2015年3月後半に聴いたやつ:King Crimson/Marc Cary/Fabiano Do Nascimento/Dafnis Prieto Sextet/Oz Noy/JAZZ DOMMUNISTERS/黒船/Mihály Borbély Quartet/STEVEN WILSON/Steve Wilson & Wilsonian's Grain/藤原さくら/クラムボン/YAMP KOLT/FruitPochette/DAOKO/戸松遥/Cettia/小倉唯/艦これ/Lowland Jazz/二
どうも社員の方がクソがかっているのでやけ食いならぬやけ聴き状態になってしまいました反省しています今後は減少傾向にしてゆきたい所存させていただきます。(前回のコピペ)
- 【Live At The Orpheum】King Crimson
- 【Rhodes Ahead Vol. 2】Marc Cary ★おすすめ★
- 【Dança do Tempo】Fabiano Do Nascimento ★おすすめ★
- 【Triangles and Circles】Dafnis Prieto Sextet
- 【Asian Twistz】Oz Noy
- 【BIRTH OF DOMMUNIST(ドミュニストの誕生)】JAZZ DOMMUNISTERS
- 【CROSSOVER】黒船
- 【Hungarian Jazz Rhapsody】Mihály Borbély Quartet ★おすすめ★
- 【HAND. CANNOT. ERASE.】STEVEN WILSON ★おすすめ★
- 【Live in New York: The Vanguard Sessions】Steve Wilson & Wilsonian's Grain
- 【à la carte】藤原さくら
- 【triology】クラムボン ★おすすめ★
- 【Chewing】YAMP KOLT
- 【The Crest of Evil】FruitPochette
- 【DAOKO】DAOKO
- 【Harukarisk*Land】戸松遥
- 【he(a)re - EP】Cettia
- 【Strawberry JAM】小倉唯
- 【TVアニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」キャラクターソング “艦娘乃歌” Vol.1】
- 【Bigband for Anime Songs】Lowland Jazz
- 【ANIMETAL THE SECOND】二代目アニメタル
- 【SAYAKAVER.】佐咲紗花
- 【Decennia】AKINO with bless4
第一印象点はだいたい1.0(不快)、2.0(いまいち)、2.5(ふつう)、3.0(よい)、4.0(とてもよい)、4.5(傑作)みたいなフィーリングです。
【Live At The Orpheum】King Crimson
我らがKing Crimson(Elements)がようやく新録を出しました。2014/9/30, 10/1に行われたライブからの抜粋。ほんとちょっとした抜粋で、待ちわび待ちサビた僕らはぐぬぬってなっていた。ちなメンツは以下のとおり。クリムゾン史上初となるトリプルドラム体制。
- Robert Fripp Guitar
- Jakko Jakszyk Guitar & Vocals
- Mel Collins Saxes & Flute
- Tony Levin Basses & Stick
- Pat Mastelotto Drums
- Bill Rieflin Drums
- Gavin Harrison Drums
で、曲目はこちら。
- Walk On : Monk Morph Chamber Music
- One More Red Nightmare
- Banshee Legs Bell Hassle
- The ConstruKction Of Light
- The Letters
- Sailor's Tale
- Starless
'80年代以降、一部の曲*1を除いて'70年代以前の曲を頑なに演奏しなかったFripp師が創業メンバーのMell Collinsとともに大々的に解禁!なんてことだ!と興奮したけれど、こうやっていざ解禁された古い曲は全般的に今ひとつの出来。なるほどそれらはすでにベストな演奏が残っていて、現体制ではそれを超えられないと判断されていたのかもなあ、少なくても超えられる可能性があったから解禁したけれど現時点では未達なので本作がチラ見せ程度の小品にしたのかもなあ、と腑に落ちたところ。
