怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

Best of 2006(ある種の音楽編)

「アニメのサントラ」→「体重が大きめでという汗臭い、あるいは紙袋にポスター。」という偏見や差別の目に耐え忍んででも入手する価値のある作品。ゆえに胸を張って当ブログで取り上げることにします。

  1. ARIA」オリジナルサウンドトラック/ARIA The NATURAL ORIGINAL SOUNDTRACK due
  2. 蟲師」サウンドトラック「蟲 (むしのね) 音」
  3. (該当作品なし)

1位:「ARIA」オリジナルサウンドトラック/ARIA The NATURAL ORIGINAL SOUNDTRACK due

放送時間が日曜の深夜で、他局の番組が次々終わった頃、の夜更かし君の目に消去法的に映ることが多かった番組のサントラ。日曜の夜は自然といい音楽が聴ける番組にありつけたわけだ。この番組が「水曜の夜」だったらこのサントラを買うことはなかっただろう。週の真ん中あたりだと火曜だったか木曜だったか忘れやすいし、他局の番組もいろいろやっていてそちらに目を奪われる可能性が高いからだ。そういう事情で、アニメ「デスノート」は見よう見よう見たい見たいと思っていながらも結局2回しかお目にかかれなかった。

全曲少しずつ視聴

さて、音楽を担当するのはChoro Club feat. Senooというユニット。メンバーは弦楽トリオChoro Clubアコースティック・ギター/バンドリン/コントラバス)+妹尾武(ピアノ)である。この楽器編成による珠玉の小曲集。・・・とこれだけの情報を伝えればもう十分じゃないかと思ったりする。アルバムの空気に合わせて「Rainbow」も打ち込みを廃したacoustic ver.だ。とてもいい。まあ、上述の視聴ページをかいつまんでみなしゃんせ。

同じアドリア海を舞台にした音楽でも、「紅の豚」が大戦後の黄昏た大人の空気(「西洋の没落」ともいう)を醸していたのに対し、「Aria」は地中海貿易華やかりしヴェニスの平和を歌っている。

産業的にはある種の音楽に分類されながらも、ある種の音楽の音楽的な特徴をまったく感じさせないがゆえに普遍的な魅力を持っている。ゆえに唯一、ある種の音楽の音楽的な展開と持続音弦楽隊を取り入れた「ARIA The NATURAL ORIGINAL SOUNDTRACK due」収録の「いつか来た道」(WMP視聴)がクライマックスとして際立つ。

観賞用、BGM、通勤お眠り用、どんな用途にでも使えます。

お気に入り度:86点

2位:「蟲師」サウンドトラック「蟲 (むしのね) 音」

これも放送時間が土曜の深夜という覚えやすい日時だった*1ため、よく見ていた番組のサントラ。

蟲師 オリジナル・サウンドトラック 蟲音 前

蟲師 オリジナル・サウンドトラック 蟲音 前

「蟲師」オリジナルサウンドトラック 第二弾 蟲音 後

「蟲師」オリジナルサウンドトラック 第二弾 蟲音 後

原作+テレビ+音楽の三位一体総合で気に入った5年に1度出会うか出会わないか級の作品、「蟲師」。「旅をする沼」の話(参考その1その2)を偶然見かけて打ち震えて以来、なるべく欠かさないように見た。過去分にかんしてはP2Pなあれから拝借した*2

実在する世界のようで実在せず、妖怪譚のようで妖怪譚ではなく、あいまいでありながら芯の通った壮大な世界観があり、上に訴えかけ、深い余韻を残す。西欧には西欧のファンタジーがある。ついに日本人は日本の国土、日本の風土、日本の歴史、日本の文化でしか生み出しえない日本文明のファンタジーを手に入れた。などと妄言ちっくな気分にさせられた。

さて、音楽の担当は増田俊郎氏です。かつてのへっぽこ実験サントラが本当にへっぽこで、それ以来悪いイメージを持っていました。しかし、当作品でそれは吹っ飛びました。ライナーノーツでも述べているように「蟲師」の世界観に触発されて想像力が花開いております。1話1話のエンディングがすべて異なるのは珍しいんじゃないでしょうか。もちろんAmazonのレビューアも興奮しております。

この作品を見ていつも思わされたことはエンディングがすげ〜と言うことです。エンディングが近づき少しづづBGMのように曲が流れ始め画面が暗くなりテロップが映し出されるとき感動というか満足感のような物が心の中からあふれてくるのです。
 それが話ごとに全部違って各の物語に絶妙にあっているもんだからたまらないって感じです。ぜひアニメも見てください!ぜひ音楽を聴いてください!・・・・

音楽性?ああ、下の視聴サイトでちょくちょく聞いてみればいいんじゃない?純粋な音楽作品として聞く場合は2枚だと疲れるので「前」だけ入手すればよいとおもいますよ。

テレビ番組本編がstage6にちょっとあがっていたので興味のある方はどうぞ。共有ストレージは生ものなのでお見逃し無く。

「旅をする沼」はないか。自らあげるかな・・・P2P業物だけど。

お気に入り度:73点

*1:こんなすばらしい作品が、深夜の3時とかに追いやられた挙句、地上波では全話放送されないって、アニメ需要客層の頭は狂っとるんじゃないかと憤慨したものだ。価値観の違いやね。

*2:オンデマンドで1話105円でストリーミング配信とかやってたら絶対そっち買ってたよ。ふらくやん相手のビジネスチャンスを逃したな。即座にストリーミングで見たい客層を開拓すると、数ヵ月後にDVDを買いたい多少客層を奪うかもしれないけど、トータルではプラスなんじゃないかと思うが、思うだけにしとく。