怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

Best of 2006(外国製音楽編)

ある種の音楽編」、「和製音楽編」ともに、すべて2006年発表の作品で占められていた。偶然だけど。というわけで、「外国製音楽編」も2006年発表で縛りをかけよう。「2006年に入手した作品」にしちゃうと、全部MAGMAで埋まってしまうから。MAGMAは時空を超越している。

  • 「10,000 Days」Tool
  • 「白鳥と鴉」Christian Vander
  • 「Bright as Fire」Mike Westbrook

「10,000 Days」Tool

米国産。お気に入り度:86点

10,000 Days

10,000 Days

Toolの5年ぶり4枚目。恐怖で頭脳改革されそうだ。

暗黒でひたすら暗黒で、複雑な曲展開も卓越した演奏技術も織り込まれた変拍子もすべて覆い隠しす孤高のアルバム「ラタララス」で闇の彼方の極北に到達したTool。最新作である本作では、「ちょっとこっちに戻ってきた」。クリムゾンの「太陽と戦慄」シリーズみたいに、笑っちゃうくらい露骨に無骨な拍子でごりごり攻めてくる#8や、その他Toolの遺産見本市みたいなコンパクトで典型的な曲が散らばる。

もちろん、従来型の楽曲も#3〰#4など健在である。

このアルバムの中で、一番ドラマチックな曲は3曲目の「Wings for Marie」と4曲目の「10,000Days」だろう。この2曲は、27年間(10万日)の闘病生活の末亡くなったメイナードの母に奉げるである。敬虔なキリスト教徒である母が常に彼を信じ支えてくれたおかげで、今の彼があると歌っている。(Aamazonのレビュー)

これは初耳だった。

YouTube - Tool - The Pot

遺産見本市みたいなコンパクトで典型的な#5。

Tool - Rosetta Stoned - Google Video

露骨に無骨な拍子でごりごり攻めてくる#8。

http://video.google.com/videoplay?docid=4877998588096907893

ここで気づく。エントリーしようと思った「ゴースト・レヴァリーズOpethや「ハードコア・スーパースターHardcore Superstarは2005年発売/入手でやんの。苦しい。2006年発の作品じゃあもう該当作ありません。前言撤回。

「白鳥と鴉」Christian Vander

仏製品。お気に入り度:94点

既出エントリー:たおやめぶりっこ - Christian Vander関連2枚

2006年に大量に入手したMAGMAやその関連作品の山から1枚選び出すならこれ。未だに、この作品の「かつてないサウンド体験」を言葉で表す術を知らない。

MAGMAやThe Offeringの諸作を収集していて思ったことは、クリスチャン・ヴァンデは何と偉大なミュージシャンなのだということ。バッハやベートーヴェンらに連なった末席に並ぶことはできなくても、コルトレーンの隣に眠ることは許されよう。長生きしてください。

「Bright as Fire」Mike Westbrook

英国製。お気に入り度:97点

既出エントリー:たおやめぶりっこ - 「Bright as Fire」Mike Westbrook

Bright As Fire

Bright As Fire

や、これは反則気味だけどしかたあるまい。なんかMAGMA関連を抜いちゃうと外人勢で「これだ!」という作品と出会っていない不作な年でした。