『One More Red Nightmare』『The Letters』『Sailor's Tale』は「悪くない」仕上がりだけど、『Starless』はアカン。'74年の満身創痍壮絶なライブ録音、アルバム【Red】の完璧な仕上がりに遠く及ばなくて。2000年の『The ConstruKction Of Light』は、前半部分のみの構成。『Discipline』式のクールな曲にMell Collinsのフルート、サックスが入ってきた時はあまりの馴染まなさに何かを噴きそうになりました。また、トリプルドラムも十分に機能していない、というか、ステレオ録音というフォーマットに合わないという疑念も。
資金的にもファンサービスの意味でもそろそろ何かリリースしておかないとね、まだまだ発展途上だけど、King Crimsonって昔からそういうバンドじゃん?完成形をお楽しみね。といったところでしょうか。
→第一印象:3.0(5点満点)
【Rhodes Ahead Vol. 2】Marc Cary
はじめまして。キーボード奏者Marc Caryのアルバム。iTunesで視聴したところSoft Machineや初期Weather Report/Return to Forever近い触感を得られたので買ってみた次第。
これが開けてびっくり期待の遥か上。Rhodes Aheadという題名どおりPhodesピアノを主体とした渋めのサウンドで、純粋にJazz/Fusionとして心地よいのは前提。渋いながらも各者のプレイは緊張感が高くてよい。ベースがミニマルなのも吉。それに加えて、これはn拍子だろうかこれはm連符だろうかこれはx+y+x+x構成だろうか、これはバスドラが4つ打ちしているけど他の楽器とアクセントのズレがあるしくろすリズム構造だろうか、etcと、1曲1曲がリズムの聞き取り課題曲のようで刺激的。
→第一印象:4.3(5点満点)
【Dança do Tempo】Fabiano Do Nascimento
はじめまして。ギタリストFabiano Do Nascimentoのアルバム。
アフロ・ルーツ・ブラジルに傾倒したエクスペリメンタル・ブラジリアン・ビートの注目作がUS NOW AGAINから登場。US西海岸のブラジリアンなバンドTRIORGANICOギタリスト/SSWとして頭角を表すファビアーノ・ド・ナシメントのデビュー・アルバム。情熱的なギターとピュアなメロディを引き立てるのは、あのアイアート・モレイラ率いるバックバンド。
http://diskunion.net/latin/ct/detail/1006606934
ブラジルなめてた。ほんとごめんなさい。主役のギターの七変化、アジのあるバックバンド、どこか古めかしいミックス、芳醇な楽曲。うっとりです。
→第一印象:4.5(5点満点)
【Triangles and Circles】Dafnis Prieto Sextet
はじめまして。キューバ出身のドラマーDafnis Prietoの六重奏団によるアルバム。キューバなめてた。ほんとごめんなさい。中南米らしい陽気な雰囲気に隠しても隠し切れない技巧的な楽曲群。あれっと思ったら1拍足されたり引かれたり1.5倍速になって元に戻ったり。トロピコ世界に降臨したレコメン系といってもよいでしょう。よくないか。
→第一印象:4.3(5点満点)
【Asian Twistz】Oz Noy
はじめまして。イスラエル出身で現在NYで活躍中とのことギタリストOz Noyのアルバム。
Amazon MusicのJazzカテゴリーに上がってきたので購入してみましたが、ロックを軸足にフュージョン回りする印象。ギターはもうすばらしいワンマンプレーです。個性的な音色と節まわしで飽きさせません。バックバンドというか曲そのものはシンプルで聞き所が少なく、相対的にギターの良さが引き立っているともいえる。
→第一印象:3.2(5点満点)
[asin:B00U0MDPFK:detail]
https://itunes.apple.com/jp/album/asian-twistz-feat.-dave-weckl/id971066199?uo=4&at=10lqt2
【BIRTH OF DOMMUNIST(ドミュニストの誕生)】JAZZ DOMMUNISTERS
様々な講義録・書籍でお馴染み菊地成孔と大谷能生コンビによるヒップホップユニットJAZZ DOMMUNISTERSのアルバムがiTunesで再発されたのでゲット。
