怪奇骨董たおやめぶりっこ

ますらおぶりに憧れるブログ。涙がちょちょぎれちゃう。だって怪奇骨董たおやめぶりっこだもの。

【Radical Action To Unseat The Hold Of Monkey Mind】 King Crimson


プログレ。我らがクリムゾンの直近の2015年ライブツアーからのCD3枚+Blu-Ray。【Mainly Metal】(メタリックな曲)、【Easy Money Shots】(もろもろ)、【Crimson Classics】(古典)とサブタイトルが付けられた3枚組。

  • Mel Collins: Saxes & flute
  • Robert Fripp: Guitar & keyboards
  • Gavin Harrison: Drums
  • Jakko Jakszyk: Guitar & voice
  • Tony Levin: Basses & stick
  • Pat Mastelotto: Drums
  • Bill Rieflin: Drums & keyboards
  • 総論
  • Mainly Metal [Disc 1]
    • 1 Larks' Tongues In Aspic Part One
    • 2 Radical Action (To Unseat The Hold Of Monkey Mind) I
    • 3 Meltdown
    • 4 Radical Action II
    • 5 Level Five
    • 6 The Light Of Day
    • 7 The Hell Hounds Of Krim
    • 8 The ConstruKction Of Light
    • 9 The Talking Drum
    • 10 Larks' Tongues In Aspic Part Two
  • Easy Money Shots [Disc 2]
    • 1 Peace
    • 2 Pictures Of A City
    • 3 Banshee Legs Bell Hassle
    • 4 Easy Money
    • 5 Vrooom
    • 6 Suitable Grounds For The Blues
    • 7 Interlude
    • 8 The Letters
    • 9 Sailor's Tale
    • 10 Scarcity Of Miracles
  • Crimson Classics [Disc 3]
    • 1 Red
    • 2 One More Red Nightmare
    • 3 Epitaph
    • 4 Starless
    • 5 Devil Dogs Of Tessellation Row
    • 6 In The Court Of The Crimson King
    • 7 21st Century Schizoid Man

総論

  • 新体制を組む→(1)ツアー開始(慣れてなくてちぐはぐ)→(2)アルバムを出す(こなれてきた)→(3)ツアーまわる(仕上がってくる)で、その体制の最終ツアーで完成形に至ると解散する、というのがクリムゾンの歴史でありますが、本作でいよいよ第2段階に入った印象。
  • トリプルドラムは相変わらず持て余されがちだけど、クラシックナンバーを中心に存在感が増してきた。
  • トニー・レビン卿のプレイがいつになく地味。
  • 現体制の新作の出来はいまいちで、ソングライティングりょく不足は深刻。フリップ師が身を引いて、メンバーに一任でアイディアを出すなど、やりかたを変えてみてはいかがだろうか。

『Easy Money』と『Starless』の様子が公式配信されています。

▼Easy Money
www.youtube.com

▼Starless
www.youtube.com

→第一印象:4.0(5点満点)

個別楽曲については以下。内容に関するネタバレ全快になりますので、閲覧には十分ご注意ください。

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2016年8月に聴いた(2):Steve Lehman/飯田里穂/The Sachal Ensemble/Derrick Hodge/Plini/石野卓球/Motion Graphics/ALI PROJECT/Cocco/澤野弘之/RADWIMPS/Falcom Sound Team jdk/中山うり

おろろーん(特にまえがきで書きことがない遠吠え)。本文中に紹介するアルバムに関する音楽的ネタバレが含まれている場合があります。ネタバレダメ絶対な方は下の目次だけ目を通して回れ右してください。いまだに左回りしてるやつなんているの?wwwwwwwwwwww

  • 第一印象点はだいたい1.0(そっとじ)、2.0(いまいち)、2.5(ふつう)、3.0(よい)、4.0(とてもよい)、4.5(傑作)みたいなフィーリングです。×20するとBurrn!誌の点数感覚に類似です。
  • 文章中で突然個別楽曲に点数をつけだしたら、10点:傑作、3点:かなりよい、1点:なかなかよい、0点:よい・ふつう・よくない・わるい・☓☓☓です。
  • オススメ印はシェフが気まぐれているとお考えください。

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【NIHAO HAMTAI FIRST CHINESE TOUR】 MAGMA

MAGMAのDVDを買った。

http://diskunion.net/progre/ct/detail/1007130414diskunion.net

French Progressive Rockが誇る偉大なバンド、'15年中国ツアーの模様を収録した'16年Live DVDが登場!本盤は通常盤、に'15年に行われたアジア・ツアーから、同年6月中国:深圳/北京/上海3都市公演の模様を収録。同じく6月に行われた日本公演と同じ編成による'M.D.K.''Kohntarkosz''Slag Tanz'等のLive映像、中国でのChristian御大をはじめとするメンバーの様子や会場/観客の反応等をメンバー・インタヴューを織り交ぜつつ構成。日本公演でも味わえた圧巻のステージ・パフオーマンスと初上陸を果たしたバンドの貴重なドキュメントが詰まったファン必見のDVDです!!

www.youtube.com

MAGMAのDVDが出るっていうからノータイムポチリで。商品紹介とか見ませんよ。商品紹介とかネタバレじゃないですか。音楽商品の紹介とか、ネタバレしまくりじゃないですか。これが映画だったら慎重に配慮しているのに、なんで音楽はネタバレ全快なんですか。デリカシーなさすぎ!!!

というわけで、本作はドキュメンタリーです。演奏シーンはほんのすこしで、ハイライトというのは物足りないちょいすです。ほとんどは、メンバー、スタッフ、プロモーター、現地のファン、その他風景とかを撮ったものでした。

イカ、ダイジェスト。

  • KOBAIA語の歌詞が中国当局の検閲を受けるの巻
  • 不正コピー版じゃないですよ。ちゃんと正規版持っています。
  • 正しいMAGMAとの出会いかた
  • 君はトランス状態だったね
  • 毛沢東はライターが嫌いなのか?
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