読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

「bluffs ii」Altered States

新入荷。「ジェーポップ強化計画」8枚目。第一印象「★★」。完全即興耐性を測る試薬。

ブラフスII

ブラフスII

目白World Disqueの店頭にて購入。いわゆるポップがそのまま付いてきたので引用してしまいます。

日本が誇るパワー・インプロ・ロック・トリオ。あの「ブラフス」の続編となる新作!後期クリムゾンばりの即興演奏が凄い!内橋和久(g)、ナスノミツル(b)、芳垣安洋(dr)の猛者3人によるインプロ・ロック・ユニット、アルタード・ステイツの新作。昨年リリースされ好評を博した「ブラフス」の続編となっており、今回もオーバーダブ編集一切なしの、壮絶なスタジオ即興演奏が収められています。前作以上に強弱のダイナミクスが付いており、後期クリムゾン思わせる押しのカタルシスは圧巻!またも傑作!

さて、いつも思い惑うのであります。こういう完全即興をどう楽しめばよいのだろうと。個人的な嗜好で申し訳ありませんが、完全即興はいまいち得意じゃないのです。デレク・ベイリーの諸作も触れては「あやっぱだめだ」という按配。

なので本作も、ぶりぶりのベースにがっつがっつとドラムが絡みつく直感的なトラックには身を乗り出しつつも、全体的には手を組み足を組み首を傾げながら聴いていました。精神世界に入ったような即興部分は特に。

というわけで、ちょっと聴き方を変えてみた。完全即興は音像を全体的に捉えようとしちゃだめなんだ、誰かになりきってみよう。現場に実在している誰かの立場になってみてもいいし、その現場に居合わせて別の楽器で参加してみてもいい。

(-_-)お、ちょっと面白いぞ。

「あ、まだゆったりプレイしていたいのにドラムが先走ってノリノリになってきたぞ!」などと思いながら聴いてみる。そしたらドラムがちょっと歩み寄ってトーンダウンして各楽器のテンションが一致してゆく様子とか分かったり。

「後期クリムゾン思わせる押しのカタルシス」が全面に出てるところは素直に楽しみましょうね。

さて、それを踏まえて恐る恐るとCD棚から取り出したるいちまいの作品・・。

Saisoro

Saisoro

デレクベイリー+Ruins。うほっ。やっぱ難易度たけぇ。吉田達也のうめき声にデレクが何か共鳴してるとことかもう全員HENTAI過ぎて、なりきることはおろか心中を察することさえできないや。

taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂 » Saisoro / Derek & the Ruins

▼関連作品「MOSAIC」Altered States

Altered Statesといえばこちら。

モザイク

モザイク

ジャケットの背景が馬頭星雲です。アイランヅです。さて、帯にはこうあります。

「大阪のエクストリーム・トリオ=アルタード・ステイツ(内橋和久*G,Effects 1ナスノミツル*Bass 芳垣安洋*Drum,Perc.)が、多彩なゲスト・プレイヤーを迎えて繰り廣げる、70分を超える驚異のバトル・サウンド。」

「多彩なゲスト・プレイヤー」は、梅津和時おおたか静流勝井祐二坂本弘道、さがゆき、高良久美子、ネッド・ローゼンバーグ、橋本一子、広瀬潤次、巻上公一

こちらはある程度作曲してあります。その上で多彩なプレイヤーが文字通りバトルなサウンドをミュージックしております。70分間ひたすらバトルです、1〜10曲目まで一瞬たりともゆるくなることがありません。

んで、最後11曲目「suite "circle"」でようやく緩急がやってきます。電チェロと外人を除いたほとんどのゲストを総動員して呪詛的なコーラスやら息詰まるヒットアンドアウェイ式のインプロやらこのメンバーで実現可能なあらゆる「怪しげな音楽」めまぐるしくちりばめた大作。30分。高良久美子がからんでくると俄然ボンテージ・フルーツっぽくなるのが微笑ましい。

お気に入り度:82点(まさにアヤシゲな音楽のモザイクやー)