽しみ。

→第一印象:3.6(5点満点)

PROLOGUE

PROLOGUE

prologue - EP

prologue - EP

  • Clue
  • エレクトロニック
  • ¥1050


そんジャーネ