「世紀末前後のJ-Popで流行った(とそれを現在継承している)スタイルのラップ」は「生理的に無理」なところがありますが、その逆、「論理的に可能」なスタイルがこちら。暗黙のグルーブ感を保ったまま、トラックもラップも訛って揺らいでいくスタイル。狙って計算して理論に基づき再現可能なかたちで。シンプルなところで1拍に5音の単語を均等に詰めた5連符フレーズなど。それを楽器でやるとなかかの意識高い系じゃないのほほーうと関心の対象になるけど、意味のある言葉でさり気なくやられるとちょっと洒落た節まわし、くらいに聞こえるのがおもしろい。
→第一印象:3.9(5点満点)
https://itunes.apple.com/jp/album/birth-dommunist-domyunisutono/id973444332?uo=4&at=10lqt2【CROSSOVER】黒船
はじめまして。日本のJazzユニット黒船の1stアルバム。「黒船」っていうくらいだからさぞかしアメリカンなバンドなのかと思われましょうが、そこは逆転大逆転で三味線を要する和風バンドだったりして驚きました。和風+テクノの組み合わせの良作Omodaka【Bridge Song】*2に対する和風+ジャズの新しい混交が本作。『黒田節』『豊年節』といったズバリな曲が語りかけてきます。風が。
三味線などのエスニック楽器の奏者がジャズやロックにトライした時、色物として組み合わせの真新しさにインパクトを感じつつも、色眼鏡を外した時ロック曲、ジャズ曲として面白みにかける(その三味線を普通のギターに置き換えたらつまらない曲になってしまう)ケースが稀に多発しますが、本作は純粋にジャズとして聴き応えがあってよいものです。
私の勝手な印象ですが三味線は、アドリブ的なパートではアドリブで弾いているのかもしれないがどうしても作曲されたように聞こえてしまう点、本当は幅広いスケールを鳴らしているのかもしれないがどうしても和風の節回しに聞こえてしまう点をあげます。前者は音の粒(大きさと間隔)がとても整っていて、アドリブっぽい大げさな強弱やリズムの訛りがないため、後者は脳内で強烈に音程を補正してしまっていると自己分析しました。三味線はフレットレスだからブルーノートを弾けるはずだし。
→第一印象:4.1(5点満点)
【Hungarian Jazz Rhapsody】Mihály Borbély Quartet
はじめまして。アルバムタイトルからしてたぶんハンガリーのJazzミュージシャン、なのでしょう。ぐぐっても日本語の情報が皆無なので何もの中はわかりませんが、これはよいはじめましてです。ひょんなことから蘇ったジョン・コルトレーンが半分脳みそが溶けた状態でハンガリー人ミュージシャンと狂宴、もとい共演して吹き込んだようなアルバム。冷静に場をコントロールするようなピアニスト、こいつが犯人だ。
→第一印象:4.4(5点満点)
【HAND. CANNOT. ERASE.】STEVEN WILSON
草食系プログレ界の大家になろうかという勢いのあるSTEVEN WILSONの最新作。STEVEN WILSONは出身バンドPorcupine Treeの『Dead Wing』以来(「Deadwing」PORCUPINE TREE - 怪奇骨董たおやめぶりっこ)継続的・断続的に聞いているが、常にちょっと物足りなさを感じてきたのであります。ちょっとメタプログレっぽすぎるというか。本作はそんなイメージを払拭させる快作。幕開けのワクワク感はDream Theaterの傑作『Metropolis Part 2: Scenes from a Memory』を聴いた時に近い。現在の土壌にGenesisを植樹してメタルの水を与えて育てて実った果実。ほんと見直しました。ダウンロード配信で買い、解説も対訳もない状態で聞いていても何かしら強いメッセージを含んだのストーリーが流れていることが感じられる。
→第一印象:4.3(5点満点)
【Live in New York: The Vanguard Sessions】Steve Wilson & Wilsonian's Grain
はじめまして。同じSTEVEN WILSONでもこちらは同姓同名のJazzミュージシャン、のはず。これからググる。
ぐぐった。
日本語の情報が出てこないのでめんどくさくなりましたがサックス奏者のようです。「Amazon Music/iTunesのニューリリースを片っ端から試聴して(ジャンルは選り好みます)よさそうなのを片っ端から買う」大人買いな週末はこんな感じで「はじめまして」の連続です。ライブin NYってことで今っぽさを期待したものの、そこはオールドスタイル。力技も小技も効いていて聞き惚れておるうちにあっという間。よい奏者でした。
