怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

「EATS TOKYO ALIVE!/PANICSMILE」PANICSMILE

新入荷。「ジェーポップ強化計画」12枚目。第一印象★★★★」。「MINIATURES」(id:fractured:20060904:1157390100)に続いて2枚目の入手。

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「'75年、ドイツ製です」と紹介しても、「ええ、へえ、ふん。」とある程度騙せてしまいそうなライブ音源。

スタジオ版「MINIATURES」では、快便系直腸ねじり上げプログレッシブを脱臼しながら走り抜けていたPANICSMILEのライブってどんなだろうと妄想テントをぱんぱんに張っていたら予想ゲイなのがでてきた。

NEU!が快調にハンマービーツするような荒涼感、ASH LA TEMPELがドーピングでキめまくっているようなだらしなさ、Canのようなしたたかな野心。ドイツ人である。「ドイツにん」と読むドイツ人である。

昔ながらのドイツの空気をいっぱいに噴出しながら、King Crimsonが'81〜'84年代の記憶が'73〜'75年代のメンバーに焼きついてインプロをインプロを行ったかのごとくの音楽性と安定感。

錯乱気味に褒め称えているようだけど、率直なところ「まあまあ」ってところ。

現在廃盤となっている3rdアルバム&4thアルバム、そして最新作「MINIATURES」からセレクトされた楽曲を中心に未発表曲も収録した、PANIC SMILEによる初ライブ盤にしてベスト盤的アルバムがリリース!レコーディング・エンジニアに、NATSUMENAxSxE氏を迎え制作された本作。ライブハウスにプロツールスを持ち込んで録音され、AxSxE氏のミックスルーム“品川ビーチセンタ”にて丹精を込めた仕上げが施されております。ライブならではの迫力と、音に対する執拗なまでのこだわりが同居する、ハイクオリティな50分!

また、AxSxEが仕掛け人か!「仕掛け人」と書いて「しかけじん」と読む。そして、こんな音楽を許容する層、こんな音楽のライブに自ら足を運ぶ層が少なからず日本国に存在しているという事実に驚かされる。もちろん、すごく褒めている。