怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

「Bookends」Simon and Garfunkel

今日聴いた音楽。'68 年、アメリカ製。ここで一言紹介するのも妙な気分がするフォークデュオ、ガイモン&サーファンクルの4枚目。平日更新はあっさりめに。

「不協和音が好き」という気持ちを伝えるためにはどうしたら。ガイモン&サーファンクルの「 Old Friends 」の弦楽合奏部分てゆえば少しはお察しいただけるだろうか。ばきょっ、めきっ、ぎょわゎん。

http://twitter.com/derutcarf/statuses/416386722

というぴよぴよで引っ張り出してきた。

Bookends

Bookends

ガイモン&サーファンクルは当作品においてトータルコンセプトアルバムを企画したのだが、ヒット曲を盛り込んで儲けたいレコード会社と折り合いをつけて、レコードA面が組曲/B面が単品集という構成になっている。プログレマンはもちろん A 面に着目する。この A 面がとてもいい。組曲の最初と最後を文字通り「ブックエンド」を挟み、豊かな人生綴れ折が手短に綴られる。

(-_-) それはさておき、不協和音。

YouTube - Old Friends

年老いた友人同士が公園のベンチにブックエンドのように座っている・・・と物悲しく懐かしく人生を懐古するように始まり、今はひっそりと同じ不安を分かち合う、と締めくくられてからのインスト部分。死をほのめかすような絶妙な不協和音を含み、そのまま終曲「ブックエンドのテーマ」に流れ込む。この展開はピンクフロイドの「狂気」並にいい*1

どうですか、これが「不協和音が好き」と言った不協和音の代表例です。単品として存在する不協和音が好きなのではなく、協和との対比。協和に忍び込む影としての不協和。協和と不協和の転移。そういう流れの中に織り込まれるアクセント。まさにプログレ。

あとは、B 面の「ミセス・ロビンソン」をはじめとするポップチューンでリラックスすればいいさ。

YouTube - Simon & Garfunkel - Mrs. Robinson

ああ、あとあと、A 面収録の「America」は、プログレ四天王 Yes がカバーした版が絶品なのだけど今日は平日なので睡眠優先させてここで終了させていただきます。A 面のコンセプトが全編に展開されていれば 90 点殿堂入りモノだなあ。そういうことをする機会が結局なかった*2ことが残念でならないのです。お気に入り度:69点

*1:参考:[http://d.hatena.ne.jp/fractured/20070811/1186866583:title]

*2:知らないだけかしら