→第一印象:4.0(5点満点)
【à la carte】藤原さくら
藤原さくらさんのミニアルバム。かかりつけのレコード屋の店主がプッシュしてきたのでお言葉に甘えて購入。日本人女声は、基本的にわたくしはじょしじょししたかわいい系の歌声が好みなのですが、まれに歌謡系やブルース系のシンガーをお気にいるケースがあり、まさに本作。さすがの店長推薦。フルアルバムになったとき、数曲激しくギャップ萌えするような何かがあれば言うことなしかと。
→第一印象:3.4(5点満点)
【triology】クラムボン
おなじみクラムボンの久々のスタジオ・アルバム。
Soft Machineが宇宙に旅立った!アルバムの幕開けとして完璧なインスト小品からの『アジテーター』であります。過剰なテンポ、過剰なペンタトニック、過剰な歌詞、この三か条もとい三過剰はボカロ曲への挑戦状でありますか!?と妄想を掻き立てられる幕開け。
何気に長年生き続けている('90年代末に出会ったバンドとしてなんとなくクラムボンと空気公団を対比してウォッチ&リッスンしている)バンドの余裕的な隙やアソビを徹底的に排しアルバムのトータルコンセプト性とかどーでもいいからガンガン行こうぜと気合の入ったうんぬん。
『はなさくいろは』を皮切り(かどうかは調べていない)にmito氏が近年アニソン系の楽曲提供・客演を積極的にこなしていた影響・成果もあるのでしょうか。
豊崎愛生さんの『Dill』、そして鬼物語OP『white lies』は秀逸。
本アルバムでは『white lies』の系統に属する『scene 3』がお気に入り。
余談ですが、とあるアニメ番組のエンディングにクラムボンの『はなさくいろは』が使われた際、ニコニコ動画のコメントに「ズコー」コメントがついたのを見て、近頃の中高生*3にはクラムボンはマイナーな存在なんだなあ、と老害ごころが沸いたりしました。
→第一印象:4.2(5点満点)
【チュウイング】YAMP KOLT
はじめまして。日本人ミュージシャンYAMP KOLTさんが様々なボーカリストと客演したアルバム。このエントリーのどこかで、コンピュータミュージック系は神経質さが命とか言ってる予定だけど、こちらは手仕事(たぶん)ながらもこの細やかさ。と、アングラさ。やくしまるえつことU.A.の存在感。
→第一印象:3.6(5点満点)
【The Crest of Evil】FruitPochette
日本人アイドルユニットFruitPochetteのアルバム。BABYMETALの1stアルバムがメタルを歌いながらも音楽だけ見れば生い立ち紆余曲折が積み重なってバラエティな作品になったのに対して、こちらは最初からロック・メタルっぽさ(+ユーロビート風シンセ)に徹底して制作されたと見ることができる。そんな具合で息継ぎ・息抜きない13曲ぎっしりなのでちょっと疲れちゃう。
→第一印象:2.6(5点満点)
【DAOKO】DAOKO
はじめまして。日本の女声ミュージシャンDAOKOのアルバム。
生演奏ではなく打ち込み系?の音楽では、どんだけいちおんいちおんが神経質に作りこまれている(ようにに聞こえるか)がわたくしの好みの分水嶺となります。ほとんど聞こえないスネアのゴーストノートのベロシティ値(音の大きさを表す数値)を1単位で試行錯誤したような。とういう観点でいうと、本作、ほどよく神経質でほどよく渋谷のカホリでお好みの部類に入りました。特に『ないものねだり』などオーケストラ系音色の使い方は特筆すべきものがあります。
→第一印象:3.1(5点満点)
【Harukarisk*Land】戸松遥
声優で歌手でSphereのメンバーである戸松遥の3rdソロアルバム。同じSphereの豊崎愛生さんが様々なミュージシャン・音楽と交錯・媒介触媒するキャンパスのような存在なのに対し、戸松遥さんは本人のキャラがモーレツ。キャラを愛でるタイプのファンにはよいものだと思われますが、わたくしは豊崎さん的立ち回りのほうが好みであります。『courage』はキャラ破りにトライしているようで興味深い。けれど最終的には『Q&A リサイタル!』を思い出しつつ懐かしい響きのする『恋ヲウチヌケ』のような曲に帰着する安心感。
→第一印象:2.8(5点満点)
https://itunes.apple.com/jp/album/harukarisk*land/id972592545?uo=4&at=10lqt2【he(a)re - EP】Cettia
