怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

「やさしさという形のないもの」「君にみせたいものがある」iyiyim

「やさしさという形のないもの」

2004 年、日本製。男女二人組みユニット iyiyim(イーム)の 3rd ミニアルバム。

先日、ROUND TABLE featuring Nino の「APRIL」を聴いていたら、「Today」という曲から iyiyim の名曲「僕らの生きる道」を思い出して引っ張り出してきた。2004年10月17日、折り合いブラックセッションの帰り道、とある都市で路上ライブをしていた彼らから直接買ったやつだ。

当時のログをそのまま引用してしまいます。

愛しさと諦めと心強さと。

1st, 2ndシングル(2001年)でかなりお気に入ったものの、1stアルバム(2002年)が「まあまあ」な具合でそれっきり存在を忘れていたわけだが、地下インディペンヅ&ライブで脈々と活動を続けていたわけだ。そんな彼らの、音楽でしか生きていけないんだという悲壮感と歌を歌えているんだという高揚感が相俟ってとても力強く吹っ切れ気味に充実した音に思わずちょっとだけ熱くなる胸はびーかっぷ。

http://oriai.com/pwiki/index.php?%C3%BB%C9%BE%BD%B8%2F2004-10-21

というわけでおききください、「僕らの生きる道」*1

iyiyim / 僕らの生きる道 [sound only]

「君にみせたいものがある」

続きまして最新作。2006 年、日本製。

拝郷芽衣子(われわれ*2には、VOCALOID の MEIKO として有名)、池田綾子が1曲ずつ作曲。「やさしい風」は 3rd の再録。

http://ax.phobos.apple.com.edgesuite.net/images/badgeitunes61x15dark.gifiyiyim - 君に見せたいものがある

こちらも、内面から湧き出る音楽の喜び感じられてとても心地よいものである。

個人的に唯一「僕の言い訳」の歌詞が本当に言い訳がましくて残念である(曲・編曲はよい)ことを除けば、「僕らの生きる道」みたいにどっかーんとくる1曲はないものの、全体的な作曲・編曲その他全体的な雰囲気は前作より仕上がりがよい。池田綾子作曲の「君を忘れない」なんか負けず劣らずなのだけど、ちょっとだけ編曲が過剰かなあと思う。

ということでシンプルで力強い「ユメノカケラ」を一押ししておく。

iyiyim / ユメノカケラ [sound only]

お気に入り度:76(両アルバム)

*1:Youtube ってモノラルなんですね。MP3形式 / 64Kbps(VBR) / モノラル / 22050Hz (YouTube - Wikipedia)で、モノラルはやっぱさびしいので dailymotion を併用してみた。

*2:この場合は DTM(Desktop Music)の人。