怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

2016年8月に聴いた(2):Steve Lehman/飯田里穂/The Sachal Ensemble/Derrick Hodge/Plini/石野卓球/Motion Graphics/ALI PROJECT/Cocco/澤野弘之/RADWIMPS/Falcom Sound Team jdk/中山うり

おろろーん(特にまえがきで書きことがない遠吠え)。本文中に紹介するアルバムに関する音楽的ネタバレが含まれている場合があります。ネタバレダメ絶対な方は下の目次だけ目を通して回れ右してください。いまだに左回りしてるやつなんているの?wwwwwwwwwwww

  • 第一印象点はだいたい1.0(そっとじ)、2.0(いまいち)、2.5(ふつう)、3.0(よい)、4.0(とてもよい)、4.5(傑作)みたいなフィーリングです。×20するとBurrn!誌の点数感覚に類似です。
  • 文章中で突然個別楽曲に点数をつけだしたら、10点:傑作、3点:かなりよい、1点:なかなかよい、0点:よい・ふつう・よくない・わるい・☓☓☓です。
  • オススメ印はシェフが気まぐれているとお考えください。

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【Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind】 King Crimson


プログレ。我らがクリムゾンの直近の2015年ライブツアーからのCD3枚+Blu-Ray。【Mainly Metal】(メタリックな曲)、【Easy Money Shots】(もろもろ)、【Crimson Classics】(古典)とサブタイトルが付けられた3枚組。

  • Mel Collins: Saxes & flute
  • Robert Fripp: Guitar & keyboards
  • Gavin Harrison: Drums
  • Jakko Jakszyk: Guitar & voice
  • Tony Levin: Basses & stick
  • Pat Mastelotto: Drums
  • Bill Rieflin: Drums & keyboards
  • 総論
  • Mainly Metal [Disc 1]
    • 1 Larks' Tongues In Aspic Part One
    • 2 Radical Action (To Unseat The Hold Of Monkey Mind) I
    • 3 Meltdown
    • 4 Radical Action II
    • 5 Level Five
    • 6 The Light Of Day
    • 7 The Hell Hounds Of Krim
    • 8 The ConstruKction Of Light
    • 9 The Talking Drum
    • 10 Larks' Tongues In Aspic Part Two
  • Easy Money Shots [Disc 2]
    • 1 Peace
    • 2 Pictures Of A City
    • 3 Banshee Legs Bell Hassle
    • 4 Easy Money
    • 5 Vrooom
    • 6 Suitable Grounds For The Blues
    • 7 Interlude
    • 8 The Letters
    • 9 Sailor's Tale
    • 10 Scarcity Of Miracles
  • Crimson Classics [Disc 3]
    • 1 Red
    • 2 One More Red Nightmare
    • 3 Epitaph
    • 4 Starless
    • 5 Devil Dogs Of Tessellation Row
    • 6 In The Court Of The Crimson King
    • 7 21st Century Schizoid Man

総論

  • 新体制を組む→(1)ツアー開始(慣れてなくてちぐはぐ)→(2)アルバムを出す(こなれてきた)→(3)ツアーまわる(仕上がってくる)で、その体制の最終ツアーで完成形に至ると解散する、というのがクリムゾンの歴史でありますが、本作でいよいよ第2段階に入った印象。
  • トリプルドラムは相変わらず持て余されがちだけど、クラシックナンバーを中心に存在感が増してきた。
  • トニー・レビン卿のプレイがいつになく地味。
  • 現体制の新作の出来はいまいちで、ソングライティングりょく不足は深刻。フリップ師が身を引いて、メンバーに一任でアイディアを出すなど、やりかたを変えてみてはいかがだろうか。

『Easy Money』と『Starless』の様子が公式配信されています。

▼Easy Money
www.youtube.com

▼Starless
www.youtube.com

→第一印象:4.0(5点満点)

個別楽曲については以下。内容に関するネタバレ全快になりますので、閲覧には十分ご注意ください。

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