日本人女声シンガーCettiaのミニアルバム。若いってすばらしい。音楽のよろこびがじょばじょば漏れでているから。長く活躍してもらいたいものですと切に願います。
→第一印象:3.0(5点満点)
【Strawberry JAM】小倉唯
声優で歌手の小倉唯さんの1stソロアルバム。このままキャリアを積んでいって田村ゆかり様のような○○になるのでしょうか。まぶしすぎておいたんは太陽光に当てられたゾンビのようにとろけてしまいそうです。『Raise』や『Get Over』のようなマイナー調の曲もよく似合っているので、もっといろいろな曲調で聴いてみたいです。キャラソン?は映像ソフトの特典などに秘されてしまってライトリスナーには手が届かないケースが多くてごにょごにょ。
→第一印象:2.8(5点満点)
【TVアニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」キャラクターソング “艦娘乃歌” Vol.1】
アニメの方は、ガチで描こうとすると旧日本軍・戦前の歴史に踏み込まねばならず、さまざまな規制が外部から入ってやけっぱちなことになったのだろうなあと想像に難くなく、結果パンパンに膨れ上がった期待値に対してがっかり感が否めなかった「艦これ」。
は、さておきのキャラソン集ミニアルバムです。番組のOP/ED曲がいずれも素晴らしかったのに負けず劣らず、面白い小品集になっています。前に出ていた【艦娘想歌】シリーズのもやもや感を払拭です。【艦娘想歌】収録の『暁の水平線に』が野水伊織さんのよいところ全部ごろしの難曲
だった不満を『二羽鶴』でプラマイややマイナスくらいに取り戻してくれました。
→第一印象:3.0(5点満点)
【Bigband for Anime Songs】Lowland Jazz
はじめまして。ビッグバンドLowland Jazzによる新旧のアニソンのビッグバンドアレンジ曲集。
アレンジと言いますと、主にゲーム音楽の「アレンジアルバム」を聴くときの尺度として「弱アレンジ」「強アレンジ」という軸を意識しています。
- 弱:音色(楽器)の差し替え程度の変更で完コピに近いもの
- 強:原曲を認識できる要素(主要なメロディ)は残すが、曲調、リズム、和声などを大幅に変更したもの
という感じ。この点で、本作は「強」に近いアレンジで、原曲をよく知っている曲はその変化っぷりに一喜一憂できる。あの曲はこれこれがよい、この曲はここが意外、あっちの曲はちょっとイマイチと、1曲1曲を脳内ツイッターにつぶやけたので十分元はとれました。
→第一印象:3.3(5点満点)
【ANIMETAL THE SECOND】二代目アニメタル
はじめまして(二代目は)。アニソンのメタルカバーを生業とする二代目アニメタルのアルバム。こちらは「弱」アレンジの部類。比較的素直に、原曲をギターサウンドに変換した感じ。比較的素直なので新鮮な驚きがこれといってないのが残念。ギターの人がテクニカルかつ、ねちっこいかなり変態さんちっくなソロを弾くのがよかったです。
→第一印象:2.4(5点満点)
[asin:B00URMXL2U:detail]
https://itunes.apple.com/jp/album/animetal-the-second/id973359124?uo=4&at=10lqt2
【SAYAKAVER.】佐咲紗花
アニソン系シンガー佐咲紗花によるアニソンカバーアルバム。こちらも「弱」、だと思います。というのも原曲をしっかり知っている割合が低かったから。好きな曲を好きなように歌う佐咲紗花さんのシンガーとしての力量と喜びが伝わってきて心地よいものです。
→第一印象:2.6(5点満点)
【Decennia】AKINO with bless4
そして、立場は逆転してカバーされる側であるAKINO with bless4のアルバムが届きました。これだけの曲を揃えこれだけの力量で歌唱されてはひとたまりもない。力技のアルバム。スタンダード曲集といっても過言ではないでしょう。
本作の前半に集中的に配置された、強引な転調(感)で強く羽ばたきなめらかなケイデンスで滑空する菅野よう子女史の諸作は、アニメ番組【マクロス・フロンティア】期の彼女に匹敵する傑作の森。天使がラッパとケツからブリブリと響音ふりまく狂騒曲たち。小倉唯さん歌唱による『ユノハノモリ』が聞きたくなってしまいます。
→第一印象:4.0(5点満点)
そんじゃああねええん
*1:『Red』『太陽と旋律Pt.2』アンコールでおまけ的に演奏された『21世紀のスキッツォイドマン』